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《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十回「翼の折れた鳥」

第十話「翼の折れた鳥」です


アガサ・クリスティーについておさらい

アガサ・クリスティーは、1920年代から
1970年代まで活動していた作家さんで
『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です
(正確には短篇集としての出版が1930年で、それぞれの短篇の発表はバラバラかも)

アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか。


「翼の折れた鳥」あらすじ

図書室の暖炉のそばで暖まりうたた寝しているサタースウェイト氏 
その横で若者たちは降霊術(日本でいうコックリさん)に夢中になっている

その降霊術で“QUINクィン”、“LAIDELLレイデル”の言葉が出てきたことでサタースウェイト氏は一度は断ったミス・キーリーからのレイデル荘への招待を受けることにした…


降霊術。本短篇集中2回目だ

降霊術。第七話「闇の声」で出てきた降霊術は霊媒師に霊を憑依させるやつで、今回はアルファベットを選ばせる日本でいうコックリさんのよう
(“降霊術”って同じ日本語訳になってる)

アガサ・クリスティー作品の「シタフォードの秘密」も降霊術出てきた記憶ある




「翼の折れた鳥」感想(※ネタバレあり)

これまでは事件解決で誤解が解けたり
容疑が晴れたりしてしてだれかしら幸福になってた
でも今回はどうだろう?
残りの人々の中で幸せになれる人いるだろうか?

ちょっと疑問だなと思ってしまった

それから今回の犯行理由がわからないことにゾッとするよ
笑い方も怖いんだよね


目標達成できず残念 でも続ける

アガサ・クリスティーの誕生月の9月中に短篇集『謎のクィン氏』の全12篇の感想を書くことを目標にしていたけど甘かった 
短篇なら何とか書けるかもって考え 安易だった

もうちょっと時間残ってるけど 眠い

9月は終わってしまうけど続けて
全12篇の感想を書いた後で反省会だ


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