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星を見に行きました

人生で初めてです。
最初の1時間は講義室で宇宙や星のお話を聞いて、後の1時間は外に出て天体観望をします。
お話も楽しみにしていたのですが、後半は睡魔でうつらうつら。皆様、勉強している様で天体に詳しい。女性と子供が殆どで意外でした。
敷地内に出ると望遠鏡が3台用意されていました。星の友の会のおじさまがレンズに星を入れてくれました。すばる、アルデバラン、金星、ペテルギウス、シリウス、リゲル、プロキオン、オリオン座、冬の大三角、沢山の星を見ました。
光年、星にも年齢や個性があって、赤い星、青い星、白い星、卵型の星。8光年先の星を見ました。8年前の星の姿を見ていると言うことです。光年とは長さの単位で、1光年とは一年間に光が通過する長さ。
壮大過ぎてぴんとこない。宇宙の中の砂つぶの様な銀河の中の砂つぶの様な星に住む塵の様な生き物が星雲や銀河に想いを馳せるなんて尊過ぎて凄過ぎませんか。想像を絶する天文学的でしかし有限の空間を、気の遠くなるほど無限の浪漫思考で。よくもここまで宇宙の謎を解明したものだと人間の探究心は底無しだ。
小さな事をねちねち言うなよ人間ども。自分の機嫌は自己責任で。空を見上げると、私達を悩ませるものがどれほど些末な事なのかに気づくでしょう。目を向けるべきはもっと別のところにある。私も貴方もこの世に生まれた星みたいなものだとしたら、死ぬまでキラキラしていたいじゃないか。

今度は少し予備知識を持って、眠気のない元気なときに、ゆっくり星空を見上げたいと思いました。

写真は望遠鏡の覗き穴から携帯を当てて撮ったもの。