① 世界の株高にブレーキ
似たような記事が4月30日付けにも出てて、タイトルもズバリ『米国株「配当貴族」の没落』。中身は、🇺🇸短期国債の利回りがS&P500の配当利回りの4倍にまで上昇していて、これは2000年のITバブル期以来の珍事だ、といった内容。要するに、どちらの記事も利下げのアテが外れて、年明けから続いてきた日米の株高の潮目が完全に変わりつつある、あるいはすでに変わってしまったとしているにゃ🙀 こういう悲観記事が出始めると逆に買い、というのがここ数年のセオリーだったかもしれにゃいけど、足元の実体経済でも弱さを示す記事もひっそりと連日出始めていて、今回は違うんじゃにゃいか、と身構えてしまいますにゃ😾
② 米外食・食品 消費縮小が影
スタバ、マクド、コカ・コーラという大衆消費財セクターの御三家的な企業のトップたちが口を揃えて消費の弱さを指摘してるにゃ。これまではインフレが名目の成長を押し上げる原動力ににゃってたけど、いよいよ家計を蝕んでいく負の側面が働き始めてきたかにゃ?
さらに、4月28日付けの紙面には「米欧、高級ブランド失速」という記事も出ていて、低所得者だけではにゃく、中所得層の購買力もだいぶ削がれてきてることをうかがわせるデータも。
相変わらず雇用環境とかは強い側面も残ってるけど、じわじわと景気は減速、ショックを伴わずに軟着陸できるかどうか、といったところが焦点ににゃってくるかにゃ? すべてはインフレの動向次第、ですにゃ☝️
③ 円安、遠のく実質賃金増
こちらは5月1日付けの記事📰 アメリカのインフレ動向次第ではさらなる円安に直結することににゃるので、ようやくプラスになりかけつつある実質賃金も腰折れしかねにゃいことに⤵️ 値上げで企業が潤って今度は消費者の番、となる前に日米もろとも景気後退に陥る可能性もゼロではにゃい? 企業決算とか経済指標とかマクロでは好調さを維持できてるものの、ちらほら見え隠れしている足元の弱さに耐え切れるかどうか。正念場というか大きな潮目の変化のど真ん中にいることは間違いなさそうにゃ🌀