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年末にかけて曇りのち晴れ?


1Q決算シーズンの前哨戦が始まって、強弱まちまちな曇りみたいな感じだけど、年末にかけてまた晴れ間が出てきそうな雰囲気を感じさせる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。


① 小売り、業績拡大に陰り 3~5月営業益7%増

ただ訪日客向けを除けば、消費全体は力強さを欠く。厚生労働省の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、物価変動を考慮した実質賃金は5月まで過去最長の26カ月連続マイナスとなった。物価上昇に給与の伸びが追いつかず、消費の弱さにつながっている。
店舗で働く人手も不足するなど、小売業界を取り巻く環境は厳しくなっている。各社の経営戦略が重要になっており、岡三証券の金森淳一シニアアナリストは「販売促進策の巧拙で企業間の格差が開き始めている」と指摘する。

日本経済新聞

これはある程度織り込み済み? それとも値上げ祭りの終了を予告するもの? インフレ下で小売り全般の収益が改善してきた中、イオンが減益とにゃった一方でユニクロは増益と見事に明暗が分かれカタチに。この辺の潮目の変化を嗅ぎつけるのが、BtoCセクターの難しいところ。ワークマンみたいに一旦見放されるとしばらく放置されてしまう傾向もあるから、小売りセクターに関しては今はかなり見極めが難しくにゃってきてる局面と言えそうですにゃ😾


② 日本株「業績相場」占う 最高値一転、下げ幅今年最大

米国では5月は上方修正が相次いだが徐々に割合が減り、7月はマイナスに転落した。欧州も6月末からマイナスで、下方修正が優勢だ。相対的な上昇期待の高さが、海外投資家が日本株を買いに向かう手掛かりになっている。ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの吉橋諒佑ポートフォリオ・ストラテジストは「日本は主要地域で業績見通しが唯一上振れしている。相対的な投資妙味がある」と話す。

日本経済新聞

円安効果が業績に及ぼすプラスの影響力は剥落したとは言われているものの、そもそもの目線が低く設定されてるから、やっぱり輸出産業は底堅いと言った感じかにゃ?

輸出セクターかどうかだけではにゃく、年初からの上昇について行けてにゃかった銘柄は日経平均が1000円下げたからと言って割とどこ吹く風的な感じのところが目に付くし、出遅れ銘柄を拾っておく最後のチャンスとも言えるかにゃ?


③ 米利下げ観測 マネー転機

利下げに向かうなら債務水準が大きい企業の利払い負担は和らぐ。足元では赤字でも将来期待の高い企業も買いやすくなるとして、M7からマネーの分散が起きた。中小型株で構成する株価指数ラッセル2000は11日に4%高と大幅に上昇。不動産投資信託(REIT)も買われた。
ニッセイアセットマネジメントの村上力上席運用部長は「米国では住宅は慢性的に不足しており、利下げで住宅ローン金利が下がれば、需要が高まる」と不動産関連を有望視する。上昇する銘柄の裾野が広がり、24年末までにS&P500種株価指数は足元より7%高い6000をつける可能性があるとみる。

日本経済新聞

そんな中で注目されるのは🇺🇸で起きつつある中小型株ターンが🇯🇵でも起こるかどうか。ちらっとグロースは上昇の気配を見せているけど、果たしてその持続力やいかに。

で、さっきの記事で指摘されてた円安効果による業績の上振れ期待と、この記事で言及されてる🇺🇸の住宅市況が好転する期待。これらふたつの恩恵を受けれそうにゃ銘柄のひとつが、小型建機を手がける「竹内製作所」😼 こものところ株価は軟調に推移してたけど12日の決算では大幅な増益に⤴️ 円安と住宅市場の回復が合わさればさらに…という想像は難くにゃいにゃ。ちょっとマークしておきたいですにゃ。

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