黒ゴマ

主に好きな作品(本)の感想を書いています この作品(本)達に興味を持ってもらえると嬉しい 人生折り返した50代です

黒ゴマ

主に好きな作品(本)の感想を書いています この作品(本)達に興味を持ってもらえると嬉しい 人生折り返した50代です

マガジン

  • 日記・雑感

    日記・雑感

  • 本の感想とか

    本の感想とか

  • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ

    いしかわゆきさん著『書く習慣』の “1ヶ月チャレンジ“をゆるく挑戦中です

最近の記事

  • 固定された記事

わたしの読書遍歴/Day 14これまでに夢中になったモノやコト『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”

現在いしかわゆきさん著『書く習慣』にある“1ヶ月チャレンジ”をゆっくり実行中です 「Day 14これまでに夢中になったモノやコト」 特に夢中なった作家さんとその作品について読書遍歴と称して書きたいと思います 読書遍歴はじめますほぼ読み始めた順序です 江戸川乱歩さん 怪盗二十面相、小林少年、明智小五郎… 小学校の図書館で出会ったこのシリーズがわたしの本の好みの原点です 大人になってからはじめて買った江戸川作品は『三角館の恐怖』 マイベスト本は新潮社の『江戸川乱歩傑作選』

    • わたしの妄想だらけの本屋さん/メディアパルさんの企画

      メディアパルさんの素敵な企画  #本屋さん開店します 実際の店舗でなくても良いとのことなので そこに乗っかり、妄想に妄想を重ねました 日本家屋の一軒家イメージ (部屋の間取りがかなりむちゃくちゃ。そこは妄想の世界、ご容赦を) わたしの妄想だらけの本屋さん開店します 星新一の間(リビング) 広々としたリビング 本棚には星新一さんの本がずらりと並ぶ 壁には星新一さんの本の挿し絵を多く手掛けられている和田誠さんと真鍋博さんの絵が飾られている 星新一さんの作品はショート

      • あなたの話ちゃんと聞いてるよ:相手方の話を聞くこと/Day 22 人付き合いで1番大切だと思うこと

        話すのが苦手 ならば相手に話してもらうしかない だからわたしにとって人付き合いで1番大切だと思うことは 相手方の話を聞くこと 実際みんなが会話で盛り上がっているのをみてるのが好きなんです また話すのが苦手だからこそ 相槌やリアクションをすることで あなたの話聞いてるよって思いを伝える これも大切だと思う 話って連想ゲームみたいなところがある 例えば 「久しぶりに〇〇に行ったら見慣れないお店っぽい建物あったんだよね。あれ何のお店かなぁ」って聞いたら 「パン屋さんだって。

        • 《感想》アガサ・クリスティー著『雲をつかむ死』[新訳版]/ポアロはおせっかいが過ぎる?

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『雲をつかむ死』は名探偵ポアロシリーズ 1935年発表作品 前年に発表した代表作の一つ『オリエント急行の殺人』はポアロが乗り合わせた列車内での事件でした この作品『雲をつかむ死』はポアロが乗り合わせた飛行機内での事件です 『雲をつかむ死』あらすじ 英仏間移動中の事件という事でフランスとUKの合同捜査になります そこでフランス警察のフルニエ警部が話

        • 固定された記事

        わたしの読書遍歴/Day 14これまでに夢中になったモノやコト『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”

        • わたしの妄想だらけの本屋さん/メディアパルさんの企画

        • あなたの話ちゃんと聞いてるよ:相手方の話を聞くこと/Day 22 人付き合いで1番大切だと思うこと

        • 《感想》アガサ・クリスティー著『雲をつかむ死』[新訳版]/ポアロはおせっかいが過ぎる?

        マガジン

        • 日記・雑感
          6本
        • 本の感想とか
          24本
        • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ
          9本

        記事

          私に告ぐ/Day 1 今抱いている目標『書く習慣』

          “短篇集全12篇の感想を1ヵ月で投稿してみる” の挑戦結果→失敗 を受けて 私自身への言葉をここにまとめたい 今後私が目標を見失わないように 私に告ぐ 私に告ぐ自分自身の気持ちを飾るな カッコつけた言葉でいい感じにまとめようとした結果 書くことが遅くなってる いらんことに時間かけてるぞ スキマ時間でってのにこだわらず時間は作ろう 本読む時間、動画見る時間があるなら note書く時間だって作れるぞ noteを始めた目的を忘れるな 自分自身の気持ちを言語化できる

