箇条書きだらけの原稿、読む方は苦行
こんにちは、くろめがです。
息子が風邪をひいてしまい、てんやわんやしていましたがどうにか復活しました!(聞いてない)
さて、今回はタイトルどおり「箇条書き」についてのお話です。
ちょっと前にビジネス書界隈で流行った、箇条書きを3点にまとめるというテクニックがあります。みなさんもどこかで聞いたことありませんか?
発祥がなんの本なのかは忘れました(汗)とある企業のプレゼンテクニックだったか…そんな感じの本だったと思います。
そこから、箇条書きはひとつの要件につき3つずつにする。みたいな暗黙のルールがはびこる(?)ようになりました。
おそらく、その本の著者が言いたかったのはこういうことでしょう。
要件をつらつらダラダラ言わないで、せいぜい3つくらいにまとめようや。そんで、その3つを箇条書きにして説明したら分かりやすいでしょうよ。端的にまとめようぜ!
…ですが、このルールが流行りに流行ったせいか、こんな記事を見たことがあります。
もうね…目がチカチカしますよ。
しかも何回も同じことを書くから重複がすごいし、呪文みたいで何を読んでるのか(読まされているのか)わからなくなってきます。
話を聞きながら見るスライドならまだいいのかもしれないけれど、携帯スクロールで延々と読む方の気持ちも考えてほしいものです。
しかも、見かけたのはこの1記事だけじゃなかった…こんな怖い記事が、わりといくつも存在していました。
最近よく見る過剰に細かい見出しなんかも、これに通じるものがあるかもしれません。
必要なさそうなのにいちいち見出しがついている記事も、個人的には読みにくいなーと思ってしまいます。
そもそも、論文でもないのにここまで込み入った見出し設定が必要なら、構成がマズイです。
こんな風に入れ子型にしないと成立しないくらい重厚な記事なら、いっそのこと大きい見出しの内容ごとに記事を分けてしまったほうが分かりやすいものになるでしょう。
例えばさっきの(変な)例なら、
①くろめが氏の魅力の秘密
②くろめが氏の夫の神がかった人格の秘密
③くろめが氏の息子のかわいさの秘密、でそれぞれ別の記事にしてしまうのがいいですね。
限られたスペースで、何を伝えますか?
広告バナーに例えるとピンとくるかもしれませんが、限られたスペースを使って誰かに何かをアピールしたい場合、文字や情報の重複は基本的にご法度です。
それは、一見制限がない文章にも言えることだと思います。
たしかに、こうやって書こうと思えばいくらでも書けますから、文字数を増やせば記事は充実していくように感じます。
ただ、読むのは人間ですから、ダラダラと同じことが書いてあったら、すぐに離脱されてしまいますよね。
記事に留まって、最後まで楽しく読んでもらうことは難しいでしょう。
過剰な箇条書きは(ギャグじゃないよ!)はっきり言って、読み手にとっては苦行でしかありません。
文章を書くのは、スライドを作るのとはまた別ですから、読者が読みやすい文章になるように配慮するべきですね。
せっかく読者が目を留めてくれているのに、その貴重な時間を、ただの数字の羅列(1-1-1とかね)や重複した情報に使ってしまうのはもったいない気がしませんか?
1-1-1とかは、論文を書くときにやればいいんです。論文を書いているわけではない方は、伝えたいことを先に書きましょう。
では、今日のまとめ3つです。
①箇条書きだらけの文章は読みにくい!
②複雑な構成になるなら大見出しで内容を分ける!
③文章でも内容の重複は避ける!
箇条書きは、こんな風に使ってくださいね(笑)
それでは、またお会いしましょう。
くろめが
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