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35.「今年、くろぎが成長できたこと」2020振り返りと2021に向けたお知らせ

こんにちは、くろぎです。

今年も早いもので残り1日ですね。激動の2020年でしたね。
今日は久々に髪をさっぱり切り、人生初の痛風鍋をキメてきたので上機嫌です。帰り道の風が寒すぎてマジでびびった。

本日のお題はこちら。

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一年の締めくくりにぴったりなお題ですね!

今年は成長よりも反省の機会が多い一年間だった

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これもある種成長なのかもしれませんが、今年は素直に自分を褒める!ということよりも反省する機会が多い一年だったなぁと思います。

もちろん、要所要所で頑張ったな私……ってなったこともありますよ!圧倒的粗利額の案件数を担当して全社表彰されたりもしてたので!

ただ、今までの人生はどちらかというと自分の強みに焦点を当てて、それに特化して生きるスタイルをとってきたんですね。なので、自分の弱みとか足りないモノもわかっているようでちゃんと把握しきれていなかったなぁと数々の場面で痛感しました。

一年間を通して反省したことの一部をここでまとめようと思います。

反省⑴:社会人としてあまりにも落ち着きのない1年だった

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これが最大の反省。というかこれしかない。

2020年1月末に新卒入社の会社を退職していますが、2020年12月末の現在は4社めの会社に在籍しています。転職・退職関係の記事は過去記事をどうぞ。

基本的に私は「人生におけるあらゆる選択は、周囲の人間に迷惑や害を与えない、もしくは最小限に抑える努力をするのであれば選択に伴って発生する責任を取るのは自分なので好きなようにしていいんじゃないか」というスタンスを持っています。

転職はその最たるものです。過去の記事でも書きましたが私は転職を悪とは捉えていないということに加え、絶対に現状よりも良い環境・待遇という部分で妥協さえしなければ転職して後悔することはないと思っています。

さらに、養う家族がいない独身OLが職を変えることで誰かに重大な迷惑をかけるとは思っていなかったため、一度自分が納得さえしてしまえば転職GOGO〜!って感じで決断していました。

現に、今日に至るまで「転職して良かった」と心の底から思うことはあれど、「やっぱり前の職場のままでもう少し頑張れば良かった……」と後悔したことは一度もないです。

というのも、新卒入社の会社を辞めた理由は少し違いますが、2、3社めの会社については環境由来のストレスによる体調面の懸念を看過できないことを理由に辞めているので、個人的にはこれらの転職はこれから先も働き続ける自分の身を守るためにはやむなし(入社前に見抜けなかった過失はあるが)と思っているためです。

ただ、転職ってやっぱり周囲が「自分」という人間を評価するときの大きな判断材料だよなぁという当たり前のことに気づいたんですよね。
しかも、ここでの評価っていうのは、「落ち着きのある人物・責任感・誠実性・信頼」っていう部分にダイレクトに響いてくるものなんじゃないかと思っています。

特に3社めから4社めの転職の時期は普通に体調も崩してしまっていたことと、半分ネタな感じで日々の残業をツイッターで発信していたこともあり、友達と会うたびに「くろぎ本当に大丈夫……?」「会うたびに何かしら新たな悩みを持ってる気がする」「早く平穏な人生を送ってほしい」「最初話を聞いたときは良い会社っぽかったのにね……」って声をかけてくれることが多かったです。

こういう優しい反応もあった一方で、内心(会社が悪いというよりもくろぎ個人のストレス耐性の問題もあるんじゃないか……)と呆れていた人も当然いたんじゃないかなぁと思います。
そして、体調を崩して転職しようか悩んでいることを彼氏に打ち明けてから最初に会った時、ご飯を食べながら苦笑を滲ませるというか、なんとも神妙な表情でぽつりと
「俺の職場にも職を転々と変えてきた30代の人がいるけど、ああいう感じの人になってほしくないな」
って零したのが結構こう、きたんですよね。
(体調を崩したのであれば長期的になってもいいから一度しっかり休んでから仕事のことを考えた方がいい、ということをちゃんと伝えてくれたうえでの発言ということは補足します)

結局この時は医者から診断されていた「適応障害」は原因となる環境を変えれば快方に向かうと聞いていたことや現実的な収入の問題、そして毎月誰かしらが離職しているような環境だったこともあり、長く在籍するメリットよりも自分への危害の方が大きいと判断して転職を決行しています。

しかし、周りに迷惑をかけないならなんでもOKってわけじゃないことに気付かされたのが本当に大きかったし、見捨てず静観してくれる周囲の人たちに頭が上がらない一年でした。

