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とりあえずおさえておきたい視点・論点


きょうは当面抑えておきたい視点・論点、データがいくつかあったので紹介するにゃ。


① 量子計算機で新会社 富士通・日立など10社参画

冷却原子方式は超電導方式より量子ビットの安定性が高く、複雑な計算に対応する量子コンピューターの大規模化にも優位とされる。一方、多くの企業が将来の活用を見据えた研究を始めている超電導方式に比べ実用化への取り組みでは後れを取る。超電導方式と同様、計算時に生じるエラーの克服など技術的な課題も残る。
ボストン・コンサルティング・グループは、技術が成熟する35年ごろに量子コンピューターは最大で8500億ドル(約130兆円)の経済価値を生み出すと予測する。米企業も30年前後に高性能の量子コンピューターの実現を掲げている。

日本経済新聞

市場は生成AIで盛り上がっているけれど、その次にゃのか同時にくるのかわからにゃいけど、量子コンピューターも抑えておきたいテーマですにゃ🧑‍💻 スパコンで1万年かかる問題を3分で解いてしまうという夢のマシン。それこそAIと融合したらとんでもにゃいことににゃりそうにゃ😹 いま主流とにゃってるのは「超伝導方式」ってやつにゃんだけど「冷却原子方式」の方は日本の分子科学研究所が独自の技術で実現してやや日本がリード? 10年後には130兆円の経済効果が期待できるそうにゃので、今から関連銘柄を仕込んでおくのもいいかもですにゃ☝️


② AI・半導体、世界株底上げ エヌビディア相場が波及

米国の職業を対象にした米ゴールドマン・サックスの推計によれば、AIは全体で業務の4分の1を自動化する可能性がある。AIの利用拡大に伴って生産性は向上し、世界の国内総生産(GDP)を7%押し上げる効果が見込まれるという。
米マッキンゼー・アンド・カンパニーは生成AIが世界経済に年間で2.6兆~4.4兆ドルの価値をもたらす可能性があると分析する。英国のGDPに匹敵する大きさだ。

日本経済新聞

生成AIのすごさはあまねく広まって革命を起こしそうにゃことは想像に難くにゃいけど、具体的な数字でおさえておくと…

  • 業務全体の4分の1を自動化

  • 世界のGDPを7%押し上げ

  • 2.6兆〜4.4兆ドル(🇬🇧のGDPに匹敵)の経済効果

こう考えると今のNVIDIA旋風もまだまだ序の口? ただ流石に日本のNVIDIA三兄弟に今から手を出すのは怖いから、生成AIを軸にしてその周辺でまだ出遅れてる銘柄を探り当てていきたいものですにゃ😼


③ 【Market Beat】日本株、最高値持続の条件

東京海上アセットマネジメントの平山賢一チーフストラテジストは日本株をみていく上で「日銀ショックに注意すべきだ」と警鐘を鳴らす。
今回の歴史的株高は米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の来日、東京証券取引所による低PBR是正の要請などが重なった23年春から始まった。平山氏は起点をもう少し遡り、配当込みベースの東証株価指数(TOPIX)がバブル期高値を超えた21年とみる。TOPIXを米S&P500種株価指数で割った日米相対株価が底を入れ、日本株の劣後に歯止めがかかった年でもある。
21年は欧米で急激なインフレが進み、一時的と静観していた中央銀行が引き締めへの転換を迫られた。「(金融緩和が株価を支える)『中銀プット』をなげうった欧米に対して日本は主要市場で唯一残っている国。日本株の立ち位置はこの状況が続くかどうかで変わってくる」(平山氏)

日本経済新聞(26日付)

日経平均がバブル期の高値を更新して沸き立つ日本市場🇯🇵 TOPIXは未だ更新ならずだけど、配当込みベースではすでに2021年に超えていたんですにゃ😲 その時期に何があったかというと、世界で猛威をふるったインフレに対応するために各国の中銀がいっせいに金利を引き上げ始めた年。対する日本は唯一、マイナス金利を維持。世界的にみてもレアになった緩和的な市場に目をつけた海外投資家が日本にマネーを振り向け、株価上昇に弾みがついた格好。
そういった期待が前提とにゃっているだけに、日銀の政策次第で一気に潮目が変わるということもありそうにゃ🙀 とりあえず植田総裁はじめみなさんマイナス金利を解除しても緩和的な状況は続くと言ってくれているので、しばらくは安心かにゃ?

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