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メイド喫茶とオーナーの好みとは?

やぁ、今日もいらっしゃい。

noteの記事作成をしていて困っちゃうこと。
記事というよりは、画像なんだけど。

canvaの同じテンプレを文言変えて毎回使ってる訳だけど、何故かやたらアップロードに失敗することがある。

二回以上続くとやり直しで泣けてくる。どうでもいいことだけど。


ボンボンの三代目。


S氏は色々と事業を手掛けている。

広告代理店業務や、ナイトワーク向け営業等々。
どちらかというと表立った商売というよりは裏方に徹する仕事だ。

まだ若いが、それでもそこそこ長い期間会社を運営している。

とは言っても、S氏が元々資本金を用立てて、売上を作り上げた会社というわけではない。

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もともと都市圏のビルなど、数棟のオーナーを祖父に持つS氏はその資本と人脈を余すところなく活用していた。

また、結構なマネー哲学を叩き込まれているようで、ボンボンではあるものの無駄遣いが多いというタイプでもない。

そして謙虚、無害なタイプだ。
寄らなければ接触してくることはないし、離れれば追ってくることはない。

そこまで貪欲に人と距離を詰めてくるという人種ではない。

カードゲームやフィギュアがスキ。


S氏はなかなか多趣味な事もあり、興味深いことをあれこれと事業化しては撤退したり継続したりしている。

食堂なども一瞬やっていたが、すぐに撤退していた。

一方、大手中古ゲームショップの雑貨コーナーにあるような、トレーディングカードショップやデュエルブースなどは根強いファンに支えられている。

限定フィギュアなどは、20万円くらいするようなものもスキということで購入している。この辺りの金銭感覚はなかなか常人と違いがある。

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ただ、営業的な部分だけでなく、自身でもカードゲームはスキなようでポケモンや遊戯王など有名所はある程度、デュエリストとしてもコレクターとしてもそこそこにやるようだ。

とはいえ、趣味の範囲で楽しんでいるだけのようで、基本的にはあれこれ忙しくしている印象を持つ。

人の普段の過ごし方って結構よくわからないもんだ。

丸投げ提案。


ある時、S氏から紹介が入る。
某大手パチンコ店の出入り業者であれこれと雑務をこなす会社だった。

少し頼りない二人組で、提案内容も定かでなく、それでも何か提案をしないといけないような状況。

何らか予算を吐き出すコンペか何かだったのだろう。
事情を知らせられず、放り出されるように打ち合わせをした。

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ある程度まとまったマーケティング資料と、提案商材を作成。
店舗数が多いので、単価は押さえたがそれでも毎月となるとそれなりの金額になる。

S氏とは懇意だったようで、その会社の人達の雰囲気は柔らかかった。
ただ、仲良しこよしの雰囲気が漂っていただけに居心地がいいものでもなかった。

この案件、決まってもしんどいだろうな。

そう思っていたら、結局採用されることがなかったことは記憶に新しい。
S氏とはその頃から話すようになっていた。

コンセプトカフェ開店。


ここ数年、一気に流行りを見せているコンセプトカフェ。

「特定のテーマを取り入れて全面に押し出すことで、他のカフェとの差別化が図られたカフェ」

というニュージャンルの接客店舗だ。
カフェなので、コーヒーやケーキ。軽食などが提供される。

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俗に言う「メイドカフェ」もまた「メイドをコンセプトにしたカフェ」ということで、1カテゴリという形になる。

S氏は割と早い段階で、このコンセプトカフェにビジネスチャンスありということで店舗着手を行っていた。

3店舗、近隣地域に開店して各々に推しスタッフを配置している。
そこそこに繁盛しているようだ。

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ただ、単純なメイドカフェだとありきたりということで、制服などはもちろん。
メイクをスタッフごとに使い分けることで、差別化を図る。

強い系、量産系、地雷系。

飽きられない取り組みのため一時は連日会議が行われたそう。

好みのタイプは。


S氏はというと、そういったゴテゴテしたメイド感が好きという訳ではない。
※そりゃそうか・・・

コンセプトカフェは、お客さんにとって非日常を提供する空間でもある。

だから店内はちょっとぶっ飛んでるくらいの方がインパクトも残るし、お客さんにとっても良い。

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変わっているとはいえ、飲食店は飲食店。
過度な演出がある訳でもなく、基本は紳士淑女の社交クラブ。

下衆なサービスを期待してもそれは許されないし、するべきではない。

メイドさんがいる店でちょっとおしゃべりしながらカフェタイムを楽しむ。
それ以上でもなければそれ以下でもない。

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まぁ、カフェ自体が大手チェーンが強すぎてなかなか正面から勝負するのは厳しいという背景もあるのだろう。

どうあれ、様々あるコンセプトカフェでもメイドをチョイスするのは、つまるところ需要が高いから。

自分好みを押し付けるプロダクトインではなく、顧客の需要を満たすマーケットインをベースに考えないとそれこそ長く持たない訳だ。

これから。


S氏はボンボンと言う点が先行しがちで、話すことなく知られた場合はあまりよく思われない。

話してみれば、行動力や人柄の良さはすぐわかる。

業種的な得体のしれなさが、少し人と距離が出来てしまうのかもしれない。

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とはいえ当の本人はどこ吹く風。
話せる人と話せばいいし、合う人とつるめば良い。

懐に入るのが上手なのは彼の強みだ。
コンカフェだって、一人で草案しただけのものではなく、協力者は影でいた。

裏方を好むタイプのS氏の裏方にいる人間は特によく分からない。
水面下でいろんな業種に根を張っているビジネスマンって何気に多い。

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気がついたら事業が立ち上がっていた。
というのは相当前から練られていた案が多い。

話してみないことには分からない。
だから今日も人と話す。

勉強になることだらけで結構なことだ。
Sはまだまだ新しいジャンルに手を出し、失敗しながら進んでいくのだろうと思う。

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ここまで見てくれてありがとう。
良かったらスキ・フォロー・コメントなどを残してくれると嬉しい。

明日も頑張っていこう。
それでは、また。

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