見出し画像

スイートポテト作って失敗した話

秋になると色々なお店でサツマイモを使ったスイーツが並ぶ。安納芋トリュフにおさつスナック、サツマイモのケーキ。
そんな中でも俺が一番好きなのはスイートポテト。

今日はスイートポテトを自作して失敗した話をしていこうと思う。

作った過程を見ていこう

失敗の原因を探るには、まずは俺がどの様にスイートポテトを作ったのかを知る必要がある。

ーーと、言う事でスイートポテトを作った過程を記載していこう。

芋を煮る

フライパンでサツマイモを茹でる

実は俺、スイートポテトを作るのは初めてでは無い。

前回はお手軽な電子レンジを使ったのだが、水分の無いサツマイモを裏漉しするのにやたらと時間が掛かった経験から、今回はしっかり鍋で茹でる事にしたのだ。

大変だったが成功した前回のスイートポテト

芋を潰して裏漉しする

芋を蒸す事20分、竹串を刺し火が通った事を確認。皮を剥いて一口大に切る。
ここから芋を潰していくのだが、最近購入したブレンダーのお陰であっという間だった。
やはり道具ってのは大事だなと実感する。

その後は裏漉し。
裏漉しせずとも良いと書いてあるレシピもあるが、口当たりが良くなるので裏漉しはした方が良い。
手間暇掛けねば美味しい物は作れないのだよ。(失敗したが?)

水分が多い為、裏漉しは楽だった。

これが、まず一つ目の失敗だ。
確かに水分の含んだ芋は良く潰れ、裏漉しは楽だった。この時俺は水分が多過ぎた事を考慮しなければならなかったのだ。

材料を混ぜる

裏漉しした芋に材料を混ぜていく。
卵黄     1個
生クリーム  100g
砂糖                50g
バター             50g
今回は失敗した時の分量なのでお勧めはしない。

今見ると明らかに水っぽい

ここで二つ目の失敗!
芋の味は統一されて無い、その年、品種、個体によって甘さも粘りも違う。
俺は裏漉しした時点で、芋の味見をするべきだったのだ!

今年の芋は凄く甘く、砂糖は半分でも良かったと気付いたのはスイートポテトが焼き上がってからだった…。

型に入れて焼く

混ぜた材料を二つに分け、片方には抹茶を小匙2杯混ぜ込んだ。
それを一つの容器に上下に分けて入れてやる。

右は抹茶味
抹茶を入れてから
普通の方を重ねていれる

後は表面に卵黄を塗り、
200℃で10分余熱したオーブンに入れて180℃で20分焼くだけだ。

焼き上がり

どうにもプルプル感が取れず、追加で10分焼き上げる。

見た目は大丈夫そう?

「上手くいった」
ここまでは俺もそう思っていた。
しかし、型を外すと……。

パッと見は大丈夫そ?

……何かがおかしい。

良く見れば側面のクッキングシートに粘っこいポテトが張り付いている。
しかもコイツ、固いプリンみたいにフルフルと揺れていやがる!

ナイフを入れたら直ぐに分かった。
「あぁ、失敗した」ってね。

何と、切ったら自立出来ない程の柔らかさ!
全然中身が固まって無いじゃないか!?

自立出来ないスイートポテト

これだけなら、まだ誤魔化せた。
「え? 知らないの、コレは生スイートポテトって言って最近のスイーツさ!」
とでも言っておけは何とかなりそうだったが、味が甘過ぎた。

外国のお菓子並みに甘い!

まとめ

ーーと、言う事で今回の失敗の原因は。

1.芋の水分が多過ぎた
2.芋の甘さを甘く見過ぎた

この2点だと思われる。

どちらも分かった時点で修正可能だったのに……
最低限、味見はするべきだと反省。

秋のスイーツ、スイートポテト。
皆さんは是非美味しいスイートポテトを召し上がって下さい。

この記事が参加している募集

#レシピでつくってみた

4,065件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?