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山歩き ことはじめ【ザック編】

前回の「登山靴編」に続く第2弾。
今回はザックについてお話します。

こちらの記事は
・デスクワーク中心の女性会社員
・体力、普通よりチョイ低め
このような方が山歩きを始めることを想定に書きました。

・普通のリュックじゃダメなの?

リュックは持ってるから要らないかな、なんて思いませんか?

私は思いました。
普段使っているリュックで不便したことないし、
使い慣れているから、むしろこれが良いんじゃない?って。

で、その使い慣れたリュックで山へ行ったのですよ。
そして、登り始めてすぐに後悔しました。

山は山用のザックを買いましょ!

日常使いのリュックとザックの違い。
私が大きく感じたのは、背中の通気性、背負い心地です。

まず、背中の通気性について。

山用のザックは背中にフィットするけど、
蒸れにくく作られています。

私のつたない経験ではありますが、「蒸れない」というのは
山歩きではとても重要だと思っています。

なぜなら、蒸れて汗をかくとそれが汗冷えにつながるから。

汗で体が冷えてしまうと、なかなか体温が上がっていかないんですよ。
汗冷えで、年末に一度怖い思いをしました。

なので、なるべく汗をかかないように歩くことに気を付けています。

次に、背負い心地について。

山用ザックって何やら、ベルトがたくさんついているのですが、
これが本当に良い働きをしてくれます。なくてはならない。

全てを体にフィットさせると、アラ不思議!
重さの感じ方が違います。

私が一番スゴイ!と思ったのは、ウエストベルト。
少しきつめに締めると、荷物減らしたかな?というくらいの体感。

ウエストベルトはなんだかカッコ悪いと思っていたのですが、
すぐさま反省をしました。

ウエストベルトは細いものから、しっかりと厚みのあるものまで
色々ありますが、まず1つ目のザックということであれば
しっかりとした作りのものが良いと思いますよ。

どこのお店でも重りを入れて背負わせてくださるので、
気に入ったものがあれば是非背負わせてもらってください。
これも自分にしっくりくるとか、ちょっと違うとかあるので。

でも、まずはベルトの締め具合による重さの感じ方を体感してほしい!

・どのサイズを選べば良いの?

日帰り登山であれば30Lが目安ということで、これを目安に選びました。
で、購入したのは28Lのもの。

自分を律することのできる方であれば心配ありませんが、私のように
夢がどんどん広がってしまうタイプの方にはご注意いただきたいことが。

それは、
テント縦走まで妄想して「大は小を兼ねるし、大きいやつでも良いかな」
なんて思って大きいサイズを選ぶのはやめましょう。

初心者は「自力で登って、自力で降りてくる」
安全に行って帰ってこれることが全てかと思います。
今の自分に合ったものを買うことが大切です。

ザックは同じ容量でも、もの自体の重量がけっこう違うので、
色々と見て、比較して選ぶのが良いと思います。

軽いもので探しても、少し重量のあるものの方がしっくりくるなんて
こともありました。

・私のファーストザック

色々と背負わせていただき、お財布とも相談して購入した
私のファーストザックは、

カリマーのランクス28

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選定理由といたしましては、

・私の身体にナイスフィット
・お手頃価格
・ネイビー好きな私の心をムギュッ
・カリマーのロゴマークにラブ

このようなところでございます。
スマートな見た目も気に入っていますよ。

・とはいえ、結局

色々と書いてきましたが、結局一番良いのは、
店員さんのお話を聞いて、沢山のザックを見ることかと思います。

店員さんとお話しするのが苦手という方も是非、
勇気をしぼって店員さんとはお話しをしてください。

というのは、登山用品店の店員さん達は、山の楽しさはもちろん、
山の怖さもよく知っていらっしゃいます。

ですので、安易にアイテムをオススメすることはなく、
今の自分のレベルや目的に合ったものをオススメしてくださいます。
使い方も丁寧に教えてくださるので初心者には頼もしい存在です。

似合ってもないのに「よくお似合いですぅ~」なんていうような接客は
どこの登山用品店でも受けたことがありません。

山はちょっとした気の緩みが大事故につながる場合もあるので、
そういったことも考慮してくださっているのかもしれませんね。

さぁ、お気に入りのザックで山へ出かけましょーっ!
レッツ・山☆

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