ソーシャルディスタンスランを開催しました

どこの業界もですが、ランナー業界もギスギスしていますよね。

マスク着ける着けない。
外は走ってOKかやめるべきか。

などなど、各自の解釈を押し付けてギスギスするのが一番よくないと思います。まずは落ち着きましょう。

日本は、キングダムで政が目指した法治国家です。どんなアスリート、インフルエンサー、専門分野外の教授が事実と異なる声をあげようが、法律に沿って従えばいいのです。

今回で言うならば、特措法第24条第9項に基づき動いていれば、それ以上は各自の判断な訳で、他人と比較せずに必要以上にギスギスする必要は全くないと思います。

厚生労働省のサイトを見ても、健康維持の運動は不要不急ではないのでOK！三密には注意！位のお話な訳です。先日の専門家会議の中継も全て見てますが、マスク着けて走れ！なんて一言も書いていないですよ。

マスクを着けて走る事は立派な事ですが、それは何の為でしょうか？コロナ時期だけの配慮やパフォーマンスでしたらちょっと違う気も・・・危ない感染症はコロナだけではないし、全ての感染症が無くなるまで、夏だろうが何だろうが半永久的に着けるのでしょうか。私は汗疹になるの嫌です・・・

神戸の某ランニングクラブで、ここ数年ずーーーっとマスクを着けて走っている方を知っています。理由は直接伺っていないのですが、それぐらいの信念があれば尊敬できますが、流行的にやるのであれば、自分を苦しめる事になるので、私はやりたくありません。新型コロナが本当に恐ろしいウイルスなのであれば、走ることすらやめます。

あくまで法律以上の事は、価値観と生き方問題。OKとされている事の些細な部分を他人がとやかく言う必要もないと思います。

ちょっと脱線して申し訳ないですが、とはいえ少なくとも５月６日までは極力人との接触はさけるべきの中で、私も２月くらいからずーーーっと一人でジョグを続けてきたのですが、、、

「さすがに飽きた！！！そして5キロ太った(´・ω・`)」

でも我らがGRlab外村キャプテンがやっている室内陸上的な事をやるモチベーションもないし、、、

という中で色々考えてみた結果。自粛警察の方からもクレームを回避できそうなレベルの事で、ソーシャルディスタンスランと銘打った企画をしてみました。

概要はこちらです↓↓

〇第1回三田ソーシャルディスタンスラン
＜概要＞
日時：4月25日(土) 9時スタート　※雨天順延
コース：青野ダム周回路1周8キロタイムトライアル
※申告タイム順で、1分ごとに1人ずつスタートするウエーブスタート
定員：10名（先着）
参加料：無料
表彰：優勝者にLINEpay500円分を事後にスマホから送ります。(優勝者は帰宅後に報告して頂いたタイムを元に決定。決して速い人が勝つのでは無く、優勝者選出ルールは事後にお伝えします)
参加資格：
①自宅から青野ダム駐車場まで、1人で走って来るか、自家用車に1人で乗り運転して往復が出来るランナー
②完走後は、すみやかに自家用車もしくは走って帰宅をする事が出来るランナー
③自宅からの往復で、日用品の買い物など以外不要不急な活動を行わないと約束が出来るランナー
④スタート直前まで、マスク着用が出来るランナー
⑤会場内やコース内で、ソーシャルディスタンス（常に人と2、3ｍの距離を保つ事）が遵守出来るランナー
⑥その他、現時点で行政から促されている注意事項を守り、他の青野ダム利用者にも常識的な対応や判断が出来るランナー
参加方法：個人的に表明して頂ければLINEグループをご招待します。

テーマは、「心はつながり、人と接触しないリアルラン」
あくまで、一人で青野ダムで練習をしている体裁。ただ、ちょっとした心理的なつながりで、その練習を応援したいという企画です。500円は私の自腹ですが、走るモチベーションを頂けたと思えば安いもんです。

開催場所ですが、幸い我が三田市には青野ダムという最高の場所があります。
https://runnippon.jp/kinki/hyogo/course1072/

ここは一周８キロで信号がなく、10m以上の幅の道路が続き、スタート地点に駐車場があり、森林の中を気持ちよく走れて、RUNNETの日本を走ろうの選定コースにも選ばれております。本来もっと人気があっていいはずですが・・・

とにかく人がとても少ない場所です(´・ω・`)

このソーシャルディタンスが可能な場所を舞台に、まずはIさんと協力して三田市ランナーさんへ告知から。すると・・・

なんと、うれしいお声が続々と・・・

みんな寂しかったんですね。すごくわかります。初回開催のこの訳わかわない企画にご賛同頂けてうれしい限りです。

いよいよ当日。想像以上に素晴らしい天候の中で開催となりました。

アップは各自で行って貰い、スタート5分前に各自家用車の中にスタンバイをして頂きました。注意事項だけ改めてLINEなどでご説明し、皆様車の中にいる状態から、申告タイム順に順番にスタート地点へ来て貰いました。

雰囲気を出す為に、離れた所から私がホイッスルでスタートの合図だけ入れまして、1分ごとに順番でスタート。あくまで個人で勝手に走る合図を遠くで出しただけですね。

スタート順は、申告タイムが早い方からスタートして貰い、追い抜きが無いように配慮もしています。運営上、私はかなり遅れて最後尾からスタートしましたが、事前の予想通り、1周8kmで散歩や釣りで来ていた5人程度しか会いませんでした。一般の方との距離もしっかり保てています。

自身の結果は32分24秒(4:03/km)

久しぶりに、モチベーションを持って練習が出来たので、本当に楽しかったです。体は相当重たいですが・・・心だけでも近くに誰かがいる。って事はすごくありがたい事だと改めて思いました。

フィニッシュ後は各自解散。帰宅後に今日のタイムをLINEして頂き、優勝者を決めました。

事前に、今日は「日付25と、フィニッシュタイムの〇〇秒の差が一番近い方が優勝」としておりましたので、今回は参加者の中で一番タイムが遅かったMさんが優勝！結果報告とともに、LINEpay500円分をお送りさせて頂き終了となりました！

事後にありがたいコメントも頂け、こちらこそ感謝です！

この自粛状態は、肉体だけではなくて、心理的にもストレスはたまりますよね。

このような企画は、日ごろ関西のシベリアとdisられ続ける田園地方の三田市だからこそ出来た事だと思いますが、心身の健康の為にそれぞれの環境で出来るアイデアを出し、少しでもランナーのストレスやギスギスが無くなればいいなーと思っています。

多分夜明けは近いです！また制限なく楽しく走れる事を心から祈ります！