見出し画像

勤続15年のブラック企業サラリーマンが、社畜の立ち回りについて解説📚

「仕事、つらくないですか?」

画像4

現在、日本には約380万社もの会社があり、約5700万人の雇用者(正規3500万人+非正規2200万人)が存在する

そんな中、日本労働組合連合会の調査で『勤務先がブラック企業だと思う』の回答率が26.9%というデータが公表されています

単純に計算して約1500万人の人がブラック企業に勤めていることになります。。。

日本の幸福度ランキングが低い理由にも関係してきそうですね(56位/150ヵ国中)

ブラック企業とは?

国として、明確に定義をしていない。。。やばい(/・ω・)/

画像5


と、言うことでBKS(ブラック企業サラリーマン)くろサラ的視点で定義する。


長時間労働!

ハラスメント行為!

この2点です。


長時間労働


労基法で「週40時間を超えて労働させてはいけません。」と明記されています

時間外労働をさせる場合は36協定の届け出が必要

法定時間以上働かせる場合は、25%の割増賃金を支払う必要があります。 が・・・

画像1

実際はこんな感じじゃないですかね??私はこんな感じです。

ちょっと前までは、日付を跨ぐまで会社で仕事をしていましたが、今は経営陣も外の目も気にして強制退社時間が決められており、”会社で残業が出来ない仕組み”になっています

ポイントは、「会社で仕事させない」ことで労働時間とさせない仕組みです。(やばい)

更に恐ろしいのが・・・残業前提の圧倒的仕事量を強いられる社員は全員管理職の職位を与えられます

本質的にこれが一番怖いところです

当然、管理職手当をもらっているので、残業手当は出ません。

画像6

法律違反をせず、社畜を作るにはもってこいの仕組みですね。 

無限労働のはじまりです( ゚Д゚)

過労死や過労自殺なんて悲しいことにならないよう、痛覚があるうちに対処しましょうね

BK(ブラック企業)に染まると麻痺して痛覚を失います・・・


ハラスメント行為


パワハラ、セクハラが有名ですが、日本ハラスメント協会によると30種類以上のハラスメント行為の分類がされています

Harassment・・・嫌がらせ、いじめ という意味です。

特に古い人ほど、コンプライアンス意識が低く、ハラスメント行為を行うように感じます。

画像2

私の会社では日常的に行われるパワハラ会話

これが前項の「長時間労働」に繋がってくるのです・・・

死ぬ気でやれ、気合でやれ、お前がやれ など根性論で話をされることが多い

これで上司の満足のいく結果が出せないと「なにやってんだ!」「やる気あるのか!」「馬鹿じゃねぇの!」など大声で罵倒される日々です

画像7

そんなブラック企業ですが、

実際に働いているBKS(ブラック企業サラリーマン)からしたら、自分の会社が労働基準法違反を受けたら困るのです


✅今よりひどい環境になってほしくない
✅みんなも頑張ってる
✅給料が下がったら困る
✅職位が下がったら困る
✅自分が黙ってたら丸く収まる

そんな感じじゃないですかね?

他の会社を知らない環境下で働いているとある種の洗脳状態にあるので、適正な判断ができません。

ブラック企業に入ってしまったら


早めに辞めましょう(一般論的には)

画像8

ただ、そんな簡単に辞められないのが現状だと思います

会社を辞めて自由になった、心にゆとりが生まれて人生が一転した、早く辞めればよかった・・・

これらポジティブな情報は多数発信されていますが、ネガティブな情報はそもそも発信者の精神状態からしたら発信できず、情報がとれないのです。

画像9

そのため、ブラック企業で15年間、全力で働き続けてきた私の経験を踏まえて、

BKSの会社での立ち回り方をご紹介します。


サラリーマンは成果報酬ではない


きっとあなたも感じることが多いと思います

「サラリーマンは頑張っても報われない」です

画像10

就職前の学生の夢を潰すようなことで、大変申し訳ないのですが

「頑張っても報われない」のはサラリーマンの宿命です。

ボロ雑巾のように働き、実際に会社の利益を数値結果として出している私より、

オフィスの窓際で一日中ネットサーフィンして、仕事放棄のおじさん社員の方が給与高いことは当たり前です

画像11

日本の企業はまだまだ年功序列

これを逆にとらえると、良いところは「サラリーマンは結果を出さなくても報酬が貰える」

仮に、自分の仕事で失敗して利益どころか赤字が発生したとしても、給料を貰うことが出来るというのがサラリーマンの最大のメリットと言えます。

個人経営者で事業を失敗して、給料貰うなんてありえない話ですからね・・・

つまり、合理的に働くのであれば「頑張り過ぎない」ことです


80%の力で、100%で働いている感を出す 

画像12

100%の力で業務し続けると、体を壊します

実は私も体を壊したことがあり、体を壊すまで自分に大きな負荷がかかっていることを認識できなかったのです。 

前項で「痛覚があるうちに~」と書いたのはこのためです。

はじめは「おかしいな・・・」と思うことも慣れる(洗脳される)と麻痺して分からなくなってきます。

画像13

80%で「全力」と書いたのは、「全力でやってる風」です。

わかりにくく伝わりにくいことを承知で書きますが、上司は全力で働いている社員が好きです。

社員によって能力に差のあるサラリーマンにとって、上昇志向を持って仕事に臨む人は常に100%の力を注ぎ続けます。

が・・・個人の能力には限界があり、実際に限界を超えてしまった人をたくさん目にしてきました


個人の業務処理能力の差で生まれる仕事量は誤差の範囲です。

技術力・営業力が加わると能力の差は大きくなりますが、基本となる業務処理能力は同等です。

そんな中で、いかにして全力でやってる風を出すか = 合理的に効率良く仕事をする

画像14

これに繋がります。

全力で仕事していても、どこか冷めた目で自分の業務について考えるもう一人の自分を作る

そんなイメージです

自分と仕事に少し距離を置いて業務にあたると80%の力で、全力でやってる風で出来ると思います。


BKS所属のみなさんもサラリーマンという職種を理解し、

BKに勤めることを選択するのであれば、

うまく立ち回った方が楽しくて豊かな人生になると思います

また、BKSを終着点ではなく、通過点と考え、少しでも前向きに働くのであれば、

残りの20%の力で少しずつ新たな道を開拓できると信じています!!(私も実践中)

画像15

是非、将来の自分自身に少しずつ投資して明るい未来を手に入れましょう(*^^*)

画像3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?