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秋に作る乾燥パセリ


10月。
夜の到来が早まり、頬を撫でる風に冷たさを感じる今日この頃。北海道在住である我が家の家庭菜園はそろそろ畑終いです。

枯れた胡瓜とトマトを引き抜き、最後であるサツマイモを収穫。ざっと畑を慣らし冬到来を待つのですが、畑にはまだ青々と成る香草が一つ……そう、パセリだ。

まだまだやる気満々だったパセリ

トマトや芋のように単体では食べるイメージが無いパセリ。そもそもパセリを植えたのも日々の料理に彩りを加える為であり主食として食う為では無い。

ーー正直、こんなに採れても使い道が無い。

乾燥パセリを作ろう。

大量に消費出来る気がしないパセリ、このままではただ腐るのを待つばかり。そこで、少しでも日持ちするよう乾燥させる事にした。

洗う

まずは採れたてパセリを流水で良く洗う。
一見綺麗に見えても泥や埃、虫などが付いている。現にウチのパセリにも小さなアリが付いていた。

その後はキッチンペーパーで水気を切っておく。

青々とした新鮮なパセリ

乾燥させる

次に、耐熱容器にキッチンペーパーを敷き、なるべく重ならない様にパセリを並べる。
この時、茎は出来るだけ取っておいた方が良い。
何故なら乾燥した茎は、硬く、鋭く、僕達にちっとも優しく無いからだ。

並べ終わったら、電子レンジに。
まずは600wで3分だ。

600Wで3分
レンチン後、ちょっと萎びたパセリ

二回目の乾燥

新鮮なパセリは一度のレンチン如きでは乾燥しない。
一度パセリを取り出して、濡れた耐熱容器を拭き、新しいキッチンペーパーを敷いてもう一度レンジへ。
二回目も最初と同様、600wで3分だ。

水分が出た耐熱容器、これを拭き取る

潰して粉末に

二度の乾燥を経たパセリはパサパサ。指で擦るだけで粉々になる。これを好みの大きさになるまで指で擦り潰していく。
たまに硬くなった茎が出てくるので、それは今後の安全の為に取り除く事が大事。

パリッパリになったパセリ

瓶詰め

出来上がった乾燥パセリは密閉出来る容器へと入れて保存する。大体1カ月ぐらいは保つ事が出来るらしい。
ガラスの小瓶に入れると、見た目もオシャレでお勧め。

今回のガラス瓶は百均


まとめ

手順としては
洗って拭いてレンチン、細かく崩して瓶詰め。意外と簡単。

日々の料理の彩りに使える乾燥パセリ。
バジルなんかも同じ方法でドライバジルに出来そうですね。

もしも畑に残った香草があれば、あなたも作ってみませんか?

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