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半導体を追う2位集団は混戦模様


きょうは調整色を強めた半導体に代わる「2位集団」の追い上げを感じさせる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。


① 半導体銘柄に過熱警戒

足元の半導体株の調整が長引くようなら、一転して相場全体の押し下げ役になりうる。米ウェドブッシュ証券のアナリスト、マシュー・ブライソン氏は「今後のAI需要の時期と規模を正確に予測するのは難しい。エヌビディアがAIのハードウエア供給で重要な役割を果たすというコンセンサス(共通認識)はある。それでも評価は困難であり株価に大きな変動が生じている」と指摘する。
短期的な過熱感を理由とした調整は一時的との見方も多い。野村証券の村山誠シニア・ストラテジストは「AI向け半導体は供給が足りない状況が続いており、シリコンサイクル(半導体市況)も上向いている。長期的な株価の上昇トレンドはまだ続くだろう」と指摘する。

日本経済新聞

急ピッチで上昇してきた半導体関連株もさすがに小休止☕️ この調整が長引くのか、それとも一時的なものなのか? AIに欠かせない重要性は揺るがにゃいものの、先を見通すのは困難という声もあれば、まだまだ足りてにゃいから大丈夫という声も🤔
単独トップで走る半導体のペースが落ちてきたところで、その背中を追う「2位集団」が追い上げをはかる構図が鮮明ににゃってきたにゃ⏬

② 賃上げ期待、小売株に買い

市場では今春の賃上げ率は2023年の3.6%(厚生労働省統計)を超えるとの見方が強まっている。アイザワ証券の三井郁男ファンドマネージャーは「企業収益が堅調な中、持続的な賃上げが定着し、今後の国内の個人消費が強くなるとの期待がある」と指摘する。
日銀のマイナス金利解除を含む政策正常化への思惑から、為替が円高・ドル安方向に振れやすくなっていることも追い風だ。T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジストは「円高圧力のかかりやすい中で内需株を選好する動きがみられるほか、足元まで急騰していたセクターから出遅れ感のある銘柄への資金シフトもある」との見方を示していた。

日本経済新聞

2位集団の筆頭候補が「内需株」。全体的にさえにゃい中でもMonotaROが5%上昇するなど出遅れていた主力株が追い上げ💨 円高メリットのある製紙系も最近上昇が目立つにゃ。賃上げ動向も今のところ堅調で実質賃金も6 月くらいにはプラスににゃるんじゃにゃいかという期待も出始めてるから、年初からの株価の上昇幅が相対的に小さいところはチャンス到来かもにゃ😼

③ 設備投資9.3%増見通し

設備投資の増加幅は1~3月期としては14年同期の9.9%増以来の大きさだった。23年同期の8.6%増を上回った。
製造業は11.6%増、非製造業は8.3%増と、ともにプラスを確保する。

日本経済新聞

EV関連を中心に設備投資の見通しも良好⭕️ 増加幅も10年ぶりの大きさで製造業に限らず、非製造業でも投資意欲は大きいにゃ💪 機械や電気機器などの黒子的な銘柄も2位集団を引っ張っていく存在として期待できそうにゃ。ただ、設備投資意欲はあっても人手不足でにゃかにゃか進まにゃいっていうケースも出始めてるから、予期せぬ下振れには注意が必要かもにゃ😾

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