時の人？！「ひろゆき」と「成田悠輔」

YouTubeにふと現れた名前「ひろゆき」と「成田悠輔」。
さまざまな分野から著名な人物を招待してのトーク。
状況がわからないまま彼らの動画をほぼフォローして見た。
アナログ世界で生まれ、現役時代を終えた後期高齢者の私、
まずYouTubeというプラットフォームが今の若者たちの生活に浸透しており、ほぼ未知の世界がいわゆるSNSの世界なので今更とは思うが、
若い世代でかなりの範囲で彼らの存在が知られておいるらしいことにまずは驚いた。
二人の知識が広く深いことは視聴してわかるが、それを除いては長い海外生活者であれば誰もが「普通に思うこと」を述べている二人がメディアでもてはやされており、自分で常に吹かせてみたい風がそこに当たり前のように吹いていることに衝撃を受けた。
ひろゆき氏はなんでも「２チャンネル」という動画を配信して名前を
馳せたいわゆるユーチューバー、パリ在住。
成田氏はイェール大学の経済・教育学の准教授。
二人とも動画配信だけにあらわれるので高齢者にはあまり馴染みはないかも
しれないことが、残念に思う。これから日本が変わるかもしれない期待を持てる切り口に我々世代はどう反応するのか、とても興味深い。

ひろゆき氏は思っていることを忖度なくそして相手を論破するだけの情報力持ちただコメントに近い意見をぶつけるだけの人物で自分の言葉にも考えにも特に彼らしさのコミットがあるのかわからない。踏み込むだけで踏み込それだけに終わるような気がして、少しは残念に思う。
成田氏の考えや意見にはとても大きな関心を抱いた。彼は人の痛みを知っている。
子供のちからでは負いきれない生い立ちの持ち主で状況も時代も異なるが
どこか私の人生と重なると感じている。
頭脳が良いことで麻布高校、東大に進み、自らの力でアメリカの大学での
データーと研究に携わることで彼の理論を展開する。
ひろゆき氏と成田氏は日経新聞が親会社のテレビ東京が運営するYouTubeテレ東大学やPivot, ABEMAPrimeなど他のメディアで角界からゲストを招いて討論・談話する。
政治の世界からは菅前総理大臣・岸田総理大臣・経済界からは経済同友会やI
大企業の経営者、メディアが視聴率（再生回数？）を期待できるゲストを呼び、歯に衣を着せず、忖度なしの質問をしたり意見を述べたりするこの動画をぜひ高齢者で今までの日本を背負って働いてきた企業戦士で引退した年齢の男性に見て欲しい。
このままでは立ち行かない日本であり世界がこうした論議の中で何か変わるのか見極めてみたいと思う。SNSという不思議な社会空間の中でこれからの世代がどのように関わり、成長していくかを見極めることは私たちの役割だと思う。