          私に告ぐ/Day 1 今抱いている目標『書く習慣』

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十二回「道化師の小径」

          第十二話「道化師の小径」 短篇集『謎のクィン氏』の最終話です 9月中に全12篇の感想を書く目標からは大きく外れたけれど、とりあえずホッとしてます アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 人のいろいろな思い、後悔、感情などの 声なき声  時には死者の声さえも… クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します 感想(※ネ

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十二回「道化師の小径」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十一回「世界の果て」

          第十一話「世界の果て」 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 人のいろいろな思い、後悔、感情などの 声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します 「世界の果て」あらすじ サタースウェイト氏は公爵夫人に同行してコルシカ島に来ていました 伯爵夫人の提案で島内をドライブをすることになり 偶然出会った若手画家

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十一回「世界の果て」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十回「翼の折れた鳥」

          第十話「翼の折れた鳥」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年で、それぞれの短篇の発表はバラバラかも) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか。 「翼の折れた鳥」あらすじ 図書室の暖炉のそばで暖まりうたた寝しているサタースウェイト氏  その横で若者

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十回「翼の折れた鳥」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第九回「死んだ道化役者(ハーリクイン)」

          第九話「死んだ道化役者」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊です 人のいろいろな願いや思い、後悔などの 声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった手段で協力し問題を解決します 「死んだ道化役者」あらすじ まだ無名の若手画家ブリストウの作品展を見るためにボンド・ストリートのハーチェスター画廊へ行ったサタースウェイト氏は

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第九回「死んだ道化役者(ハーリクイン)」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第八回「ヘレンの顔」

          第八話「ヘレンの顔」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊です 人のいろいろな願いや思い、後悔などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった手段で協力し問題を解決します 「ヘレンの顔」あらすじ オペラハウスにてサタースウェイト氏は偶然クィン氏に出会い、自身が予約してある2階のボックス席に招待します 歌劇が始まる前、

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第八回「ヘレンの顔」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第七回「闇の声」

          今回は第七話「闇の声」 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 デビュー作品『スタイルズ荘の怪事件』の出版年が1920年なので 『謎のクィン氏』は初期の作品ってことになります 人のいろいろな思い、後悔などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します あらすじ サタースウェイト氏はロンドンへ帰りがてら幻

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第七回「闇の声」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第六回「海から来た男」

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 人のいろいろな思い、後悔、感情などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します 今回その中1篇「海から来た男」の感想です 声なき声:表だって声高に語らない人々の意見(大辞林) 「海から来た男」あらすじ 「奇妙な服を着ていましたから」 「まるで道化師の衣装のよ

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第六回「海から来た男」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第五回「クルピエの心情」

          クルピエ:ルーレットなどのカジノゲームを進行する人 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる 正体不明なクィン氏と 人生の傍観者サタースウェイト氏  不思議なコンビの短篇集です 傍観:そばでながめること。当事者でないという立場・態度で見ること。 「クルピエの心情」のあらすじ モナコ公国 モンテカルロのカジノ場 サタースウェイト氏は 社交界

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第五回「クルピエの心情」

          《感想》アガサ・クリスティー著『アクロイド殺し』/生まれてきてくれてありがとう

          今日9月15日はアガサ・クリスティーの誕生日ですね 1890年生まれ(明治23年!) 生まれてきてくれてありがとう アガサ・クリスティーについて おさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さん 『アクロイド殺し』この作品は アガサ・クリスティーの代表作の一つですね 感想 『アクロイド殺し』発表当時〈フェアアンフェア論争〉が巻き起こったってことを知ったのは たしか読み終えた少し後だったと記憶してるんですけど わたしにはどこが

          《感想》アガサ・クリスティー著『アクロイド殺し』/生まれてきてくれてありがとう

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第四回「空のしるし」

          まえがき:ハーリ・クィン氏のモデルとキャラクター グーテンベルク21版アガサ・クリスティー著『クィン氏の事件簿(1)』の序文によると イタリア喜劇の道化役ハーリクィンがモデルのようです そしてアガサ・クリスティーは ハーリ・クィン氏についてこう続けます 相方のサタースウェイト氏についても クィン氏のモデルについて調べている中で、グーテンベルク21版の同作品のアガサ・クリスティーの序文を見つけたので引用させて頂きました ただわたしが普段再読しているのは早川書房のク

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第四回「空のしるし」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第三回「〈鈴と道化服〉亭 奇聞(きぶん)」

          奇聞(きぶん):珍しいうわさ。変わった話。 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか 「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」のあらすじ サタースウェイト氏はリムジンに乗って移動中にパンクしたタイヤの修理のためある村で足止めされ

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第三回「〈鈴と道化服〉亭 奇聞(きぶん)」