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知るということ

私は現在鬱で就労不可診断を受けている。

社長は言う
「前の会社でも鬱で辞めたんでしょ?」
「とりあえずさ、鬱治して、薬抜けたらまた話そうよ」

労働法もそうだが、コンプライアンスにも浅薄。

この会社、私より前に鬱で退社した人が居る。
復帰しては鬱で退社、復帰しては鬱で退社、を、繰り返してるそう。
どうしてこんな会社に繰り返し戻り続けるのかについてはその人の人生だから考えないでおく。

私が前の会社で鬱になった原因は300時間労働が半年以上続いた為であり、
今回みたいにストレスに耐えかねて3ヶ月で鬱になったのとは訳が違う。

勇気が欲しかった。

「鬱についてどれくらいご存知ですか?」
「鬱が治る・薬が要らなくなるまでどれくらいの期間を要するかご存知ですか?」

これが聞ける勇気があれば鬱にもならなかったのだろうか。

社長はよく物をぞんざいに扱っては「壊し屋」なんてあだ名がついていたが、人にも「壊し屋」を発揮するなんて。

モノを大切に出来ない人はヒトも大切に出来ない

とは、よく言ったものだ。

ちなみに勇気を振り絞って聞けたのは
「雇用保険の加入条件って知ってますか?」だった
普通の社長さんに聞くには大変失礼な質問である。

回答は「もちろん知ってるよ」

では何故、週40時間・雇用期間の定めなし と、書かれた私は雇用保険に入っていなかったのだろうか。
遡って加入する気もなければ、これから入るつもりもない。なんて言う御方が「もちろん知ってるよ」なのだろうか。

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