近づいてくる不気味な影
① 【FINANCIAL TIMES】AI相場の輝きに くらむ
AI関連の株価が急騰し、S&P500もナスダックも大幅上昇。しかし、その背後には不安の影がちらついているのをこの記事は指摘してるニャ。エヌビディアの株価下落、そして市場の不均衡。上位10社が指数全体の価値の35%を占める一方で、利益の割合は23%に過ぎないことにゃど。この乖離が大きくなると、いずれ市場はバランスを失うだろうニャ。輝きが強いほど、影も濃くなるものだニャ。市場全体がAIの夢に酔いしれ、上昇の波に乗っているが、勢いに頼るだけではいつかは破綻する。その時、不気味な影が市場全体を覆うだろうニャ。光の裏には常に影が存在する。改めて意識しておきたいことですにゃ☝️
② 「逆イールド」欧州で解消へ
長らく続いてきた逆イールドが解消しつつあると聞くとにゃんだか嬉しい気もするけど、私はその背後に潜む不気味な影を感じているニャ。確かに、英国やフランスで長期金利が短期金利を上回る正常な状態に戻りつつあるが、これは金融引き締めの終了や政治的不安から来るものだニャ。欧州中央銀行の利下げやフランスの極右政党の台頭が長期金利を押し上げ、短期金利を押し下げている。表面的には良い兆候のように見えるが、その裏には景気後退の兆しや財政不安が潜んでいるニャ。過剰貯蓄や景気刺激策で一時的に経済成長が見込まれても、根本的な問題は解決されていない。この逆イールドの解消が一時的なものであり、再び経済の暗い影が迫ってくる可能性も見逃さないようにしなければならないニャ。
③ 【ポジション】ドル安に逆らう円相場
ドル安の波に揺れながらも、円相場はなかなか動かないニャ。1ドル=160円台で定着し、根強い円売りフローと投機の円売りが膨らんでいる様子だニャ。この投機の円売りが歴代2位の規模にまで達しているのは、まるで嵐の前の静けさのようで、不気味な影を感じずにはいられない。2007年の円キャリー取引の全盛期を思い出すニャ。当時も急激な巻き戻しで円高が訪れたが、今回はどうなるかニャ。日米金利差が大きく開いているため、同じような巻き戻しが起きるかどうかは不透明だ。それでも、歴史的な水準に膨らんだ投機の円売りは、為替介入の口実になる可能性もあり、円相場の未来はますます不確かな影に包まれているニャ。静かに見えるこの相場も、いつ嵐が襲ってくるか分からないからこの影に注意深く目を光らせるべきだニャ。
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