アイアン・メイデン。
やぁ、いらっしゃい。今日もご機嫌だね、いいことあったかな?
以前より、観察力的なものが上がっている気がする。
いや、そんなジロジロ見るわけじゃないんだよ。
ただ、周りのやり取りとか普段の風景で行き来する人たちを見てると、みんなにストーリーがあるなと抽象的に見る。
意味の有無より、楽しめてるか。
心のゆとり、大事。
マッチングアプリ。
マッチングビジネスが徐々に勢いを増しているね。
とある情報から、マッチングアプリの市場規模は2021年に768億円、2026年には1,657億円にまで拡大を続けると予測されているとかなんとか。
しかもこれは国内の某調査なんだけど、世界規模で考えると3兆円規模と右肩上がりの市場規模となる。
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マッチングと言っても一時代前の「出会い系サイト」みたいなものとは、一線を画したマーケティングの下に制作されている。
UI/UXも厳選され、誰でも触ればすぐ順応出来るようなユーザーファーストで丁寧なアプデを繰り返している。
マッチングと一概に言っても、最近ではビジネスでも顕著。
ごった煮のような異業種交流会とは違って、情報更新によるAI分析で適切なマッチが行われるかなども今後は期待が持てるね。
ビジネスシーンの話もまたしていきたいなぁ。
今回はそんなマッチングのお話だよ。
パパ活。
いつしか流行語とも言える勢いで使われ、日常用語にまで成長したパワーワード「パパ活」。
テクノロジーの発展から、より広い選択肢。安全な個人情報保護。分かりやすい導線。
出会いの敷居は低くなり、気軽に知り合うことが出来るようになった。
ちょっと人通りの多い繁華街なんかを見てみると、不揃いな二人組が歩いていることだって珍しくない。
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邪推かもしれないが、まぁ、それはそういうことなんだろうなと。
歩きながらふと目にしたことでも、印象に残るものは残る。
A氏は普通の事務職で働く女性社員。
元から知り合いだったけど疎遠なことってあるじゃん、ふとしたことでやりとりがあって久々にやりとりする縁ができる。
A氏は美容もファッションも、ちゃんとしてかわいい系。
決して派手なタイプではないけど人の話も聞けるし、強い自己主張もない。
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間に入って話を回すのも得意なタイプかなって印象があるね。
メッセのやりとりがあるくらいだったけど、別の友人を含めて久々に会う機会があって面白かった。
A氏は仕事をしつつ、パパ活もしているという話。
大々的に公言してきた訳でなく、とある話題からそんな話になった。
今どきそんなもん。
割と耳にすることはあるものの、まだまだマイノリティなパパ活。
自分ですることはないにしても、噂に聞くくらいなので興味は持つ者もいる。あれこれ聞くのもはばかられるが、聞ける範囲で聞きたくなるのが人情ってもんだよね。
もちろん、動機は「お金」。
堅実なタイプのA氏の用途は、消費より将来的な不安も解消する意味でも別収入を取っておきたいという考えだね。
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他によくあるお金目当てのパパ活目的としては、
・買い物
・美容、プチ整形
・学費、返済
・生活費
辺りが典型的な事例だろうね。
あとは、男に貢ぐ為とかもあるかもしんないけど、そこは外しとくよ。
増税とか物価高とか、色々あるからね。
若い女子としても稼ぎ口を模索したくもなる世の中ってこと。
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週に何回とか、パパ活ガチ勢もいる中で程々に小遣い稼ぎ感覚で活動しているA氏としては十分目的を果たせている。
ペースとしては月2~4回くらい。
お金って怖いからね、欲をかいてもっと。もっと。
ってなっていくと見えない危険領域へのボーダーラインを超えるケースもある。
ある種、ギャンブルと似たようなとこあるかもしんないね。
目的はしっかりもっておこう。
始めた理由。
A氏がパパ活をスタートした理由は特に珍しいことじゃない。
マッチングアプリで出会いを探すことは時々あったんだけど、別に彼氏が欲しいって感じでもなく単純に退屈していることが多かった。
そして、世間はコロナ禍で静まり返っていたこともあり、事務職ということから、いきなり仕事切られないかな・・・なんて心配することも。
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実際、職を失って先が見えない人って男女も年齢も問わず結構いた。
私の知り合いだって似たような環境な人、多かったよ。
コロナは多くの人々の労働環境、そして雇用マインドまで根底から覆すほど大きな問題となっていた。
私もタッチの差だったけど、固定費削減を必死にで進めていく中でコロナが始まったから遅れてたらヤバかったね。今もヤバいけど。
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そして、日本のIT化は10年進んだとも言われてる。
リモートでビジネスも教育も。そして出会いも。
目前の貧困を前に、お手軽バイトのようなパパ活。
そりゃ一定数は始めようって人も出てくるってもんだよ。
A氏も最初は不安視しながら、相手を厳選する。
候補は顔も見えるし、載せてる人は収入なんかもある程度分かる。
候補の選別に苦労はなかった。
心理戦。
パパ活相手だって、色々いる。
シンプルに食事やデートを楽しみたい人や、家庭に大事にされておらず一時の息抜きで利用する人。あわよくば狙いの人。
身の危険だって考えるのが普通の神経さ、まずは土日のデイタイムで実験がてらカフェデートで実践する。
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13~15時くらいで、1万円。カフェ代相手持ち。
そんなの払う人いんのって空気になったけど、普通にいる。
どこかに遊びに行くデートプランだと3万円など、価格設計が割高だが食事からデートのセットプランなどは2回目以降があれば組んでいく。
車移動や郊外などは避ける。
もちろん相手方にも立場があるし、選別と立ち回りを間違えなければ、基本的にトラブルが起きるなんてことにはなりづらい。
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とは言え、時々そっち目当ても出てくるのでうまく回避して、解散後ブロック。出会いの目線は大体ずれがあるので、相手のペースに乗らないことが大事。
数ヶ月と、継続していくことで何だかんだ定番パパになっていく人もいる。
時々、ランチとカフェで数万円。負担にならない範囲で活動する。
A氏はそこを徹底していることで、息の長い収入を取り続けている。
一度もトラブルはない。決して起こさず、起こさせない。これもまたプロ意識。なのかしら。
これから。
パパ活と恋愛は別軸の為、A氏もそろそろ恋愛や結婚を視野にいれたいという願望はある。
とは言え、仕事は続けないと不安だし周りも結婚したからと言って、良い環境ばかりでもない。踏ん切りがつかない気持ちで揺れている。
というより、まず相手じゃね・・と言いたくはなったけど。
いつまでもパパ活で稼げるとも考えるのも危険思考。
客観的に見て、A氏は少し現状に飽きつつも不安が薄れていると察する。
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まだいける、まだいける。
これは少し気になる懸念の状況だね。
先延ばしにして、本来「今」得られるべきチャンスを逃すこともある。
もちろん、誰にでも当てはまるので他人事じゃない。
揺れるA氏。
彼女の行き着く先はどんな結末になるのやら。
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