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ADHDが向いていない職業3選

ADHD兼自閉症スペクトロムの筆者が経験を元に
3つに抜粋しました。

デリバリーの配達員

実際に筆者は一日でクビになりました。

そもそもお客さんの自宅まで着くのに時間がかかる、
つまり迷子になるのです。

もちろんナビを使って良いので普通に考えれば迷子になることはありません。ただ、ナビをうまく活用できなかったのです。

理由としては原付での配達だったので、走行中にナビ(スマホ)を見れなかったことです。
ですので配達する前におおよその目処を立てたのですが、
それを覚えることに必死になって出発時間に遅れたりしました。
そこですでにロスした時間を取り戻そうと焦るのです。


その焦りにより商品を雑に扱って崩してしまったり、
届ける商品の入れ忘れも起きてしまったのです。

ADHDは物事を筋道たてて考えることが困難で注意散漫なので
地図をみて行き方を覚えるのが困難だったり、
商品の入れ忘れが起きるのです。

結果としてお客さんの自宅まで遅れたり、商品の入れ忘れなどによる
クレームが何度も来てクビになりました。

また、筆者の場合計算も苦手だったため集計金額が合わず
自腹で精算したり、おつり用の小銭のケースをなくしかけたりもしました。

ただ、運転中もナビが使えて小銭ケースでお釣りを返す必要のない
UberEatsはおすすめです!
筆者もUberEatsuをしばらくの間自転でやっていました!

飲食店のホールスタッフ

飲食店のホールスタッフがADHDに向いていないのは
典型的な例かもしれません。

まずは、オーダーを間違えることです。
お客さんはこちらのオーダーが確認できる前に次々と注文するので、
ゆっくり丁寧になんてできません。
そのため、お客さまに毎回確認する必要があります。

ここで、最終確認すれば何も問題ないじゃないかと思われがちですが、
同時に複数のタスク処理が困難なADHDにとって、ハンディーなどの
機械を扱いながら注文を聞くこと自体に不都合が生じます。

その結果、すべての注文を聞き取ることができずに
お客さんに迷惑かけることになります。

これに追加し、料理を運ぶ作業もあります。
テーブルの場所を覚えるのも一苦労。
違う料理を席に運んだりもありました。

ホールスタッフはやることがたくさんあるので
覚えながらこなすというのが基本だと思うのですが
その基本のキで苦戦してしまうのです。

単純作業の仕事

具体的な職は工場の仕分け、スーパーの裏方業務です。
これは、ADHDの飽きっぽさが関係していると思います。
次々に新しいことに興味をもっていたので、
単純作業の仕事は退屈で仕方がなかったのを覚えています。

ただ、お客さんや勤めている会社に迷惑をかけづらい仕事で
あることは間違いないでしょう。
そういう意味では、向いている仕事かもしれません。

しかし、いずれ我慢の限界になりその会社を辞めるという
行動を簡単にできるのも、ADHDの特性の我慢ができなかったり衝動生
が絡んでくるのです。

筆者の場合は、同棲した彼女がいて金銭的に苦しい時期にもかかわらず
辞めてしまいました。
彼女とは、同棲を辞めることになるまでに
発展し、彼女側のご両親とも話し合いになったりもしました。

それでも彼女にADHDへの理解があってくれたおかげで
今の筆者があります。

身近な人程にADHDの理解がなければ、
酷く生きづらい世の中だと思い込んでいたでしょう。

しかし仮に、身近な人への理解が得れなくても
ADHDに関する情報はたくさんあります。
それを自分なりに解釈し、自分に何ができるのかを考えることが
できるのもまた、ADHDの特性だと筆者は考えています。

昨日の自分と、ちがうことをする。
それだけで前向きになれるのです。






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