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エッセイ:ぜんぶ

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愛犬の話、ニューヨークの話、ランニングの話などなど、その時々の気になったことをつらづらと書いています。
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2023年1月の記事一覧

良心のあるサイコパス

NY公立図書館から日本語の紙の本を無料で借りれることを知って約2ヶ月。 我慢していたものを解禁した途端、中毒的に摂取していまう現象が起こったみたいで、2日で1冊小説を読了するペースで、読み漁った。 小池真理子(題名:神よ憐れみたまえ)、林真理子(8050)、伊坂幸太郎(ペッパーズゴースト)、斎藤究(テスカポリトカ)、山田詠美(血も涙もある)等、凡そ20冊程度、昔から好きだった作家の本、話題の本、題名に惹かれて手に取った本を一気に読んだ。 結果、一番、頭に残ったのは、、、、

正しい道かどうかなんて、振り返った時にしか分からない。

自分で進むべき道の決定権を持ったのはいつぐらいからだろう? まぁ、幼稚園でどの子と仲良くなりたい、とか、中学校でどの部活に入ろうとかも、自分の意志(意思)が関わってくるけど、それは、歩いている道の途中で、何を食べようかな?何を飲もうかな?ぐらいの選択だろう。 生まれてから、義務教育までは、ほぼ親が決めた道だろう。 そうなると、高校という受験が関わるあたりから、自分で決めた道を進むことになるのだろうか? うーむ、それでもまだ、親の庇護の元で生きている時点で、自分で決めて、自

決めつけなくて良いじゃない?

くるみ(我が家の愛犬、女の子、現在19ヶ月。詳細はこちらから↓)と迎えた2度目の年末年始。 思えば去年のくるみは、まだ6ヶ月のパピー(仔犬)であった。それが今では、立派な成犬。人間に比べると、1年でハタチ、成人になるみたいなものだ。 それにしても・・・同じ犬とは思えないぐらい性格が変わった。 うちで引き取った生後2ヶ月のくるみのお転婆というかヤンチャぶりは、モンスター級。甘噛みプリンセスで、パピーの可愛いルックスを持っていなければ、誰も耐えられないレベルの猛獣ぶりであっ

気がつけば大晦日

近所の図書館で日本語の紙の本を借りるようになってから(その経緯はこちらから↓)、すっかり、執筆回数が減ってしまった。つまり、執筆する時間があれば、本を貪り読んでいるって状態である。 それはまるで、ダイエットのリバウンドや、抜けられた麻薬に、またハマってしまうのと似ているような。それって、ヤバい? いや、でも、決めた。私は、この先もずーっと、紙の本中毒者として生きるわ。それが私の人生の幸せだとすれば良いじゃない。 と、そんなことが分かっただけでも、2022年は意味のある年で