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株高を支える3本柱


きょうは今の株高を支えている3本柱がわかる記事があったので紹介するにゃ。


① 「来期も1割増益」投資呼ぶ 日経平均2日連続最高値

第一生命経済研究所の嶌峰義清常務は「すでに来期の増益を完全に織り込んでしまった水準にある。前提である米景気の粘り強さが保たれるかが重要だ」と指摘する。
(中略)
24年3月期の会社予想が最終黒字で証券会社3社以上のアナリスト予想がある約430社(変則決算や金融などを除く)を集計したところ、純利益の市場予想が会社予想を上回るのは主要企業の76%に当たる約320社に上る。会社予想とQUICKコンセンサス(19日時点)を比べた。
約430社の市場予想の純利益合計は前期比9%増の36兆3366億円と、会社予想を約9500億円上回る

日本経済新聞

ひとつ目はにゃんといっても増益期待⤴️ 実に76%の企業で市場予想が会社予想を上回ってて、額にして9500億円🙀 とはいえ今のPER水準で言えばまだ17倍程度だから、よっぽどこけにゃい限りはまだ大丈夫そうだけど、為替も150 円近辺で張り付いてるし、逆に上振れ余地の方に期待してしまいますにゃ😸

② 物価上昇2%目標、持続力どこまで

物価はこの先、伸びを縮めていくとの見方は多い。日本経済研究センターが18日公表した民間エコノミスト37人の予測平均では、生鮮食品除く総合の伸びは23年度が前年度比で2.80%、24年度は2.23%に縮む。25年度は1.66%と2%を割る見通しとなった。
 2月の消費者物価指数からもインフレ定着への課題が浮かんだ。2月はサービス価格が前年同月比で2.2%上昇と伸び率は1月から横ばいだった。サービス価格は賃金や国内需要に左右されやすく、日銀も動向を注視する。
 サービス価格には上昇余地が残る。ソニーフィナンシャルグループの宮嶋貴之氏のまとめではサービス140品目程度のうち、2月に前年同月比で2%超のプラスとなった品目は5割にとどまる。日本がデフレ入りする前の1992年2月は7割超だった。

日本経済新聞

ふたつ目はインフレの持続力➡️ TOPIXは名目GDPに連動すると言われてるから、物価が上がり続ければエスカレーター式に株も上がっていくはず。ここ1、2年で価格を少し上げるだけでだいぶ企業の収益って違ってくることは実感済み。来年あたりから減速する予測も出始めてるけど、この成功体験を武器ににゃんとか持続していってほしいものですにゃ😼

③ 世界、利下げモード

世界の中央銀行が金融引き締めから緩和方向にかじを切り始めた。金融政策を決める会合が相次いだ今週、日銀やトルコが利上げした一方、スイスやメキシコは利下げに転じた。金融政策が緩和に向かうとの期待がリスク資産へのマネー流入を後押しし、世界的な株高につながっている。
(中略)
背景にはインフレの鈍化がある。スイスの2月の消費者物価指数は前年同月比1.2%上昇と21年10月以来の低水準になった。FRBが利下げに転じれば、自国通貨高を避けるために雪崩を打つ可能性もある。

日本経済新聞

3つ目はアメリカが順調に利下げできるかどうか。直近のFOMC後にハト派に急転換したパウエルさんの発言の安心感が大黒柱ににゃってますにゃ。1回でも利下げ回数が減る可能性が出てきたら一気に潮目が変わっちゃいそうだからにゃんとかこの調子で行ってほしいにゃ😾

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