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夏のマスクで好感度アップもいいけど、「マスクの本分」はそこじゃなくない?

分かるよ、私だって切実に好感度はアップしたいって思う…でも感染を防ぐのが「マスクの本分」だと思うのは私だけだろうか?

マスクの本分を達成した上で、快適さや好感度アップがあるのだとしたらそれで良いと思うが、この記事の本分に出てくる「コロナ」という文字列の登場回数は、2回ですからね、2回…

コロナ下で2度目の夏がめぐってきた。多くのビジネスパーソンの悩みの種が炎天下でのマスク着用だ。蒸れやすい季節を快適に過ごせるマスクを選びたい。機能面だけではなく、丸顔、面長など自分の顔に似合うマスクを着ければ好感度もアップする。

確かに、夏のマスクは辛い。

私は、100%在宅勤務ではあるものの、食材を買いに近所のスーパーにお昼間に行くときなど外出するのですが、そんなちょっとした時ですら、マスクを着用するのは辛い。

もちろん、そのマスクがより快適であるなら本当に素晴らしいことです。

ただ、前置きに「夏の快適マスク」の基本性能、フィルター部分の話を前段において欲しかった。やっぱり、そこ在りきの話にして欲しかった。

その上でなら、少なくとも私は受け入れやすかった…
(ユニ・チャームの方は、OKだったのだろうか?)

快適さも勿論大切だと思うけれど、やはり私はマスクとしての役割を果たしているのか否かが一番気になるんです、どうしても。

なので、快適マスクを推されても、顔に会ったマスクを選ぼうと言われても、小顔に見えるマスクだとお勧めされても、肌の色に合わせたマスクの色を選ぶと印象が良くなると言われても、私には何にも刺さらないんです。

そこじゃ、ないじゃん?

って、速攻で私の中で声がしてくるんです。

そして、ビジネスシーンにおけるマスクのマナーの話なんてなおさら私にとっては二の次、三の次の内容なんです。

飛沫を飛ばさないようにしっかりと着用するなんて当然だし、ビジネスシーンでドクロ柄や奇抜な柄は避けた方が無難だなんてことは聞かなくても分かるし、マスクして声が通らないから発声練習すれば良くなるなんて言われても苦笑だし、ビジネスの場でマスクとフェイスシールドを適切に使い分けられるよう心がけましょうって言われても在宅ワークしようよって思うし、会食事に気を付けるポイントは?って、会食やめよ~よってまず思うし、マスクを畳んで他の人の目に入らない場所に置くのがスマートだろうけど、そこ?って思ってしまう。

快適なマスクの話も、ビジネスマナーとしてのマスクの話も、都内感染者が過去最高となった今となっては、マスクして会社に行かなくて良いようにするのを各企業が考えるのが先決だし、お客様には直接会いたいけどそこはWeb会議にした方がいいし、会食は控えるのが現状に即していると思うんですよね。

出社しなくてはいけない人、お客様のところへ行かなくてはいけない人、百歩譲って会食しなくてはいけない人が居るのは分かりますが、ビジネスを円滑に進めるためにマスクがあるわけではなく、新型コロナウイルスの感染を防ぐところにマスクの本分があると思うんですよね。


#日経COMEMO #NIKKEI #マスクの本分 #感染を防ぐ #リモートにしよ  

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