ドラクエを大人の目線で熟考したら…
先日つぶやいた内容の解説をしていきます。
先日つぶやいた内容はコチラ⇓
余談ですが、つぶやきだと、改行が上手くできなくて、不便ですね。
・お金の稼ぎ方の基本
ドラクエでお金(G)を稼ぐには以下の方法があります。
敵(モンスター)を倒す
宝箱から手に入れる
手に入れたアイテムや装備を売る
それぞれを解説していきます。
・敵(モンスター)を倒す
フィールドやダンジョンで、エンカウントするモンスターを倒すことで、お金(G)を獲得することができます。
現実に喩えると、成果報酬と言えます。
内職の仕事をした経験がある人であれば、分かりやすいと思います。
出来上がった分が報酬に繋がるので、成果報酬になるのかなぁ?と感じます。
時間やストーリーの進行状況で、お金が手に入るのであれば、時間労働に該当しますね。
この辺りは特殊なので、ロマンシング・サガ2の国庫の増収に該当するのかな?と思います。
・宝箱から手に入れる
宝箱から手に入れるお金は、喩えるなら臨時収入ですね。
なので、ボーナスとか、宝くじに当選した、みたいな成果報酬とは異なる収入だと感じます。
ちなみに、宝箱から手に入ったアイテムは、プレゼントと喩えました。
・手に入れたアイテムや装備を売る
リメイク版などのふくろシステムの導入以降は、アイテムを売るって選択肢が少なくなりましたが、初代では道具の保持数に制限があり、預かり所に預けたり、道具屋や武具屋で売っていたのを思い出します。
お金を手にするって意味では、道具や装備を売るのは、一つの手段ですね。
現実世界でも、リサイクルショップに買取に出したり、フリマサイトに出品したり、オークションサイトに出品します。
ドラクエの世界では難しいですが、近未来的なRPGに、オークションシステムや、フリマシステムが導入されれば、ゲームの世界で、お金のやり取りが学べるようになりますね。
・目的意識
ドラクエの目的は、世界に平和を取り戻すこと。
ドラクエのナンバリングタイトルの中には、最初から世界平和の為に、旅立つ者がいない作品もありますが、最終的に世界平和を目的に物語を進めて行きます。
間違っても、大魔王を倒すことが目的ではありません。
世界に平和をもたらすことが目的なので、大魔王を倒すことは手段に過ぎません。
喩えるなら、会社を繁栄させることを目的とするなら、売上アップや、集客は手段に過ぎません。
また、結婚を目的とするなら、恋愛や出会いは手段に過ぎないのです。
・目標の大切さ
ドラクエⅡは序盤から、目標が明確になっているので、分かりやすいです。
ローラシア王子が、サマルトリア王子を仲間にする為に、あっちやこっちへ行くじゃないですか?
一見すると、何とも思わない行動ですが、プレーヤーに目標を与えて、行動させてますよね?
他のRPGではクエストと呼ばれたりもします。
クエストのように、次に結果を出す必要がある行動を目標として設定することは、仕事にも当てはまります。
喩えるなら売上を上げる為に、集客をしたり、単価を上げることです。
または、利益を上げる為に、仕入れ単価を下げたり、販売単価を上げたりと、企業努力をします。
目標を定めないのは、地図もコンパスも持たずに、別の大陸を目指す航海と同じで、ゴールも見えないし、何をするべきか分からなくなります。
ドラクエでも、町の人の話を聞かずに、どんどん進んでいくと、フラグを立てれず、進めなくなったり、次にどこへ向かえば良いのか、わからなくなることがありました。
現代では、攻略サイトが発売日と、ほぼ同時に更新されるので、目標を持つ意識が薄れてしまいがちですが、現実世界では、何かしらの目標を持たないと、無駄に時間を浪費してしまうので、一日の始まりか、一日の終わりには、目標を決めて行動することが大切だと思ってます。
・おわりに
子供の頃のドラクエって、勇者になって大魔王を倒すってことにしか、目を向けてなかったので、視野が狭いなぁと思いますが、大人になって改めて考えると、意外と奥深く、上手く活用すれば、新人研修の資料や、人生設計のコンサルタントの資料に活用できる内容になっているのでは?と、考えさせられました。
おしまい
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