猫と記憶とわたし 「自己紹介」

はじめに

「猫と記憶とわたし」は私「玄いちご」と記憶喪失の家族、そして飼っている猫たちとの生活をエッセイにしたものです。
また、そのほかの人物が登場する場合もあります。

自己紹介とエッセイを書くことにした理由

はじめまして
玄いちごといいます。
以後お見知りおきを。

さて、まず知ってもらいたいのが我が家の構成となぜエッセイとして赤裸々に書こうかと考えたのかということです。

私は記憶喪失の家族と猫たちと暮らしています。
猫は現在7匹が一緒に暮らしており、みんな雑種で外からやってきて入ってきた子たちです。

さらっと猫を先に紹介しましたが、家族は記憶喪失です。
全生活史健忘症と呼ばれる、すべてのことを忘れているわけではありません。
しかし、人生のたくさんの部分の記憶を失っており、生活にも支障が出ることがあります。
病名でいうところの「解離性同一性障害」です。
そして私自身も、一部の記憶を失っており、同様の病名です。

さて、ここまで読まれた方、記憶喪失についてフィクションを想像されたり、創作物の中に出てくる記憶喪失や解離性同一性障害を頭に浮かべられた方もおられるのではないでしょうか。

しかし、実際の記憶喪失は全く違います。
これがこのエッセイを書こうと思った最大の理由です。

”記憶喪失や解離性障害についてどんなものか知ってもらいたい”

記憶喪失の人の日常はどんなものなのか。
猫との日々
病気の苦しさとその中で感じる命とは、生きることとは

そんなエッセイになります。

解離性同一性障害について

  • 主な症状「記憶喪失」「多重人格」

  • 副症状「抑うつ」「離人感」「身体症状(頭痛・めまい)」その他諸々

原因ーPTSDなどの死を感じさせる大きなストレス
災害などの自然的なものが原因となる場合もありますが、ほとんどは犯罪被害などの、人が原因

障害年金の受給はまれに受けられるが、ほとんどは病名で落とされる(これについてはまた詳しく記事に)

主な治療 心理療法・精神療法
薬はありませんが、症状の緩和のための薬はあり



私「玄いちご」について自己紹介

それでは私「玄いちご」について自己紹介
病名「解離性同一性障害」
一部記憶の欠損と多重人格であるようです。
ようですと表現するのは自分の中の認識はあいまいであり、たくさんいることがわからないところがあります。ただ、ドクターや家族の話から少なくとも複数の人格が存在するようであり、病院でも複数人格を確認されています。
診断書によると予後不良だそうです。

人が苦手ですが、コミュニケーションは普通に?とれます。
人間観察が趣味なのは自己防衛からです。
観察が好きなので、人間以外についてもいろいろ考えてます。
その結果民俗学に興味を持ち、文化や風習などがどうやって成り立ってきたかなどにも思考が及ぶようになりました。

記憶喪失の家族「白いちご(仮名)」

私との関係は養母にあたります。
遠いですが親せきです。

病名「解離性同一性障害」
この病気の中でも重いので、「複雑性解離性シンドローム」などと診断書に記載されたこともあります。
基本優しい性格ですが、症状の中の多重人格からも性格に幅があります。
心理の検査においても何人の人格がいるかは特定されていません。

絵を描くのが得意なので、いずれ絵も紹介出来たらと思います。

猫たち

現在7匹の猫が一緒に生活しています。
ここ数年で2匹の老猫が亡くなってしまいましたのでもとはもっとたくさんいました。
すべての猫がミックス(雑種)で、外から家にたどり着いた子たちです。
なので年齢はさまざまになりますし、正確な年齢はほとんどわかりません。
小さい子猫のうちにたどり着いた数匹に関してだけは、大体わかりますが。

猫の生活もですが、猫を飼っていて逆に猫に教えられるようなことがたくさんありますので、そんなエピソードを紹介できたらと思います。

エッセイ「猫と記憶とわたし」よろしくお願いします

それではエッセイ「猫と記憶とわたし」
はじまります!

是非よろしくお願いします。


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