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ゴールを決めて願うと言うけど紆余曲折する努力は嫌いじゃない

私の周りの人たちは、努力家が多い。

いつ寝てるの?と思うほどに何かしらのアクティブをしていて、パッシブさを感じない。

それは私が火属性のアクティブ癖だからかもしれない。類は友を呼ぶと言うが、そういったわけでみんな何かに情熱を燃やしているのだ。

私はそうして情熱を持って何かに打ち込む人を見ると、ことさら応援したくなるタチらしい。

むしろその逆で何に対してもパッシブな人はあまり得意ではない。パッシブスキルなんて、ゲームの中だけだろうと思ってさえいる。

そして自分すらもアクティブでいないと心が死んでしまうようだ。目標のために頑張れると生き生きとするし、目標が達成してしまうと燃え尽きてしまう。だから目標達成直前に振り返って次の目標を立てねばならぬ。
このめんどくささを知っているので、情熱家を応援したくなるなるのだろう。

白い子の事件の折、SNSを介して話題になったお陰で当時の私の目標が瞬時に達成してしまった時は度肝を抜かれた。言葉通り魂が抜けて、私の情熱はどこへ向けようかと悩んだものだ。

東京イモルグ(2019年2月)開催も11月末に情熱に駆られ目標を立て、大盛況に終わったがその後の情熱がくすぶっていた。すぐにでも東京へ行きたい、と言いながら8月まで引きずった。そして東京サウィン(2019年10月)も好評だった。

私の”情熱スパン”は実に面白い。だいたいが3ヶ月なのである。それ以上もそれ以下でもなく、3ヶ月ごとにクリアしていくのが私の性に合っているのだろう。

きっとこのスパンは人それぞれ違うだろう。今日はその話ではない。注目したいのは前述の例で言えば、東京イモルグを達成した2月〜東京サウィンの始動した8月までの空白期間である。

人によっては空白期間など開けずに次々とこなしたらいいではないかと仰る。ありがとう。ご明白。その通りだね。

しかし生憎、私にとって情熱を何かに捧げられない空白期間は、心が死んだように思うと同時にレアであり、超休息期である。蒸気機関のようにいつも熱く火を吹いていたら迷惑であろう。休むことも必要だ。

最近ではタイミングを見計らってじっと待つことを覚えた。じっとしていられない猫にとって、タイミングを知る西洋占星術は賜物である。そのじっと耐える期に力を蓄えておくのだ。情熱を燃やすための油を。

この空白期間に、「目標とは違うこと」を紆余曲折して努力するのは嫌いじゃない。できるだけやって、失敗すれば本番で失敗しないからだ。大きな山を登る前に小さな山を登りたいと思う効率厨である。

仮に三日坊主でもいい。やっぱり向いてないなと放り投げてもいい。その結果があるのとないのとでは判断材料として大きく関わる。

例えば掃除などは正にこれだ。「直接的に仕事には関わらないが、断捨離する」。私の場合は殆どが捨てるという選択肢だが、これを行うことによって、次の仕事が頑張れるようになる。

逆に、考えていたかと思えば何も考えない空白期間もある。ただぼーっと桜が散るのを愛でるかのように時の流れに浮くだけの夏もある。

しかし自分のタイミングを見計らって悪いことがあろうか。表皮で感じる日々の憂い、内部で鼓動する巡り行くエナジー。声聞こえるところに”カンジ”で揺れ動くこと。いや言い換えよう、「本能で感じること」は現代人にとっても重要なのではないか。

仮に誰かがゴーサインを出して、本能で危険察知していたらどうする。全て自己責任だ。つまり紆余曲折する努力も、情熱を注ぐのもすべて自分の成すべきことであって、他人から言われるものではない。

これから冬になるが、私にとって冬はまた情熱の3ヶ月になる。月イチでセミナーのテキストをリリースするだろう。その下準備としてこのノートがある。紆余曲折しつつ頑張る。

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