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自分にとって大切な本について

あくまでも今の自分にとって大切だなぁと思う本を紹介する。

院生のころ、大学に佐藤学先生が講演に来るということで、とりあえず買って読んだ。以後何度も読み返している一冊。授業のつくり方をどうすればいいかと悩みながら読んだのは初任の頃。今は、学校をどのような場所にしていくかという読み方になった。教師必読の書。

自分の政治の仕組みに対する理解は、基本的にはこの本による。ただ、もう10年以上経ってしまい、ズレてきている点も多い。いずれにせよ、官僚、自民党、政府という組織の関係性を知るには最適な書籍と思っている。

哲学書って憧れるけど、最後まで読めない…。そう思っていた時期が僕にもありました。木田元、鷲田清一、國分功一郎。この3人に出会うまでは。とくに、國分さんの語り口は大好き。しかし、それも努力の賜物であることをこの書籍から知った。他者理解とか、児童理解とか、「理解しよう」とするよりも、まずは自分という存在を理解していただこうとする努力をしなければならないと教えられた人生のバイブル。

チョイスが文系すぎる。

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