第4章『お金』ー自己啓発本やビジネス書を読んでも手に入らない具体案

「自己啓発本やビジネス本を何冊読んでも、肝心な「お金の悩み」に関しては何も改善しない」

自分が何十冊、何百冊と読み漁って得た結論。あまりにも悲しすぎる結論だ。自分と同じ結論を持っている人はかなり多い。

自分が読んだ書籍を具体的に挙げると、7つの習慣、稲盛和夫氏の心、生き方、夢を叶えるゾウ、金持ち父さん貧乏父さん、ユダヤ人大富豪の教え、仕事は楽しいかね、松下幸之助シリーズ、本田宗一郎氏シリーズ、豊田氏シリーズ・・・等。7つの習慣に至っては、原書までも読破。

だが、自分の生活は何も変わらなかった。本を読み終えた翌日もまたサラリーマンとして会社に通った。目の前にある仕事すら変わらなかった。プラスにならないのはまだいい。大きなマイナスを被った人もいる。「金持ち父さん貧乏父さん」で一体、何人の人が大損をしたことだろうか。

ビジネス書で手に入るのは、結局のところ「考え方」「心の在り方」「思考(マインド)」「他人の成功体験」である。

これらは確かに大事だ。心や考え方、思考が変われば行動が変わるからだ。だが、これらを『土台』と表現するならば、その土台の上に「具体策」と言う建設物を作らない限り、夢、目標が達成されることは絶対にない。肝心な「具体策」を提示していないのが自己啓発本、ビジネス書であると言える。どんな良い自己啓発本であっても、本を読み終えた後の感想はこうだ。


「何をすれば、成功者やお金持ちになれるの??」


本章では「現代のお金を稼ぐ方法」を解説する。「具体策」だ。

お金を稼ぐ方法はいくつものパターンが存在するように見えるが、実はそれほどない。約10種類に分類できると言われている。複雑な商売もよく分析すると扱う商品が違うだけだったり、組み合わせが違うだけで本質部分は同じである事が多い。

昔から存在するお金を稼ぐパターンのうち、筆者 倉田千代はどんな選択をし、どう組み合わせて、それが実現するようにどう行動を変えたのかについても紹介する。自分はサラリーマンでありながら雑誌連載1本、2冊の本を出版社から出版する流れを作り出した。結果は努力と戦略のおかげであり、やり方さえ知っていれば誰でも成せることだ。

自己啓発本、ビジネス書、最近だとオンラインサロンといった実現性と再現性の低い媒体から得た知識をどう応用したのか?とう部分に是非とも着目して欲しい。本書を読み終えたとき、あなた自身の稼ぎ方の方向性が定まることを心から願っている。

人間最初は誰もが具体案を知ることで、具体的な行動が取れるようになるものだ。今できなくてもいい。記事を読む中で、一緒に考えていこう。

※本書は約20,000文字。


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21,902字

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