縦走登山から学んだ経営の3つのヒント
先日、初めて縦走登山に単独でチャレンジしてきました。丸一日登山する中で得た経営へのヒントと気づきを共有させていただきます。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
縦走登山とは?
縦走(じゅうそう)とは登山の方法のひとつであり、山頂に立ったあと下山せずそのまま次の山へ向かうことを指す。
ルートによっては山頂を重視せず稜線を歩いて行くことも縦走と呼ぶ。
私は今回初の縦走だったので、
・高低差1000M
・合計距離17km
・コースタイム8h
・歩数3万歩
・4つの山を縦走
というコースです。
縦走ルートとしては関東だと最も簡単なルートを選びました。
①計画性
縦走と通常の登山の違いとしては、大きく登山における計画性の違いがあります。
通常の登山であれば、目指すはその山の頂上です。
計画を立てるとしてもどのあたりで休憩を取ろうか、お昼はどうしようか、何時ごろ帰ろうかくらいです。
縦走登山の場合は、そもそもどの山からどの山に縦走するかという点から計画を立てます。
②コースの組み立て
登山コースに関しても各山の登山コースを組み合わせて『危険性が少なく』『景色が良い』自身に最適化された縦走ルートを作成します。
③リスクヘッジ
縦走登山は登山ルートの状況(倒木・地すべり)により時間が遅れたり、また通常の登頂ルートとは異なる為様々な障害が発生します。
今回も事前に計画していた登山ルートが複数通行止めや落石の状況にあり変更を余儀なくされました。
また、予定通り進まない場合は途中下山するためのエスケープルートを事前に用意して置く必要があります。
縦走は登頂ルートではないため、いつでも下山出来ません。仮に日が沈んでしまうと危険性が高くなります。
④綿密なセルフマネジメント
複数の登山ルートを経由する為、タイムマネジメントとして各コースを何時何分に通過するかを事前に計画しその通りの行動をとる必要があります。
遅延している場合は事前に準備してある別ルートへ切り替える等の臨機応変な対応が必要です。
遅延しているからといってペースを速めたり周辺確認を怠るとケガや体力の不必要な消耗を招くため余計に事態が悪化してしまいます。
いつの間にか稀有な存在に
当日、縦走ルートの登山口では30名程の登山客がいました。
1つ目の山はほとんど全員登っていたと思います。
その後2つ目の山には15名程。3つ目の山には2名程。最後4つ目には誰もいなくなっていました。
おそらくですが、『平日の日中に縦走で4つの山を登る人間というのはかなり変な存在なんだろうと思いました。』と思う反面、これは経営そのものだとも思いました。
私が仮に1つ目の山に登って満足していたら普通の登山客なのだと思います。
初めから4つの山を登ろうと思っていたのは30名いた中で私だけだったという事です。
最後に
縦走登山は、
・計画性
・マネジメント
・独自姓
この3つに気づかせてくれるとても面白い登山でした。
皆様もお時間がある際は一度『縦走登山』を調べてみてください。
私はハマりそうです!
以上、またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?