ギフトだってSGDsの視点で選びたい。じゃあ何を贈る?(エシカルギフト選)
SDGs、エシカル消費、サステナブル。
最近ではファッション誌にもこれらの言葉が並ぶようになり、国策や企業努力の範疇を超えて、私たちの実生活の中でも意識せざるを得ない状況になってきています。
エシカルとかサステナブルとかエコとか、何も最近になって急に現れたものでもなんでもなく。私が高校生くらいの頃は「フェアトレード」という言葉が流行っていたし、エコな生活とかエシカル消費も数年前くらいからすでにメディアでも頻繁に取り上げられていました。
もちろん生活のすべてをそういうポリシーで作られたもので固めることは難しいのもわかります。私だってコンビニでペットボトル飲料を買うこともあるし、ファストファッションに身を包むこともある。
でも、やっぱり「流行りだから」ではなく、自分自身が「良い」と思う行動をできるだけ多く取っていきたい。そんな思いがふつふつと湧いてくるのです。特に、自分が大切な人に贈るものを選ぶ時はなおさらに。
というわけで、今回は特におすすめなものかつ気軽に贈れるギフトを3つご紹介してみました。
エシカルギフト選
Nagi
国産の月経ショーツブランドNagi。プロダクトの隅々までSDGsの視点が行き届いている(と感じる)ブランド。
オンラインで送れるギフトカードは、受け取った相手がアイテムとサイズを選べるので、「月経ショーツ試してみたいけど…」「サステナブルな製品って何を選べばいいのか分からない」と悩んでいる人に向けて背中を押すのにもってこい。
パッケージに一切プラスチックを使っていない上に、このパッケージがまた可愛いのが憎い。
⾃分の⾝体をコントロールすることは、⾃分の⼈⽣をコントロールすること。
Nagiから、新しい⾃由をお届けします。
マザーハウス チョコレート
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げるマザーハウス初のフード事業。
チョコレートでも、「全ての工程がトランスペアレント(透明性があり可視化されている)であること」にこだわったという。(中略)
実は、普段、私たちが何気なく食べているチョコレートの裏には、カカオ農家の貧困や、児童労働など、さまざまな社会問題があるのだ。
そんな中、マザーハウスでは、インドネシアのカカオ農園と直接取り引きをしている京都のチョコレートブランド「Dari K(ダリ・ケー)」と協業。人権や環境に配慮した「持続可能な商品作り」を可能にした。
これ、実際に見ていただくと分かるんですが、とにかくパッケージが美しい。
フレーバー付きですが、味付けもすべて自然由来の素材を使っている安心感。
「まだバレンタイン準備してない!」という方、マザーハウスのチョコレートいかがでしょうか?
allbirds
言わずと知れたサステナブルファッションブランド。
公式ウェブサイトにも明確に環境への配慮が示されています。
私たちの目標は、製品のカーボンフットプリント(温室効果ガス)をゼロにすること。そのための計画は、すでに実行に移されています。
まず、製品の素材から廃棄に至るまでプロセスの、カーボンフットプリント排出量を測ります。
次に、天然素材やリサイクル素材などを取り入れて、環境への負担を減らします。
そして最後に、カーボンフットプリントをオフセットして、カーボンニュートラルを達成します。私たちの究極のゴールは、カーボンフットプリントの排出をゼロにすること。
皆が責任を持って行動することで、人類は持続可能な未来を築くことができるでしょう。
こちらのブランドもNagi同様、オンラインで贈れるギフトカードを購入することができます。
2500円〜50000円まで価格の幅が広いので、予算に合わせてカードを選ぶことができるのが嬉しい。
シューズブランドですが、最近はマスクを販売していたり、Tシャツやソックス、アンダーウエアといったアパレルラインも充実しているので、カードを受け取った人も幅広い選択肢から商品を選ぶことができます。
LIFFT
お花の廃棄を減らし、農園と花屋が適正な価格でお花を消費者に届けるための新しいシステムを構築したお花屋さん。
品質に信頼のおける提携農園で生産された花は、オーダーに応じて採花し、保管期間をおくことなく花束にして、素早く全国のお客様の元へ配達します。中間業者を極力省くことで、移動中の花の傷みを最小限に抑え、高品質な状態を維持。また、不要な流通コスト、在庫維持に必要な人件費、廃棄ロス等を削ることで、お客様へ適正な価格でご提供しています。
季節のブーケ各種や、受け取った人がお花を選べるギフトカードなど、贈り方のバリエーションが揃っているのも魅力。注文を受けてから採花しブーケにするため、お花が生き生きとしているとの評判も。
2021年の今。SDGsの勢いはグングン加速しています。その流れに乗るわけではないけれど、私自身数年前以上に環境や社会問題に対して敏感に意識するようになりました。同じ消費をするなら、できるだけ環境や人権に配慮したものを選びたい。そういう意識が年々強くなっています。
大切なひとに贈るものこそ、よりSDGsの視点に沿って選びたい。いや、選ぶ「べき」なんじゃないか。大切な人を思う気持ちに、社会や世界を大切に思う気持ちを重ねて、そしてそれが新たな気づきを産むきっかけになったら……自己満足かもしれないけれど、幸せの連鎖を生み出すことにつながっていって欲しい。
そんな祈りにも近い気持ちで、このnoteを書いています。
偽善や欺瞞だと言われようとも。それぞれの「善行」が積み重なって、この社会が、世界がより良い方向へ進んでいきますように。
とか言いつつ、きっと明日はコンビニでスイーツ買っちゃったりするんだろうな笑
3歩進んで2歩下がる。それでも1歩は前進しているということで。
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