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vol.55 Fuji X Weeklyでfilmの色調再現

以前書いた記事でFuji X Weeklyで富士フィルム以外のフィルムの色調を再現できる事を書きました。
で、実際に各フィルムの色再現を見ていきたいと思います。

再現したのは
PORTRA800
PORTRA400
Ektar100
Velvia 2
Fuji1600
Pro400H

仕様レンズ:ヤシカコンタックス Planar50mm F1.4

撮影カメラ:X-T4

PORTRA800調

まずはPORTRA800というコダックの高級フィルムをFuji X Weeklyで再現してみました。



PORTRA800調でスナップしてみましたがどうでしょうか。
SNSで見かける色味になかなか再現できるなと思います。

PORTRA800は高級フィルムなのでこういう色味が表現できるのは写真を楽しむ上でとてもいいなと思う反面、これでさらにフィルム離れが進みそうだとも思います。

PORTRA400調

次にPORTA400を再現してみました。



PORTRA800に比べると色味が淡くて自分の好みですね。

PORTRA400は一度ばら売りしているのを買って試したことがあるのですが秋の夕暮れが似合いそうな色味でした。

Vol.39 PORTRA400で撮影してみて|hiro-緋色-|note

その時の記事はこちらです。

Ektar100調

次はEktar100を再現したものですがここまでコダックばっかりですねw

 Ektarは以前一度使ったことがあるのですが、こんな色味だったかな?
まぁ、一度しか使ったことがないので比較はできませんが色味的に面白いなと思いますね。

そしてこのフィルムも例に漏れずお高い。

Velvia 2

次はVelvia2です。なぜ、「2」なのかはわかりませんが富士のカメラにはフィルムシュミレーションでVelviaが搭載されているのですがどう違うのかも気になるところ。時間があったら比較してみようかな。
Fuji X Weeklyで見たVelvia2は自分の好みの色調だったので試してみようという軽い気持ちで試写してみました。




やっぱりVelviaなだけあって色がコッテリといいましょうか、コントラストが高いといいましょうか。
ビビッドなポートレートに一度使用してみたいですね。

ベルビアはリバーサルフィルムだけどコダックのネガフィルムよりお得なんですよね。なんか富士フイルムってやっぱりフィルムを存続する努力をしてほしい・・・。

ちなみに自分はVelvia100のほうが好みです。

FUJI1600(NATURA1600)調

廃盤になったフジフィルムの高感度フィルムNATURA1600っぽいフィルム調を再現しているらしいです。
何気にナチュラ1600って色味も好きでしたし、なによりパトローネのデザインもシンプルというか優しい感じで好きだったのを覚えています。



オリジナルのナチュラ1600はもう少し粒状感というか何かがあったような感じがしましたがまぁ、使ってたのが今から約20年前くらいなので記憶もおぼろげです。

PRO400H調

やっぱりこれは外せない。
PRO400H

21年に製造中止になりすでにデッドストックですね。

このフィルムの色味が好きなので富士フイルムがメーカー純正でフィルムシュミレーションを出してくれないかなと期待してはいます。



PRO400Hらしいでしょうか。
こちらはまだフィルムもあるので検証できなくはないのでいつかPRO400Hの検証をしてみようと思います。


まとめ

個人的にはPORTRA400とVelvia2の色味がお気に入りです。

ただ撮影中に一手間、二手間かけて設定を変えるのが少し面倒ですので後加工で色味変更できないかなと思ってます。

ただ、スナップなどはフィルムの運用と同じで今日はこのフィルム(調)の気分だからと最初に決めてしまえばあまり悩まなくて済みそうでね。

そして、一枚撮るごとにカメラが止まるw


これさえ解決出来たらもっと気軽に使えるんですけどね。

ポートレートだとこの間が何というか、、、嫌なんですよね。この「間」でもモデルさんは表情を作ってくれているわけですし。

ということでしばらくはスナップ撮影でこの色味の写真を楽しんで行きます。

では、また。

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