完全版！学習塾の選び方。（中学生編）

北九州市で学習塾とラーニングスペース運営している岡田です。

春になると新しい事を始めたくなる時期ですよね。

私の塾の方にもこの時期には沢山の問合せがあります。

最近は比較サイトから資料請求される方が多いのですが、比較サイトの評価や順位はじつ　ぐふ！。。。。。（自粛）

今回はお子さんの性格や状況に応じた塾の選び方をご紹介します。

目指せ！トップ進学校！系集団塾に向いている生徒。

塾のチラシや看板に地域の偏差値の高い高校の名前を出し、「〇〇名合格！」と掲げているような塾です。

このような塾では、入塾に際して入塾テストがあるなどある一定以上の学力が無いと入れなかったり、入塾後も学力によってクラス分けされたりと兎に角学力重視です。

このような塾の特色として、自習時間を確保（強制）していたり宿題の量が多かったりします。

ですので、　偏差値５５以上　あり自宅や自習室で　自学できる子　でないとはいっら後に授業についていけなくなり塾に通っているのに自習しかしていない状況になっていしまいます。

塾の経営上成績の下がった生徒に辞めてもらっては困りますが、成績上位の生徒に教える時間を割くため（トップ校への合格者数を増やすため）に成績下位の生徒への対応は宿題か動画での補習（授業）になります。

だったらスタディサプリでいじゃないかと思ってしまいます。

対面型個別指導塾（1対多数）

集団塾が学校の授業のように黒板で授業するのと違い個別指導は生徒一人ひとりとテキストを介して勉強を教えます。

生徒の学力にあわせてカリキュラムを作成し、苦手な所に時間をかけたり、受けたい教科だけを選択して受けたりできることが特徴です。

個別指導塾で注意したいポイントは、先生1人が何人の生徒を同時に見ているか？という点です。

塾によって様々あり１対１とチラシや看板に書いてあっても90分の授業の間で１対１になるのは５分だけというような所もあるようです。

最近ではこのように１対多数の塾の場合、AIやタブレット学習を前面に押しています。

このような塾は偏差値は６０以下で学習意欲のある子が向いています。

理由は、AIやタブレットで学習は基礎的な所を繰り返しするものが多く、発展問題や入試問題には対応できません。

また、最近増えてきている表現や判断を問うような問題（2021年度の入試で新たに増える分野）は対応できません。

ですので、中学３年生で偏差値５０以上の高校を目指いしている生徒は避けた方がいいでしょう。

そして、１対多数ですので先生の目が行き届きにくいため、授業中にさぼろうと思えばいくらでもできます。

だから、学習意欲が無い子は難しいでしょう。

少人数制の個別指導塾（１対５以下）

少人数制の個別指導は生徒の質問時間が確保でき勉強につまづいている子や苦手科目を習いに行くには向いています。

最近では、集団塾に通ういながら苦手科目だけ個別指導塾に通う子もいるようです。

少人数制の個別指導塾は一人ひとりの学力にあわせて授業を進められる事が最大のメリットですが、授業料が高い傾向にあります。

どんな子供が向いているかというよりも子供と先生や塾の雰囲気が合っているかや、教室長（塾長）の考え方をみて判断してください。

フランチャイズでも、教室長の教え方は千差万別です。

また、少人数制であっても教える側が対応できるレベルがどの程度なのか見極める必要があります。

よくある質問で「先生は専属ですか？」とか「学生バイトですか？」ときかれますが、それは何の基準にもなりません。

学生でも教え方が上手な先生もいれば、何年も塾講師をしているのに頭が固く「とにかく覚えろ！」みたいな先生もいます。

塾のレベルを判別する方法として簡単なものは、テキストです。

テキストを制作している会社は多いですが、主に採用されている出版社は５～６社です。

ですので、どのテキストを使っているかを見ればその塾のメインターゲットが分かります。

そのテキストのレベルに合っていなければその塾は合わないでしょう。

また、テキストのレベルが低いものだけの塾はあまりいい先生がいないとみる事もできます。

要は、難しい問題は教えられないという事でしょう。

テキストは、出版社の違う３～４社を扱っていて、　定期テスト対策用（準拠）と受験用をそれぞれ２～３のレベルで用意している塾　は間違いないと思います。

まとめ

①集団塾
偏差値５５以上　あり自宅や自習室で　自学できる子

②１対多数の個別指導塾
偏差値は６０以下で学習意欲のある子
中学３年生で偏差値５０以上の高校を目指いしている生徒はNG

③少人数制の個別指導塾
子供と先生や塾の雰囲気が合っているかや、教室長（塾長）の考え方をみて判断