スペイン・ポルトガル旅 〜スペイン編〜
旅行前に準備編として記事も書きましたが、もちろん本編も書くよ～。
前後編で全16日間。対よろです。
0日目
仕事終わりに新幹線に飛び乗って東京へ向かいます。
旅の初っ端からハチャメチャの匂いがする。
間に合ってよかった、本当に。ここで間に合わなかったらすべての旅程が終わるので。
日本の交通機関ってサイコー！！！！！
1日目
ドバイ経由でマドリードへ向かう。
エミレーツ航空、初めて乗ったけどかなり好きかも。客層は悪くないし、ご飯も美味しいし、飲み物は選択肢多すぎだし、映画と音楽も選択肢多すぎだし。あと、制服も可愛い。言うことなしか？
なんか機内で知ったんですけど、ドバイ空港24時間お店とか開いてるらしいっすよ……マジで？
マジでした。結構な時間に到着したんだけど、フル稼働してる。パッと見た感じ、物価も法外な感じでもない。これがオイルマネーってやつですか？
時差があるので今日の1日が長～い。
マドリードへ到着後、空港路線のメトロとrenfeを勘違いするなどの凡ミスをやらかしつつも、ホテルへチェックインして街へ向かう。
夜にはフラメンコの鑑賞もある。過去にスペインに来た時、グラナダで見た以来だな～。
足を踏み鳴らすタップダンスをメインとした踊りで、グラナダで見た記憶とはまた違っていてよかった。歌やギターのそれぞれがメインの時間もあって、フラメンコだけじゃなくて、それを構成するメンバーにも焦点を当てていて見てて飽きが来なくて楽しかったな。
それはそれとして、なんか地下鉄動いてないんですけど！！？？エレベーターの設置工事のため、1番線は運行していないらしいです。聞いてないんですけど。
代替のバスの詳しい案内もねぇ！！駅が閉まってるから聞ける人もいねぇ！！！終わりです。（2日目からはネットで調べて使えそうなバスの路線で移動した。）
公式サイトだとこれくらいしか情報がない。
アトーチャ駅が最寄りだったので、26番・32番のバスしか使わなかったかな。バスと地下鉄の乗換の場合は乗車券の扱いがどうなるか怖くて、結局どちらかしか乗らず。
移動し続けて、夜までフルに行動してちょっとハードな一日でした。ただし、これからもハードだぜ！！！
2日目
マドリードの街も魅力的だけど、前に来た時には行けなかったトレドに行く。誰が言ったかわからないが、「もしスペインで1日しかないなら、迷わずトレドへ行け」と言われるくらいの街らしい。
そんなん行きてぇよなぁ！！！？？？
駅からして既に雰囲気がある。駅から歩いてトレドの中心部に向かうと、丘なんだが！？川に囲まれて道が曲がりくねっていて滅茶苦茶防衛向きの街だな…。
大聖堂は日曜日なので14時からということで、先に軍事博物館へ。人形に躍動感があっていい。日本の甲冑もあった。
そしてアルカサルの2階以上は閉まっていた。何で？
コロナ禍で海外の現地情報が更新されなさすぎて交通機関も観光地もすべてが行ってみないとわからないってこと！！
満を持してトレド大聖堂へ。……すっっっっっっっっっっげ。
語彙が失われましたが、彫刻の荘厳さ豪奢さ繊細さ、という点だけで言えば今まで見てきた教会の中でも一番かも。ひとつひとつの彫刻をじっくり見ていたら一日いれる。
ただ帰る時間が決まってるからな…と思っていたら電車の時間を勘違いしており、2時間程度余裕ができた。（ガバポイント）
よーし、もう1個教会行っちゃうぞ♪♪♪
回廊の美しさで有名なサン・フアン・デ・ロス・レージェス修道院へ。
落ち着いて装飾がじっくり見れたので楽しかった。トレドは元首都ということもあって、中央部に教会が滅茶苦茶ある。トレド大聖堂以外の教会を回れるチケットもあるようなので、次回があればそれぞれの教会を見比べてみたいな。
3日目
