誕生日おめでとう

おにゃん、誕生日おめでとう。
今日で我が家に来て10年だね。

側溝の中で鳴いているおにゃんを見つけた10年前の今日はどしゃぶりの雨が降っていました。
あまりに小さくて猫の赤ちゃんってこんなに小さいのかとビックリしました。

勝手なことをしたかもしれないけれど、ほったらかしにはできませんでした。
おにゃんとクリームちゃんの2匹をタオルで包んで連れて帰りました。

上がクリームちゃん、下がおにゃんです。

弱々しく鳴いているおにゃんとクリームちゃんを動物病院に連れていき、お世話の仕方を教えてもらってその日から2匹のお世話が始まりました。

おにゃんはたくさんミルクを飲んでみるみる大きくなったけれど、クリームちゃんはなかなか大きくならず、ある日へその緒が取れたところから腸が出てしまい、慌てて病院に行きました。

「この子はもう助からないけど、どうする?連れて帰る?それともここで安楽死させる?」
お医者さんの言葉はひどく残酷なものに聞こえました。
私は迷ったけれどお医者さんにお願いしました。
連れて帰ってもどうすることもできないとわかっていたからです。
あの選択が正しかったのかどうか今になってもわからないままです。

その後、おにゃんはどんどん大きくなりました。

手のひらサイズ。
赤い首輪の子猫時代。
お腹まるだし。

いつも家族の中心にいて、我が家の一員になりました。

まだまだこれからも長い時間一緒にいられると信じています。

10歳のおにゃん。

おにゃん、お誕生日おめでとう。
これからも元気に毎日を過ごしてね。

いつも家族のみんなを癒してくれてありがとう。
心から大切に思っています。

それでは、今日はこのへんで。

いつも読んでいただいてありがとうございます。


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