黒ゴマ

人生折り返しの50代。これまでSNSは見るだけでした。少しずつすきな本のことや終活のこ…

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人生折り返しの50代。これまでSNSは見るだけでした。少しずつすきな本のことや終活のこと記録したいと思っています。

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  • 『書く習慣』1ヶ月チャレンジ

    いしかわゆきさん著『書く習慣』の “1ヶ月チャレンジ“をゆるく挑戦中です

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わたしの読書遍歴/Day 14これまでに夢中になったモノやコト『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”

現在いしかわゆきさん著『書く習慣』にある“1ヶ月チャレンジ”をゆっくり実行中です 「Day 14これまでに夢中になったモノやコト」 特に夢中なった作家さんとその作品について読書遍歴と称して書きたいと思います 読書遍歴はじめますほぼ読み始めた順序です 江戸川乱歩さん 怪盗二十面相、小林少年、明智小五郎… 小学校の図書館で出会ったこのシリーズがわたしの本の好みの原点です 大人になってからはじめて買った江戸川作品は『三角館の恐怖』 マイベスト本は新潮社の『江戸川乱歩傑作選』

    • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十一回「世界の果て」

      第十一話「世界の果て」 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 人のいろいろな思い、後悔、感情などの 声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します 「世界の果て」あらすじ サタースウェイト氏は公爵夫人に同行してコルシカ島に来ていました 伯爵夫人の提案で島内をドライブをすることになり 偶然出会った若手画家

      • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十回「翼の折れた鳥」

        第十話「翼の折れた鳥」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年で、それぞれの短篇の発表はバラバラかも) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか。 「翼の折れた鳥」あらすじ 図書室の暖炉のそばで暖まりうたた寝しているサタースウェイト氏  その横で若者

        • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第九回「死んだ道化役者(ハーリクイン)」

          第九話「死んだ道化役者」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊です 人のいろいろな願いや思い、後悔などの 声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった手段で協力し問題を解決します 「死んだ道化役者」あらすじ まだ無名の若手画家ブリストウの作品展を見るためにボンド・ストリートのハーチェスター画廊へ行ったサタースウェイト氏は

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        • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十一回「世界の果て」

        • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第十回「翼の折れた鳥」

        • 《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第九回「死んだ道化役者(ハーリクイン)」

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          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第八回「ヘレンの顔」

          第八話「ヘレンの顔」です アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊です 人のいろいろな願いや思い、後悔などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった手段で協力し問題を解決します 「ヘレンの顔」あらすじ オペラハウスにてサタースウェイト氏は偶然クィン氏に出会い、自身が予約してある2階のボックス席に招待します 歌劇が始まる前、

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第八回「ヘレンの顔」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第七回「闇の声」

          今回は第七話「闇の声」 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 デビュー作品『スタイルズ荘の怪事件』の出版年が1920年なので 『謎のクィン氏』は初期の作品ってことになります 人のいろいろな思い、後悔などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します あらすじ サタースウェイト氏はロンドンへ帰りがてら幻

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第七回「闇の声」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第六回「海から来た男」

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から1970年代まで活動していた作家さん 『謎のクィン氏』は1930年発行の12篇をまとめた一冊 人のいろいろな思い、後悔、感情などの声なき声 クィン氏とサタースウェイト氏は一風変わった方法で協力し解決します 今回その中1篇「海から来た男」の感想です 声なき声:表だって声高に語らない人々の意見(大辞林) 「海から来た男」あらすじ 「奇妙な服を着ていましたから」 「まるで道化師の衣装のよ

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第六回「海から来た男」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第五回「クルピエの心情」

          クルピエ:ルーレットなどのカジノゲームを進行する人 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる 正体不明なクィン氏と 人生の傍観者サタースウェイト氏  不思議なコンビの短篇集です 傍観:そばでながめること。当事者でないという立場・態度で見ること。 「クルピエの心情」のあらすじ モナコ公国 モンテカルロのカジノ場 サタースウェイト氏は 社交界

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第五回「クルピエの心情」

          《感想》アガサ・クリスティー著『アクロイド殺し』/生まれてきてくれてありがとう

          今日9月15日はアガサ・クリスティーの誕生日ですね 1890年生まれ(明治23年!) 生まれてきてくれてありがとう アガサ・クリスティーについて おさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さん 『アクロイド殺し』この作品は アガサ・クリスティーの代表作の一つですね 感想 『アクロイド殺し』発表当時〈フェアアンフェア論争〉が巻き起こったってことを知ったのは たしか読み終えた少し後だったと記憶してるんですけど わたしにはどこが

