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【読書メモ】こころの違和感 診察室 : しっくりこない自分と折り合いをつける方法(春日武彦)【#89】

初めての春日先生の本です。春日先生の本は面白いと聞いていたのですが、なかなか機会がなく、たまたま出会ったこの本をまずは読んでみました。

33個の心の違和感について、自分の心と折り合いをつける方法が書かれています。

焦る
生きるのがつらい
嫌なことを忘れられない
うしろめたい
運が悪い
おどおどしてしまう
傷つきやすい
期待に応えられない
気を利かせられない
現実逃避してしまう
誤解されがち
こだわってしまう
孤独に耐えきれない
嫉妬深い
死ぬのが怖い
自分を好きになれない
集中できない
素直になれない
せつない
他人を信用できない
取り返しがつかない気がする
取り越し苦労ばかりだ
人気者になれない
場違いな気がする
被害的になってしまう
不安だ
プライドが邪魔する
ぶれる
待てない
見捨てられた気分だ
ムカつくったらありゃしない
面倒くさい
劣等感に押しつぶされそうだ

目次

この中に含まれていないとしても、例えば「やる気が起きない」ときは【面倒臭い】や【集中できない】のあたりを読んでみると、何か参考になるでしょうと書かれています。うまく組み合わせながら自分の心と折り合いをつける方法を見つけられると思います。

春日先生は、カウンセラーではなくて精神科医ですから、読みながらカウンセリングを受けているというような作りではなく、それぞれについて分析的に書いてあります。プロセスとしては、読んで心が晴れる、悩み事との折り合いがつくという感じではなく、一度理屈を考えて、なるほど心の中ではそういうことが起きているのかという認識をすることで、解決方法を模索していくという感じです。

33章構成ということで、一つ一つがサラッとした内容だったのですが、次は一つのことについて深く書かれている本を選んでみようかなと思いました。

おわり


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