ちゃんと自分の仕事して、 チームワークも大切にして初めて ネトフリ見てもいいと思う(ジョブ型なら)
COMEMOのテーマ企画。いつもと題名のテイストがかなり違うんですが、中の人変わりました?
って正直思ったけれど、面白そうなので、書く!
キャッチーなタイトルですが、結構真面目な問いですね。
在宅勤務のもとでどう「自分管理」していますか?
絶対的なコモンルールがないいま、何が「良し」とされ、何は「なし」とされるのでしょうか。極端な例でいうと、平日朝からNETFLIXなどの仕事と関係のない余暇時間をつくる行為はありかなしか? という視点も。
・在宅勤務をしている方、ご自分でどのように自己管理していますか?
・きちんと成果を上げていれば、例えば仕事と関係ない動画を平日の朝から視聴していても問題ないと思いますか?
・その他、在宅勤務にかんするご意見を投稿して下さい。
私は外資で働いていて、上司はロンドンにいるイギリス人、日本チームは10人も居ない。オフィスへは3月から一度も行ってない!
完全なジョブ型の働き方です。
そのため、自分の職務は明確で、それをしっかりと進める。それが求められている。
逆に雑用はない。
以前書いたnoteはこちら。ジョブ型に移行するなら、雑用のことちゃんと考えてね!というnoteです。
ジョブ型おいての雑用の是非について書きましたが、私の場合は、職務外の仕事も大好き!
職務に直接・間接的に関係するだけでなく、勉強になるし、そもそも楽しい。
横道に逸れましたが、ジョブ型雇用か否かという論点なのかもしれないこのテーマ。
逆に、ジョブ型以外の働き方、定時があり、裁量労働でもないいわゆるメンバーシップ型であれば、朝ネトは完全にアウトだと思う。
そもそもジョブ型ってどれだけいるのだろう?
この記事では現状日本企業においてジョブ型に近い制度を導入している企業数割合を厚労省のデータを使って紹介している。
厚生労働省による19年の調査では、裁量労働制の専門型の導入企業は全体の2.3%、企画型も同0.6%にとどまる。
以下の経済産業研究所の論文では、調査対象におけるジョブ型雇用の人数の割合が述べられている。
日本の雇用システムの再構築:総論
RIETI Policy Discussion Paper Series 19-P-008
<以下、抜粋>
2019 年 5 月労働政策研究・研修機構[2018]は、従業員 100 人以上の企業を対象にし、2,260 社(企業調査)とその企業に勤める正社員、12,355 人(従業員調査)からアンケート調査の回答を得た。調査企業の中で 20.4%の企業においてジョブ型正社員がいると回答し、また、調査対象正社員の 7.1%がジョブ型正社員であると回答している。
多く見積もって、従業員の10%がジョブ型と仮定すると、残り90%の従業員は、非ジョブ型となる。
こうしてみると、この仮定が大体あっているすると、「平日朝からネトフリOKですか 」と聞かれる人の90%の人たちは、この制度下におらず、朝ネト不可だ。
ジョブ型雇用の場合、2週間で10の仕事をする、と決まっているなら初日に10の仕事を完了して残り9日間、朝と言わずずーっとネトフリ見てたって制度上OK。
ジョブ型雇用を採用するなら会社側、上司側はこのくらいのことは覚悟しておく必要がある。
期限内に成果を出しても、「1日で終わる仕事だったのに残りの日数遊ぶなんて気に入らない!」なんてことを上司が言い出すような「やわなジョブ型」だと、たぶん、いいことにはならないと思う。
ただ、求められている仕事「だけ」をするのは、最低限のラインだと思う。
パフォーマンスとしては、予想通りというか当たり前。
最低ラインの仕事「だけ」をこなすことを続けているとパフォーマンスがより高そうな人に挿げ替えられてしまう可能性がある。
なので、私の持論ですが、ジョブ型の働き方では、「チームワーク」がキーポイントになると考えている。
自分の仕事とのバランスはしっかりと考える必要はあるが、チームメンバーが忙しかったら、助けたいし、手伝いたい。
状況に応じて臨機応変に対応するのがジョブ型の真骨頂だと私は思っている。
この助け合いは、チームとしての活動を円滑にするし、自分が忙しかったら助けても貰える。
GIVE AND TAKE は忘れてはいけない。
TAKEよりもGIVEがなぜ先にあるのか?よく考える必要がある。
だから、ちゃんと自分の仕事して、チームワークも大切にして初めてネトフリ見てもいいと思う(ジョブ型なら)
この記事を読んでいただいたみなさまへ 本当にありがとうございます! 感想とか教えて貰えると嬉しいです(^-^)