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ハーブの新芽,ボリジ,エルダー 魔女暮らし日記 3.25.2022

魔女畑では、ハーブの新芽が顔を出し始めている。

魔女畑…
わたくし魔女蜜猫が、魔術道具や儀式にこだわるあまり、原料のハーブを無農薬・月の暦栽培している畑。

つい先週までは冬の匂いがしていたのに、あたたかい日が続いたせいか、今週はむんっとする匂いがする。
これは冬眠から目覚めた植物が呼吸する匂いだろうか。

ヨーロッパのハーブは、厳しい冬のあいだは地中で根だけを生かす。
毎年、地上部が枯れるので心配になるのだが、春になると根元から小さな赤ちゃん芽がでてくるのだ。

魔女の暦では、冬は闇の季節にあたり、すべての生き物は活動を停止するかのようだ。
それは、春から収穫までの光の季節の準備をするかのようであるし、単純に現実を生き抜くための進化形態だろう。

魔女の「冬は死ぬ」思想を伝える際に、現代人はイメージがしづらいという。
スーパーに行けば旬でなくとも野菜が並ぶし、花屋にも冬の花が並ぶし、逆にクリスマスや正月が煌びやかだから、本来の闇の季節がわからないのだ。

しかし、畑をやると植物は冬に枯れる。
寒さと日照不足によって、雑草でさえもはえてこないし、虫もいない。
ファーマーにとっては、今がチャンスとばかりに雑草を取ったり土を耕したりする。
それが一番大事な作業なのだ。

そんな中でも元気なのが、秋に種まきをした一年草は花を咲かせている。

こちらボリジ。

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調子に乗ってたくさん植えたが、ほとんど花を収穫できずにいるので、きっと来年もまた零れ種で増えそうな気配だ。
すえおそろしや。

冬の間に、こんなカラフルがあるとうきうきする。
隣ではトマトが枯れているが、ボリジの葉はこのような緑で、窒素がいっぱい。

茂った葉も少し刈り取り、細かくして土の上に撒くとよい肥料になる。
みみず、がんばれ!

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こちらはローズマリーの花。
白くてかわいい。

冬の間は雪が積もるので、水やりは必要ない。
もともとハーブはそんなに水をやらなくても大丈夫なのでらくちん。
(鉢植えはお水は必要よ!)

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こちらはモナルダ。
雑草並みの新芽が次々と出てきてる…

もうこの時点で間引きしないと大変なことになりそう。

モナルダの花は肥料をやらないとまったく咲かないので、伸びてきたらリン系の肥料をあげないと。

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木の新芽もでてる。
こちらはエルダーの木。

うちでは鉢植えにしているのだけど、それでもちゃんと大きく成長中。


これらのハーブは、主に満月で収穫をして、乾燥させる。
その後、このようにマジカルな道具に加工する。

今の時期は、春の環境と人間関係の変化でこちらのハーブパウダーが人気。


昨日のYouTube生放送でも話題になったが、

ホロスコープ的に、気持ちがふわふわしがちな4~5月なので。
「地に足をつける」意味でも、畑仕事にいそしもうと思う、蜜猫であったー。


今日も善い一日を。

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