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【#51】過度に共感してしまう。それってHSPかも?

1、HSPって一体何??

皆さんは、他人の感情に過度に共感しすぎてしまうことはありませんか?

友人の悲しみや同僚のストレスを感じ取って、自分自身もその感情に引きずられてしまうことがあるとしたら、それはHSP(Highly Sensitive Person)の特徴かもしれません。

HSPとは、「非常に感受性の高い人」を指す言葉で、心理学者エレイン・N・アーロンが提唱した概念です。

HSPの人々は、通常の人よりも深く情報を処理し、感情や感覚に対して非常に敏感です。この特性は生まれつきのものであり、全人口の約15〜20%、つまり5人に1人程度の割合で該当するとされています。

HSPの人は、他人の感情や状況に対して鋭敏に反応します。

たとえば、友人が悲しんでいるとき、その悲しみをまるで自分のことのように感じ取ってしまうことがあります。

この共感力の高さは人間関係において非常に貴重な資質です。一方で自分自身を疲弊させる原因にもなりかねません。

他人の感情に同調しすぎることで、自分の感情を見失ったり、ストレスを抱え込みやすくなったりするのです。


2、HSPの特徴4選

HSPの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

1. 深い感情の処理
些細なことでも深く考え、感情的に反応します。

2. 感覚の鋭敏さ
音や光、匂いなどに対して敏感に反応することがあります。

3. 共感能力の高さ
他人の感情を自分のことのように感じ取ります。

4. 過度の刺激に対する反応
混雑した場所や騒がしい環境でストレスを感じやすいです。

HSPであることに気づいた場合、自己管理の方法を学ぶことが重要です。

次の章から、今日からすぐに実践できる対処法についてお話ししていきます。


3、今日からできる対処法5選

対処法は以下の5選を紹介します。

自分に合った方法を模索しながら、ぜひ試してみてください!

1. 自分の感情を認識する
「他人の感情に引きずられている」と感じたら、一度立ち止まるクセをつけると効果的です。深呼吸をしたり、今の感情を書き出して俯瞰したりして自分の感情に集中します。これは自分の感情と他人の感情を区別するための練習になります。

2. 感情の境界を設ける
他人の問題に対して過度に巻き込まれないよう、心の中で「ここからは自分の問題ではない」と線を引くことを意識しましょう。
「コントロールできないことを、どうにかしようとしない」
「定量を動かそうとするのではなく、変量を動かす」

このような心持ちで物事を捉えていきましょう!

3. リラックスできる環境を作る
自分だけのリラックスできるスペースを確保し、過度の刺激から離れる時間を持ちましょう。静かな音楽を聴いたり、好きな本を読んだりすることで心を落ち着けることができます。

4. 適度な運動を取り入れる
軽い運動はストレスを軽減し、気持ちをリフレッシュさせます。
散歩やヨガなど、自分に合った方法で体を動かしましょう。
僕はジムに通って筋トレをしています。
以前よりも重量を扱えるようになったり、視覚的に筋肉がついたと感じた時は非常に達成感があります。
軽い運動ではないかもしれませんが…(笑)

5. 自己ケアを優先する
毎日少しでも自分のための時間を取り、趣味やリラクゼーションを楽しむことで、心身のバランスを保つことができます。
個人的には、ツーリングやお笑い鑑賞、ラジオなどが趣味です。
インドアとアウトドアの趣味両者とも、うまく取り入れるすることができれば、リフレッシュの幅が広がると思います!


4、さいごに

HSPであることは、決してネガティブなことではありません。

むしろ、その高い共感能力や感受性は、他人を理解し、助けるメリットになります。

しかし、自分自身の健康と幸福を守るためには、適切な対処法を学び、自分自身を大切にすることが不可欠です。

自分の特性を理解し、受け入れることで、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

もし、過度に相手に共感してしまう自分に悩んでいるならば、それはHSPの特徴かもしれません。

そして、それを知ることで、自分自身の感情や行動に対して新しい視点を持つことができると思います。

今日からすぐにできる対策を取り入れて、より健やかな日々を過ごしてみてください!

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