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体調不良の原因がASD/ADHDかもしれない話

昨年10月に緊急入院~
体調が安定しないという症状(※病気ではない)について、これまでにわかったことをまとめようと思う。

注意点として、これは自分が病気であるとか、こんな症状があるから辛いということを主張するものではない。
まして、可哀相に思ってほしいとか、気を付けて接してほしいという話ではない。
同じような症状者・または健常者のことをばかにするものではないこと。

目的のひとつに、単純に自分のことを整理する=綴っておきたかった。
ふたつ目に、すぐ忘れるので形で残しておきたかった。
みっつ目に、同じようなことで悩んでいる人がいたら何かヒントの一端くらいにはなるのではないかと思った。
よっつ目に、同じような症状の人との情報交換。


経緯

昨年8月頃から下腹部痛がひどくなる。
もともとお腹の病気があり、アミティーザ、マグミットなどを飲んで対処しており、これを怠るとイレウス(いわゆる腸閉塞)になる恐れありと子供の頃から言われていた。

昨年10月
呼吸困難になるほどの下腹部痛が深夜に2~3度起こる。
翌日、病院で診察時に熱発。39度近く。即入院。

昨年11月
通院。CT、レントゲンなどで臓器に異常なし。

昨年12月~1月
下腹部痛が頻発するが、入院時の痛みよりひどくないし、一時でおさまる。
からだに異常がないのになぜ?と疑問。
薬を飲みながら対処療法を続ける。

2月
薬を飲んでも薬が効かなくなる。下腹部痛は相変わらず。
眠れるが、疲れがとれない、眠い、だるい、頭痛い。

これはもしやストレスっていうやつなんでは?(※ストレスがないと思っていたのです)
主治医に紹介状を書いてもらい、心療内科を受診。

初診

初診は1時間ほど、医師と問診。たまたまだが母も同席(これが良かった)。
次々と質問に答えていく。

Q.子供の頃、母子手帳に異常ありなどありましたか?
Q.子供の頃、成績はどうでしたか?
Q.子供の頃、友達とはどんな遊びをしましたか?

など…子供の頃の話が多かった。
わたしの回答としては「ひとりで遊ぶことが多かった」「興味ある話題や遊びじゃないとできなかった」「真面目にやっているのに先生から注意されることが多かった」など。

母は、「母子手帳に異常なし」、「成績は上の上」、「ふつうに遊んでいた」などと回答。

おもしろかったのが、

Q.その服装(見た目)はいつもですか?
A.???いつもです

一瞬ハテナだったw


あとは、実際に学校中退したこと、留年したこと、就職ではなく起業を選んだ理由などを聞かれて、答えた。

そこで医師の見立ては、
・発達障害の検査をうけること
・不安障害の薬を処方すること

となった。


検査

3月
心理士(カウンセラー)と一緒に発達障害の検査。
50問くらいの簡単な問いに対して、「そう思う」「そう思わない」という回答をする。

筆記回答はすぐに終了し、カウンセラーと会話しながら問診。

・数字が絵に見えるので、計算が苦手であること
・風景、風の匂い、土の味(食べたことないけど)、植物の気持ち、人間が嘘をついているかどうかが、瞬時に自分の中へ入ってくること
・そうなった時の発散方法として、文章を書くこと
・予想や計画からはずれると、混乱して大声で叫んでしまう・または固まってしまうこと
・テレビや映画などじっと見ていられず、手を動かしてしまうこと
・寝ると記憶がないので常にメモ(Googleカレンダー)をしていること
・子供の頃から毎日どこかしら体調不良(頭、お腹、眠いなど)
・ひとつのことに集中するとその他を忘れて取り組み続けること(研究肌)
・運動(特に球技)が苦手なこと
・話がうまく伝わらない(話が長い、わたしが思ったのと違う受け取り方をされる)
・人の話を聞くことができず、遮りはしないが、意識ここにあらず。
・自分が決めたルールやルーティンに反すると落ち着かないこと
・子供の頃、嫌味やいじめらてれも気付かずに、普通に友達として相手に接していたこと(嫌い、と言われて初めて自覚した)
・男女の差がよくわからない。というか男がいい、と思っていること。


などを話した。

診断

4月
結果、「ASD+ADHD」という診断で、発達障害者だったことがわかった。
※ASD…自閉スペクトラム、アスペルガー症候群
※ADHD…注意欠如・多動症

社会福祉の話を、保健士さんからされる。

今はここまで


わかったこと

・わたしはIQで努力して社会性に合わせていたこと
…みんなが何かしら不得意があるのだから、わたしも頑張って周囲に合わせよう!変だ、違っている、と思われないようにしよう!と全く自覚なく、無意識にやっていたようだ。そりゃストレスも多かろう。

・男性脳だったんだな。

・長年の謎がとけた。もっと早く受診すれば、こんなに苦労しなかったのにな。

ずっと、受診できなかったのは、「そんなこと言ったら誰でも発達障害」と言われてきたせいもある。


今後について

・体調不良の原因が、発達障害の知覚過敏かもしれないこと。これを緩和する方法を探す。自分で調べた範囲では、ビタミンサプリ、たんぱく質の摂取、糖質を抑えることで緩和するようだ。


コミュニケーションは、わたしが気を付ければよくて。
メモとったり、言葉を正しく使ったりなど、今までとなんらかわらない。

そもそも診断が出されたからといって「個性」であって。
(ASDには治療はないけれども)直そうとか、ダメだとか思ってはないんだよね。

もともと超ポジティブ人間(というか嫌味に気付かないし、寝たら忘れる)という特性は最強なのでは??とも思う。

そしてわたしはたまたま自らを悟って、「社会では働けないよなー」「自由にならんと落ち着かんしなー」と起業して仕事ができているけれど、(現代に適応できているけれど)

できれば古代に生まれておけば、知覚過敏で占いや霊感も役に立ったのだろうな、立派な仕事?ができたかもしれないなと思うのであった(笑)。


引き続き、体調不良をメインに対処のしかたや心理療法などを続けていく予定。


かもしれない人向け



「多様性」の進化選択をした人間だから「多様」であっていいんです、という話が納得した。


まとめ

体調不良の原因が、臓器の問題ではなくまさか脳の問題だとは思ってもなく。
そして自覚はなかったけどストレスがかかっていたようで。

同じような症状でお悩みのかたは、参考になるかわからないけれど、内科でわからないこともあるかもしれないよ。

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