          《感想》アガサ・クリスティー著『アクロイド殺し』/生まれてきてくれてありがとう

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第四回「空のしるし」

          まえがき:ハーリ・クィン氏のモデルとキャラクター グーテンベルク21版アガサ・クリスティー著『クィン氏の事件簿(1)』の序文によると イタリア喜劇の道化役ハーリクィンがモデルのようです そしてアガサ・クリスティーは ハーリ・クィン氏についてこう続けます 相方のサタースウェイト氏についても クィン氏のモデルについて調べている中で、グーテンベルク21版の同作品のアガサ・クリスティーの序文を見つけたので引用させて頂きました ただわたしが普段再読しているのは早川書房のク

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第四回「空のしるし」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第三回「〈鈴と道化服〉亭 奇聞(きぶん)」

          奇聞(きぶん):珍しいうわさ。変わった話。 アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか 「〈鈴と道化服〉亭 奇聞」のあらすじ サタースウェイト氏はリムジンに乗って移動中にパンクしたタイヤの修理のためある村で足止めされ

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第三回「〈鈴と道化服〉亭 奇聞(きぶん)」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第二回「窓ガラスに映る影」

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年で、それぞれの短篇の発表はバラバラかも) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか。 「窓ガラスに映る影」のあらすじ とあるパーティ会場にて。サタースウェイト氏の知人が心配していたのは新婚のスコット夫妻とスタヴァトン

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第二回「窓ガラスに映る影」

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第一回「クィン氏登場」

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『謎のクィン氏』は1930年発表の12篇からなる短篇集です (正確には短篇集としての出版が1930年で、それぞれの短篇の発表はバラバラかも) アガサ・クリスティーの長いキャリアでは初期の作品ということになるでしょうか。 第一回「クィン氏登場」あらすじ ロイストン荘を訪れたときから何がが起こりそうな もしくは すでに起きているかもしれないといった予感に

          《感想》アガサ・クリスティー著『謎のクィン氏』/第一回「クィン氏登場」

          《感想》アガサ・クリスティー著『ポケットにライ麦を』[新訳版]/個人的お気に入り作品の一つ

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで 『ポケットにライ麦を』はミス・マープルシリーズ 1953年発表作品 個人的お気に入り作品の一つです あらすじ 感想 事件が起きるまでが早い アガサ・クリスティー作品は 自己紹介とばかりに登場人物一人ひとりの日常がていねいに書かれ 読み手はそこで登場人物の人と背景を知って その後に事件が発生するといった だいぶ読み進めないと事件が起きてくれないって

          《感想》アガサ・クリスティー著『ポケットにライ麦を』[新訳版]/個人的お気に入り作品の一つ

          《感想》アガサ・クリスティー著『ABC殺人事件』/この作品も名作ですよね

          アガサ・クリスティーについておさらい アガサ・クリスティーは、1920年代から 1970年代まで活動していた作家さんで
『ABC殺人事件』は名探偵ポアロシリーズ 1936年発表作品 アガサ・クリスティー代表作そして名作の一つです。 あらすじ 久しぶりに故郷イギリスに帰ってきたヘイスティングズは旧友ポアロの元を訪ねます そこでポアロ宛に送られてきたという予告状を見せられますがヘイスティングズも警察と同様イタズラだと判断 しかしポアロは真剣に受けとめていました “ 今

          《感想》アガサ・クリスティー著『ABC殺人事件』/この作品も名作ですよね

          大切な人の “声” (肉声)残しませんか?/Day 20 これまでで一番の後悔『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”

          母が他界して1年が過ぎました わたしの中で何かがやっと吹っ切れたのでしょうか この数日母が夢の中に出てきます 車で一緒にお買い物に行って 置いて行かれたり 知らぬ間に実家が引っ越してて 事後報告されたり これは多分 親孝行なにもできなかった わたしの罪悪感 または 母からの何かしらの抗議でしょうか💦 そんなこの頃 新たに増えた後悔が “声” (肉声) を撮っておけばよかった… 今実感していること 母の“声” (肉声) がどんな感じだったか 自分の記憶に自信が無くな

          大切な人の “声” (肉声)残しませんか?/Day 20 これまでで一番の後悔『書く習慣』“1ヶ月チャレンジ”