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第二幕、第三幕への胎動


きょうは次の株高局面を先回りするような「胎動」が出始めてきてる記事がいくつかあったので紹介するにゃ。

① 米著名投資家、「テック株以外」に資金分散

米バークシャーは、米石油大手シェブロンとオキシデンタル・ペトロリアムの保有株式数を23年9月末比で1割前後増やした。原油価格の下落を背景に両銘柄の株価は10~12月に1割ほど下落するなか、投資の好機とみて買い向かったようだ。
不動産不況をきっかけに低迷する中国株を売る動きは継続した。アパルーサが中国ネット通販の京東集団(JDドットコム)を、タイガー・グローバルがアリババ集団をそれぞれ完全に売却するなど、全体でみれば中国株離れが目立つ。
低迷が続く中国株に逆張り投資する動きもあった。「世紀の空売り」で知られる著名投資家マイケル・バーリ氏だ。アリババ集団とJDドットコムをそれぞれ5割、6割買い増していた。

日本経済新聞

ここ最近はより大テック相場の様相が強まっている感じだけど、著名投資家たちは実に様々な動きを見せているにゃ。ウォーレン・バフェットさん率いるバークシャーは石油株、その他では医療や保険、通信に資金を振り向ける動きもちらほら。リーマンショックで「世紀の空売り」を仕掛けたことで有名なバーリさんも、去年積み上げていたショートポジションを解消したみたいだし、当面この株高局面は続くという見方は共通してるのかにゃ? その中でまた方向性が収れんされてきて、新しいテーマが出現するのか、見極めていきたいものですにゃ。

② 【スクランブル】買い遅れ懸念、海外勢走る

デフレ脱却や訪日外国人の増加への期待を追い風に、24年に入り、外国人株主比率の高い小売企業への関心も高まっている。16日には回転ずし店「スシロー」を展開するFOOD&LIFE COMPANIESが5%高となった。同社は外国人株主の比率が5割を超える時期もある。好業績から見直し買いが入った。
ドラッグストア「ゲンキー」を運営するGenky DrugStores、カー用品店「オートバックス」などをフランチャイズ展開するG-7ホールディングスはともに年初から18%高と好調だ。立花証券の山田善太郎アナリストは「値上げが受け入れられる商品をそろえるか、安さを徹底するか。どちらかを突き詰める企業が選ばれる」とみる。

日本経済新聞

きのうの日本株市場を見てもこれまで引っ張ってきた半導体関連銘柄が売られて、その他の幅広い銘柄が買われるという流れを見ても、新たなテーマを探る動きが出始めてるにゃ。ポイントとしては好業績なのはもちろん、外国人株主比率の高さとか、値上げ力、あるいは反対に安さで勝負できる力があるところ、といったところかにゃ? いよいよ史上最高値更新のXデーが近づく中で、いかに株高の裾野を広げていけるかも注目ですにゃ👀

③ 〈物価を考える 気になるサイン〉名目GDP600兆円 アベノミクスの目標値目前

だが今、その600兆円は目前に迫る。内閣府は23年度の名目GDPを前年度比5.5%増の597兆円、24年度を615兆円と予測する。中長期的に名目3%の成長が続けば、33年度に800兆円に達するとみる。

日本経済新聞

TOPIXとの連動性が確認されている名目GDP。いよいよ600兆円の王台が近づいていて、さらに10年後には800兆円に達するという試算も。マクロ環境的にも持続的な株高が期待できそうですにゃ。GDPへの寄与度という視点でも銘柄を探ってみると、より大きな波に乗っていけるかもしれにゃいですにゃ😸

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