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余力をみる


きょうは今後のテーマとして「賃上げ余力」に注目する記事があったので紹介するにゃ。


① 【スクランブル】賃上げ→株高の好循環

市場の期待を上回る春闘を受け、今後の賃上げ余地の大きい銘柄に注目が集まっている。過去の傾向から人件費比率の低い銘柄で「売上高の成長を伴いつつ人件費を上げていける銘柄は賃上げ余地が大きく、賃金上昇率が物価上昇率を上回る局面で高パフォーマンスを示している」(野村証券の清水康弘シニア・クオンツ・アナリスト)からだ。
野村証券が着目するのが売上高予想と実績ベースの人件費の増加率を加味した売上高人件費比率だ。東証株価指数(TOPIX)500構成銘柄(金融を除く)の中で、業種別平均を下回る銘柄をみると、長谷工コーポレーションや日清食品ホールディングスなど、建設や食品を始めとした内需関連が目立つ
内需銘柄には半導体産業の国内回帰などサプライチェーン(供給網)再編を背景とした国内の設備投資増も追い風だ。シュローダー・インベストメント・マネジメントの豊田一弘日本株式運用総責任者は「建設株の一角は自国生産が進む中で恩恵を受けやすい」と指摘する。

日本経済新聞

5%という予想を超える賃金上昇率を見せた春闘🥊 今後も賃上げできる余力のある企業は株価でも高いパフォーマンスを発揮しているらしいにゃ☝️ 建設や食品などの内需株、特にサプライチェーンの国内回帰による建設株はその筆頭。現状、売上高に占める人件費の割合が低い銘柄に注目してみるとお宝銘柄に出会えるかもですにゃ😸
その中でも特に、大手ではにゃくまだこれから上げ始めるであろう、中小規模の企業にフォーカスしてみたいにゃ⏬

② 守谷商会、2年連続ベア

総合建設業の守谷商会は、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を2年連続で実施する。正社員約350人を対象に、基本給を1万8000円引き上げる。定期昇給と合わせた引き上げ額は平均2万1000円で、賃上げ率は4.9%となる。2023年のベアは7000円、定期昇給と合わせて平均9000円の賃上げだった。同社に労働組合はないが前年より上げ幅を拡大し、人材の確保や社員のモチベーション向上につなげる考えだ。

日本経済新聞

長野県に本社を置く建設会社の守谷商会。ここは時価総額100億円にも満たない小型株にゃんだけど、ネットキャッシュ比率が70%を超える超割安銘柄。ROEも9%台と悪くにゃく、株価キャッシュフロー倍率PCFRに至っては0.6倍‼️ 現預金の額と時価総額がほぼ一緒という、あり得ないレベルの小型バリュー株にゃ😼 
建設は特に人手の確保が生命線だから、こういうところは株価も期待できるかもにゃ。

③ 群馬銀、ベア平均3.5%

6月の人事制度改定を含めると賃上げ率は平均6.2%となる。2025年度入行の大卒総合職の初任給も3万円引き上げる。
組合との協議を経て正式決定する。ベアの実施と初任給の引き上げはともに2年連続。若年層の処遇の向上が主な狙いで、入行5年目までの若手行員では平均14%程度の賃上げとなる。同行人事部の渡辺真克部長は「銀行の力の源泉は人。若年退職者を減らし、若年層の定着を図りたい」と話す。

日本経済新聞

地銀も負けてにゃいにゃ💪 群馬銀行はベースアップと定期昇給分を合わせて6%超、若手だけに限定すれば14%‼️ 
群馬銀行はちょっと前に「モーニングサテライト」に社長自らが生出演して色々と改革してることについて熱弁してたのが印象に残ってるにゃ⏬

中小型株の成長を握るのは経営者が9割と言われるように、こうした発信力のあるリーダーがいる地銀は、人口が減っていく一方の地方にあっても期待できるかにゃ? 何かと地銀ってオワコン扱いされがちなところはあるけど、こういうところを選別できれば大きなチャンスを掴めるかにゃ😽

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