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たんぱく質が身体にとって重要なワケ

前回の↓でたんぱく質が身体に重要と書きましたが、詳細を書くと記事が長くなるので省略しました。今回は前回記事の補足です。


〈ポイント〉
①たんぱく質は筋肉以外にも皮膚、内臓系、骨、脳などの材料になる。
②たんぱく質には動物性と植物性の2種類がある。
③たんぱく質が不足すると様々な体調不良が起きる。
(肌荒れ、免疫力・代謝の低下、疲れやすい)


①たんぱく質は身体の様々な材料になる。


そもそも、たんぱく質は身体全体における構成比率は16〜20%程度。また、各部位の割合は毛髪は90%、筋肉は80%、心臓は60%、皮膚は60%、脳は45%、骨は30%になります。つまり、僕らの身体にとってたんぱく質はとても重要な栄養になります。

たんぱく質はアミノ酸として血液中に存在します。また、食事で十分に摂取できないとアミノ酸が減少し、筋肉が合成できません。更にエネルギー不足になった身体は筋肉を分解し始めます。つまり、筋肉を維持する為には食事などで定期的にたんぱく質を摂取する必要があります。

②たんぱく質の種類と特徴

たんぱく質には動物性と植物性の2種類があり、それぞれに特徴があります。

□動物性:植物性と比べて、必須アミノ酸の含有量が高い。
□植物性:動物性と比べて脂質の含有量が低い。また、脂肪燃焼効果なども期待できる。

また、摂取するにあたって量も大事ですが、同時に質にも注目が必要です。その質はアミノ酸のバランスによって決まります。

20種のアミノ酸の内9種は必須アミノ酸と言われ、体内では合成できない為、毎日の食事で摂る必要があります。必須アミノ酸はバランスが悪いと、十分に筋肉が作れません。
食品にはアミノ酸スコアというものがあり、食品中のアミノ酸の含有比率を数値化しています。下記の画像を見てもらうとイメージしやすいと思います。

下記の桶に水を入れた場合、左端の桶は100のラインまで水が溜まるので上手く筋肉が合成されます。逆に真ん中と右端の桶は100まで到達せず、途中で水漏れが起きてしまう為筋肉が上手く合成されません。

画像1

出典:国立スポーツ科学センター

③たんぱく質不足によって起きる体調不良。

①でも説明しましたが、たんぱく質は身体の様々な材料になります。家と同じで、材料が足りなければしっかりとした身体が作られず、様々な欠陥(体調不良)が生じます。

・筋肉量の減少
・髪肌の不調
・免疫力・代謝の低下
・疲れやすい

ざっと調べましたが、上記のような症状が出るようです。
健康維持の面も考えると、体重1kgあたり1gのたんぱく質。つまりは、体重60kgの人はたんぱく質60gの摂取が1日あたり必要です。

今回はたんぱく質の話でした。補足編は一旦終わりにして、次回は本編に戻ります。

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