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六芒星小儀式をやってみた結果と考察。やり方。

六芒星小儀式は、先に書いた五芒星小儀式と同じように、黄金の夜明け団(GD)の魔術体系の中で、必須学習科目である。大事な儀式の冒頭に、場を祓い清浄化したあと、諸惑星の力を召喚あるいは追儺するという目的で行われることが多い。ここでは、六芒星小儀式のやり方と、実際にわたしがやってみた結果と考察を記していく。

断っておくが、瞑想以外では、六芒星小儀式だけを行うことはあまり聞かないので、だいたいが五芒星小儀式とセットで行われる。そのため、五芒星小儀式ができる人前提ということで、話を進めていく。

六芒星小儀式とは?

一筆書き六芒星の中央と頂点に惑星を配置し(一筆書きではない六芒星ではやり方が異なる)、惑星のエネルギーを召喚したり退去させるものである。

一般的に、儀式にて以下の順序で行われることが多い。

1.五芒星小儀式(召喚)
2.六芒星小儀式(召喚)
(3.蛇を纏いし心臓の儀式や火と水の浄化、右周行など)
――本儀式――
(火と水の浄化、左周行など)
1.五芒星小儀式(退去・追儺)
2.六芒星小儀式(退去・追儺)

あるいは、開会も閉会も退去・追儺で行われることもある。開会で召喚したものは閉会では必ず退去させること。

六芒星小儀式やってみた考察

六芒星小儀式は、召喚魔術の儀式で使われることが多い。惑星、四大精霊、天使、悪魔、神々などを祭壇や魔法円に召喚(あるいは喚起)する時、五芒星小儀式だけで十分にイメージできればいいのだが、足りない、もっと鮮明にイメージしたい場合には六芒星小儀式をすることが多い。

もちろん視覚化としては五芒星小儀式だけでも十分に成されるのだが、六芒星小儀式や蛇を纏いし心臓もやると、自然的な観念・死生観などもこみ上げてくるため、自分がただの肉体としてではなく、ケテルやコクマーから流出したエネルギー体であることを感じることができる。

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