野菜を1日どのくらい食べればいいのか問題【1日◯◯グラム】
「野菜をたくさん食べましょう」というのは耳慣れたアドバイスですが、実際のところ1日何グラムぐらい食べればいいんでしょうかね?
本日はそんな【野菜を1日どのくらい食べればいいのか問題】を解決していきたいと思います。
厚生労働省の言い分
ということで、まずは日本の健康を司っている「厚生労働省」に話を聞いてみました(ウェブサイトを閲覧しました)
すると「食事バランスガイド」という、厚生労働省が推奨する理想的な食事をビジュアル化した大変わかりやすい資料があったので参考にします。
この資料によると野菜やきのこなどの「副菜」を1日5-6皿分、「果物」を2皿分が推奨されており、これをグラム換算してみると、
「副菜」1日あたり350〜420グラム
「果物」1日あたり200グラム
合計で1日550〜620グラムの野菜と果物を食うべし!というのが厚生労働省の言い分のようです。毎日7皿以上の野菜と果物ってかなり多いような気もしますが…
WHOの言い分
続いては、世界の健康といえば「WHO(世界保健機構)」ということで、WHOが2020年に発表した「健康的な食事ガイドライン」をチェックしていきます。
この資料によりますと、1日に少なくとも5皿分の野菜と果物を食べることと書かれており、グラムにすると400グラム分くらい。
厚生労働省よりも優しめの目標となっていますが、まぁそれぐらい世界の人は肉ばっか食って野菜なんてほとんど食わないんでしょうな(勝手なイメージ)
ハーバード大学の言い分
最後は『不老長寿メソッド』で紹介されていた、ハーバード大学らによって行われた研究結果を参考にしていきます。
この研究は「どれだけ野菜を食べれば病気になりにくいか?」を調べるために200万人分のデータを解析した精度の高い研究だそうで、以下のような結論がでたんだそう。
つまり、野菜や果物は食べれば食べるほど病気になるリスク(ガンとか心疾患とか)が下がっていくもので、1日800グラム食べると最大限のメリットを得られるぞ!って感じでしょうか。
800グラムというと、皿で換算すると11〜12皿分くらいということになりますから、一気にハードル上がっちゃった感じですね…
結論
ということで【野菜を1日どのくらい食べればいいのか問題】の最適解は、
という結論にいたりました。まぁ400グラムぐらいだったら大きめのトマト2個分とか、みかん4個くらいなもんなので、わりと達成できるんじゃないかなと思います。僕も実践中です。
参考
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