午前中にマドリードの王宮へ。
王宮の入口に戸惑いながらも無事に中へ入れた。予約していかないとかなり並びそう。
ストラディバリウスがたくさん陳列してあるとこに一番興奮した。金あるねぇ！！！（最悪かつ当たり前）
時間があったので、その正面に建つアルムデナ大聖堂にもにも足を延ばす。
ここは天井の色遣いが独特で綺麗だったな。鮮やかな色合いはちょっと東欧の教会を思い出した。
午後には電車でバルセロナへ向かいます。
スペイン、思っていたより100倍電車もバスもちゃんと来て偉いな…。
夕方に到着したこともあり、ホテル近くのスーパーや市場でご飯を物色して本日はおわり。
スーパーで500円くらいで買えたイカスミリゾット好きすぎて日本に持って帰りたくなっちゃった……残り日数的にさすがに腐りそうなので諦めました。
4日目
朝一にサグラダ・ファミリアへ。私は高所恐怖症なので前に来た時も塔には登らず、今回も友人だけ塔に登っていった。
予約する時に塔に登る人は塔への入場時間を選んでからそれより前の時間で教会そのものの入場時間を選ぶから、先に塔への入場時間を見て私の教会だけの入場時間を選んだら普通に時間がずれてしまい、インフォメーションセンターに連絡して私の予約を友人の入場時間と一緒にしてもらった。滅茶苦茶メールの対応早くてサイコ～～～！！！
どこの教会でもただいるだけでかなりの時間を過ごせる人間なんだけど、サグラダ・ファミリアは風の通り道のことも考えられているだけあって、気持ちよく過ごせるから普通に数時間ぼーっとしてられる。
前に来た時も朝一で、日が傾いている時間の方がステンドグラスの光が教会の中に入って綺麗だろうなと思って選んで、結局今回昼前くらいまで滞在していたけどその通りだったな。次があったらまた朝一か夕方に来よう。
次は完成してるといいですね…。
午後にはカタルーニャ音楽堂のツアーへ。ここも前に来た時は外から眺めて帰ったので、中のツアーに参加できてよかった。
なんか事前に調べた時にツアーじゃないと参加できない区画があるっていうのはどこだったんだろう？見た感じ、普通のチケットで見れる範囲を案内してくれていた気がしたけど……ガイドがあって楽しめた部分も多いしまぁいっか。
次は演奏会を聞きに来たいな。
5日目
朝一にグエル公園へ向かう。何故なら公園は涼しい時間に歩きたいから…。
それでも普通に滅茶苦茶汗をかいたが？？？中にいる人の数もそこそこ多いが、公園自体が広すぎなので混んでるな〜と思うのはメインのガウディ建築のあたりくらいかも。
ここに街を作ろうって考えてたらしいけど、もう考えが“”“”王“”“”じゃん。
私も腐るほど金持ってたら作りたくなるんだろうか。
午後にはカサバトリョとグエル邸。カサバトリョ……たっっっっっっっけ！
ユーロ円が泣きのレートになっていることを差し引いても高くないですか？？？それほどの価値があるってことだよなぁ！！！？？
価値があったかは人次第ですが、普通に面白建物だった。でも住みたくはないね……ガウディの建築って大体そうだけど。
透かして見ると水中にいるみたいなガラスいいな〜、家買ったらステンドグラス欲しいと思ってたけど、あのガラスも欲しくなっちゃった。
次はグエル邸。建物の真ん中に立派な礼拝堂があるの、すごい…金持ちの家だ…。
ガウディとグエル氏、普通になかよぴっぴだったらしいから、家作る時楽しかっただろうな～。グエル氏の趣味も多分に盛り込まれた意匠がたくさんあって、他のガウディ建築とはまた違う良さがあった。
色遣いはカサバトリョの方が好きだけど、住むならグエル邸だな。
6日目
午後に友人は日本へ帰る飛行機、私はポルトガルへ発つ飛行機に乗ります。
