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【映画メモ】あの子を探して【#64】

DVDで見ました。解説とストーリーは映画.comさんより

小学校の代用教員になった13歳の女の子と迷子になった腕白坊主の生徒の姿を描いたヒューマンドラマ。監督は「上海ルージュ」のチャン・イーモウ。脚本はシー・シアンション。撮影はホウ・ヨン。音楽はサン・パオ。出演はウェイ・ミンジ、チャン・ホエクーほか。
1999年製作/106分/中国
原題または英題:一個都不能少/Not One Less
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:2000年7月1日
ストーリー
中国、河北省赤城県チェンニンパオ村にある水泉小学校。休職したカオ先生に代わって、14歳の代用教員ウェイ(ウェイ・ミンジ)がチャン村長(チャン・ジェンダ)によって教壇に立つことに。悩みの種は10歳の腕白坊主チャン・ホエクー(本人)だけだ。ある日、チャンが登校していないのに気づいたウェイが彼の家に行くと、病気の母が出てきて、チャンは家計を助けるために出稼ぎに出たと言う。ウェイはチャンを連れ戻そうとするが町を出るバス代がない。皆で協議の結果、レンガを運んで金を稼ぐことになり、生徒たちは一生懸命働いてようやくウェイを送り出す。ところが、町へ着くとチャンは行方知れずだと聞く。彼女はなけなしの金をはたいて紙と筆を買い、尋ね人のチラシを貼り出すがらちがあかない。ついに町のテレビ局に行き、涙ながらに訴えるウェイ。こうした苦難の末、ウェイはチャンと再会を果たすのだった。

https://eiga.com/movie/42094/

勝手にバッドエンドだと持っていたけれど、めちゃくちゃハッピーエンドでした。なぜバッドエンドだと思い込んでいたのか・・・

出てくる子供たちはどの子も素人をオーディションして選んだらしく、演技は全然できていませんが、みんなすごくいい笑顔で笑っています。日本の子供たちはこんな笑顔で笑えなくなっていますね。貧しい中で精いっぱい生きている感じが良かったです。

中国の農村(山奥)と都会の格差とか、まだまだ子供が大人に搾取されている感じとか、現代的な視点で見ると色々引っかかることはありますが、どこの国もこんな時期を通り過ぎてきたように思います。

子どもを道具のように思っている雑な大人も出てきますが、ちょくちょく良い大人が出てきて、子どもたちは助けられます。悪い大人ばかりでもなく、良い大人ばかりでもなく、そういう感じもリアリティがあって良かったです。

総合的に、見たら心がほっこりします。おすすめです。

おわり


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