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vol.123 Utulensで久屋大通散策

名古屋の大通りの一つ、久屋大通を散策しながら購入したばかりのUtulensをつけて散策してきました。

フィルムシミュレーションはクラシックネガでほぼ撮ってます。

綺麗な大通りの一本裏路地。
平成の残り香が漂う路地があちこちに点在しています。

さすがのF16という被写界深度でも手前の葉っぱはボケていますね。
なんとなくこういう写真ってなにも分からず適当にシャッター切ってた頃を思い出します。

filmが高騰する中でなかなか昭和の香りのするフィルムスナップはお財布に痛いですが、6000円のUtulensとフィルムシミュレーションのクラシックネガ、そしてAPS-Cフォーマットのセンサーサイズが昔懐かしいノスタルジックな一枚に仕上げてくれている気がします。

普段は撮らない写真もカメラを向けてシャッターを押すだけ。
デジタルの恩恵で撮影枚数を気にしなくてもいい。
この2つが揃うだけで人はこんなにもシャッターを軽やかに切る事が出来るんだなと感じ入ります。

反射する自分たちを撮る二人、駆け抜けるサラリーマン、そして撮る自分。
何気ない日常は何気ない気持ちの中で切り取られていくものですね。

真っ白な雲と青い空もUtulensとクラシックネガのおかげで30年前の何気ない一枚のようになりました。

お疲れ様。
そう言いたくなるような見事な仮眠。

誰が高いフィルムでキャベツなんて撮りますか?
今は撮らないでしょう。
でも、この写りを見ると撮りたくなるんです。
昔、学校裏にあった商店に山積みされたキャベツの箱を思い出してね。

出来ればここにチェ〇オが欲しかった、そうすれば完全なる昭和感が完成したなぁ。

写真とは異なりますが今自販機でコーラを買うと180円もするんですね。
自分が子供頃は100円が当たり前でガソリンも1Lが85円くらいでしたから物価が高くなりましたね。
あ、記憶のあるなしはともかくこれでも消費税が無い時代から生きていますのであしからず(なにがw?)

ス〇ーピーだ!!
と思って慌ててシャッターを切った。
顔に歩行者用の信号機が鑑賞してしまったけどこれはこれで面白いのでよしとする。

平日の昼下がり。
あぁ、一杯飲みたいなという誘惑。

紫色の花もクラシックネガの影響かコントラストの低いUtulensの影響かわかりませんが紫色の花がどこかに消えてしまった一枚に。
こういう一枚をローファイというのでしょうか。

Utulensで久屋大通をのっそのっそと歩きながら風の吹くまま気の向くままシャッターを切ってきました。

写りすぎない、ただ見たまんまを切り取る。
軽くて薄くてなにも考えずに持ち出し、シャッターを切る。

スマホでは出来ないカメラの魅力をもう一度教えてくれた気がします。

まだまだ、これからもUtulensを使って写真を撮ってみたいなと思えた散策でした。

では、また。

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