当初どうにかして陸路でポルトガルへ行けないかと思ったけど、スペインの東の端まで来たので滅茶苦茶時間とお金がかかるみたいで笑っちゃった。大人しく空路で行きま～す。
ここからは一人旅だ～。
後編へ続く。
参考になるかも、ならないかものメモ
○予約しておいてよかったものたち
●王宮（マドリード）
予約しないとチケット購入の列が結構長くて炎天下だったのでキツいかも
●Corral de la Morería（フラメンコショー）（マドリード）
そもそも当日飛び込みの席はほぼ空いてないと思う
●サグラダ・ファミリア（バルセロナ）
予約なしはほぼほぼ無理、絶対予約してから行け
●グエル公園（バルセロナ）
朝10時に行った時には既に当日券はなかったので、恐らく朝一に行っても当日券はなさそう
●カサバトリョ（バルセロナ）
できればSilver以上のチケットがいいと思う
Blueチケットは時間ごとに区切られていてもかなりの人数が列を成していた
●列車のチケット
当日窓口で買うのだるすぎだから予約していった方が楽ちん
カタルーニャ音楽堂とグエル邸は当日買っても全然入れそうだった
まぁ元々行くつもりなら行程確定させるためにあらかじめ購入していった方が手間がかからなくていいとは思う
○当日行って困惑したものたち
●マドリード地下鉄1番線の工事
一応10月までの工事らしいけど、多分終わらない気がする
地下鉄の入り口が封鎖されている時の絶望感がヤバかった
改めて公式サイトの案内を読み込んでも振替バスと地下鉄間の乗換ってどうなってるのかわかんないな
●マドリード王宮の入り口
街の方から歩いてくると王宮西側に辿り着き、そこにも入口があるので勘違いしやすいのですが（勘違いした人間が言っています）、個人客の入り口は王宮南側のここ👇
●アルカサルの閉鎖
これは本当にどこを調べてもわかんない
historical areaの閉鎖となっていたので、恐らく修繕のためではないかと思うけど、公式サイトに何にも書いてないし……行ってみてやっていたら御の字ですね
●トレド大聖堂のチケット売り場
教会内では販売しておらず教会南側の入口正面の建物で販売している……が、それがどの建物なのかいまいちわかりづらい
具体的にはここ👆の
これ👆の右側入口がチケットオフィスの入口です
左側はお土産売り場の入り口とチケットオフィスの出口を兼ねています
●アトーチャ駅近郊都市への出発口
列車の運行する路線や距離、都市によって改札が違うということをマドリードを発つまで全然認識していなかったので毎回混乱していた
こちらのサイトが詳しいです
●カタルーニャ音楽堂のガイドツアー集合場所
入口にチケットオフィスがありますが、そこではない
入口奥にカフェがあり、カフェをまっすぐ突っ切ったさらにその奥にカーテンで区切られた別の部屋がある
そこが集合場所です、わかるか！！！！
説明受けてもカフェを突っ切っていくというルートに理解が及ばず頭に？？？が浮かびつつ向かったらガイドツアーの案内があった
約10年ぶりのスペイン旅
だったのですが、相変わらずサグラダ・ファミリア完成してなくてワロタ。
いや、色々塔とか増えてたので確実に完成まで歩みを進めている。
次は完成してから見たいかな～と思いつつ、私が好きな聖堂内はそこまで大きく変化することはないと思うので、一生塔には登れないだろうから、今回見たのが私にとってのサグラダ・ファミリア完成版でいいのかも。
前回行けなかったところにも色々行けたのはよかったな。
スペインのご飯も外れがなくておいしいね。ただ、過去に諸々あって探し出したいと思っていたお店は見つけられなかったので、まだまだ心残りはある。
いつかまた行きたいですね。
本当に前編おわり。
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