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【読書記録】UXと理論で作るウェブデザイン

くろきちです。とりあえず加入したものの、あんまり活用できていないKindle Unlimitedを活かすべく、読書に励みます。


書籍基本情報

発売日:2017/11/12
著者:川谷俊輔 他2名
読了時間:3時間

感想など

インターンシップ先で最近よく聞く「UI/UX」について、ちゃんとした知識を持っていないなあと感じていたため、基礎知識をつけたいという思いで、この本を選びました。

UXとはUIとはなんぞやという定義的なところから、始まり、それが実際のデザインの現場にどう落とし込まれているのか実例を用いながら解説されてあり、非常に分かりやすかったです。

ユーザーが想定したコンテンツと違うケースとして紹介されていた、「目標達成がすぐにできない」。これは難しい問題だなと感じました。目標を達成するために、アプリをDLしているのだから、目標達成できないと離脱する。けれど、きちんと目標達成の手段を伝えなければ、目標達成にそもそもたどり着けない場合もあるので、また離脱。バランスが難しいなとしみじみ。

タイトルにもある通り、ウェブサイトのデザインをベースに解説がなされているので、個人的に興味がある「ゲームのチュートリアルのUI/UX」に紹介されていた理論を落とし込んでいくのはちょっと慣れが必要かも???と感じました。学びを活かしていきたい。

得られた知見

箇条書き&抜粋です。気になる人は本を読んでみてね♡

ユーザーには何かしらの要求があり、その要求のためにタスクを達成する。タスクを達成する状況を踏まえてサービスやウェブサイトを設計することがUXデザイン
コンテキストとは、ユーザーがそのサイトを利用する状況や環境のこと。ユーザーの利用シーンをイメージすることで、ユーザはどのような情報やコンテンツを欲しているかを理解できる。ユーザーの理解と環境や文脈までを考慮してデザインするUX設計が必要
お弁当と箸のように、状況と物の形によって操作を理解させることをアフォーダンス
ウォークスルーページ、コーチマーク、タブ、カルーセル、プッシュ通知、モーダル
インフォメーションアーキテクチャ
 情報設計。ユーザーにとってわかりやすい言葉で表現すること。
情報整理法「5ハットラックス」
1 ロケーション
2 アルファベット(言語選択や国を選ぶとき)
3 時間(時間経過と共に情報を表現する)
4 カテゴリ
5 ヒエラルキー
ユーザーや製作者がプロトタイプを操作し、検証することによって課題や気づきを得ながらUIとUXの改善を繰り返す方法をプロトタイピング
ユーザーが想定したコンテンツと違うケース
・目的達成がすぐにできない
・エラーメッセージで何がエラーなのか分からない
・言葉が多い、長い、明確ではない

コーヒーも紅茶も好きです。最近はルイボスティーにハマっています。