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MKAL2021を編む,オスカーワイルド 魔女暮らし日記 10.22.2021

次に何をやるのか、そばに積んでおかないとダメになるたちなのだ。
次に何をやったらいいのか混乱するし、目につくところにないと忘れるから。

先日、8ヶ月かけて編み上げたショール。

達成感はあったけど、それよりも今までやっていた楽しみがなくなってぽっかりと伽藍堂。

次に何をしようか、ということを伽藍堂になってから考えるのはしんどい。
だから楽しんでいる間に、次にやることを考えることにしている。

そのとき、大好きなニットアーティストのスティーブンさんが、10月からMKALというイベントをやることを知った。

M…mystery shawl
K…knit
AL…along

10月8日から編み始めて、一週間ごとに編み図が公開される、だれも完成された姿を知らない、ドキドキワクワクのミステリーな編み物、ということらしい。

10月8日に公開された動画では、ステップごとに編み方を解説されている。
再生バーを終わりに持ってくと、1週目の完成された姿が…なんだこれは。この奇抜なデザインは。
どうやって編んでいるのかまったくわからねえ。

わからないことがあるとやってみたくなる感がうずうず。
さっそくスティーブンさんのYouTubeやサイトやラベリーを確認して、必要な毛糸をピエロさんで注文。

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今回のパターンでは、中細が100g×5色。
ひとつはグラデーション糸、ひとつはモヘヤを引き揃えてみる。
これでポイント使って5000円くらい。

純毛中細毛100%(メリノウール40% 南米プンタウール60%)
・437 ロイヤルブルー
・433 ラズベリーピンク
・432 シルバーグレー
・405 スティールグレー

ユウヤケのソラ 毛(防縮ウール)100%
・113 よいやみ

Hensel(ヘンゼル)キッドモヘヤ 80%シルク20%
・23 ロイヤルブルー


このユウヤケノソラというカセ糸が綺麗すぎる。
ピンク〜紫のグラデーションを今回は選んでみたが、他にも気になる色合いが。

ひとカセ100gで千円ちょい、というのはわたしは高いと思わないほう。
海外でも単色でそのくらいするし。
100均の毛糸とは素材とグラム数が違うから。

それよりもモヘヤ20gで千円は高いな〜と思いながらも、モヘヤ使いたかったので勇気出して注文。
高いだけのことあって、ちくちくしない手触り…この毛玉は猫である…

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カセ糸は編むまでの準備が大変よね…
かせくり機ほしい。うちにはないので、手巻き。
毛糸巻きはなれたもん。

カセはばっと広げて、あとはドクターX見ながら巻き巻きしていく。一時間くらいで

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球体に進化できる。
わたし、この巻き方、好きなのよ。

そしてラベリーで編み図を購入して、スタート!
英語の編み図は暗号のようだけど、もう慣れた。
ヒエログリフよりは簡単。
それにMKALなら動画もあるので、それに照らし合わせれば初心者でも理解できると思う!

少しずつ編み進めて、今はこんな感じ。

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ほんとになに?この模様は!
綺麗すぎるやろ!
編み方としては表編みと裏編みとアイコードしかしてないのに!

まだまだ面積的には小さいし、2セクション目だから先は長い。
5000円で長く遊べるどん。

今後が楽しみ。
ちなみに、冒頭の編み終わったショールは、母用になった。

母「あったか~い。かる~い。こまか~い。これいいね~」

わたし「あげる。次の編むから」

母「いいの~?色も好き~」

で、今編んでいるカラー的には娘が奪っていきそう。
でもそれでいい。貰い先があると、次の編めるから(笑)。


今日も善い一日を。


イギリス・アイルランドの文学が大好きなわたし。
イエィツも好きだけど、アイルランドの作家、オスカー・ワイルドも好き。

何が好きって、その綺麗な文章や比喩。
そして随所にアーキタイプが出てくるところ。
グリム童話よりも柔らかく、それが表現されているのが好き。

特に、「漁夫とその魂」のなかに登場する、「魂」の話が面白いし、考えさせられる。

キャンタービル屋敷の幽霊の話もコミカルで面白い。

でもいちばん有名なのは、幸せの王子。
ぜひ英語版も読んでみて。いずれもkindle unlimitedで無料。

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