仕事との向き合い方って社会人として・一人の責任ある成人として評価される際に重視されることを身をもって体感しました。
一つの職場で腰を据えて働くことが一般的に良しとされている以上、自分がいくら転職してきた過去を後悔していないとはいえ、そこにマイナスの目を向けられることがあったり、人としての信頼度を自ら下げてしまうことを覚悟の上で決断を下さないと、将来的に苦しむのは自分であることは肝に銘じないといけないと思いました。

反省⑵:新しい趣味を増やす動きや好奇心が弱かった

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これは地味に今年めちゃくちゃ痛感しました。
これって結局人としての余白とか面白みの部分に直結してくるので、趣味が増やせなかったり知的好奇心を持てなくなってしまってはただの仕事ロボですからね。

コロナの影響で特に今年の前半に積極的に外出できなかったことも大きいですが、自発的に見つけた新しい趣味ややってみたかったことの実現、今年初めてやってみたことっていうのがわりと少ない1年間だったと思います(一人暮らしを始めたという変化は唯一大きいかも)。

もちろん、「他人から勧められて広がった世界・知見」という部分においてはこれまで同様、むしろ例年以上にいろんな人のおかげで吸収できたものが多かったです。
ただ、「私から何か他人に新しい世界や刺激を与えることができたか?」という部分でいうと、全然だったなぁという気がしています。からっぽ。

自分の世界に他人を巻き込めるような力はもちろん、これは巻き込みたい!と思えるようなお気に入りをガンガンみつけて享受し、発信していくアンテナ感度はちゃんと持っておきたいなと思います。

平日も楽しめるような大人になることが私の人生のテーマだからな……
来年は一人でも楽しめる趣味としてベタだけど気が向いた時にレトロ喫茶巡りとかして、インスタのレトロ収集を充実させたい気持ちがある。写ルンですが楽しかったからまた機会を見つけて撮りたい。

そして漫画喫茶の常連になりたい。地味に読みたい漫画は多いんだけど普段生活していると「読もうと思えばいつでも読めるから今度でいいか……」って謎に後回しにするけど、そうじゃなくってちゃんと時間を作って娯楽に触れる時間を持ちたい。最近だとチェンソーマンをちゃんと読みたいのよな。

ふらっと温泉旅行にも行きたいしご当地グルメの○○を食べる!っていうテーマで思いつき日帰り旅行とかもしたいんだよ本当は〜〜〜〜〜!!!!コロナふざけるなよ〜〜〜〜!!!!

そしてマスクしなくていい世界になったらガンガンサイクリングしたい、本当は。マスクして自転車を全速力で漕ぐと息が辛そうで乗ってない(全速力でこぐな)。

あと、新しい趣味でもなんでもないけどカラオケめっちゃ行きたい。今年はさすがにカラオケ行きにくい状況下だったから全然歌ってない。

この他にも細々とした反省点はたくさんあるんですが、それは個人宛のものが多くなりそうなので、ここからは2021年に向けた決意を一つ、書かせていただきます。

お知らせと決意:2021年春より取締役に就任します

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オフィシャル発表はこれが初です。
2020年最後の波乱の正体はこれでした。

2021年の春より今在籍する会社の取締役に就任する運びとなりました。
承諾の返事はまじで数日前に社長にしたばっかりです。
弊社史上最年少の女性取締役として職務を全うする所存。

これは反省⑴を踏まえた上での決断でもあります。
はたからみると落ち着きのない人生をこれまで送ってきた24歳の私が、これから先の人生を見据えた時に、誠意と覚悟を持って生きたいと心の底から思い、思い切って選んだ道です。

このお話は社長と取締から直々に頂いたのですが、正直かなり怖気付きました。

取締役は社員ではないため、労働基準法が適用されないので残業代や有給という概念がなくなること、一度就任すると任期の10年間はクビにならない限り会社を辞めることができないというちょっと特殊な条件もそうですが、何よりも、まだまだひよっこの私が経営側から事業に携わる器量があるのかという部分が甚だ疑問で即答で「やります」と返事ができなかったのです。

地味に「10年間」という人生においてある程度まとまった年数に関わってくる決断を下す覚悟を今までに持ったことがなかったのも悩む一因でした。

まさにこの記事で少し書いた、

大きな転機になるようなライフイベントであればあるほど「なるようになる」「その時が来たら考える」精神が大きく作用している気がします

が想定よりも早く来たって感じですね。

10年間、東京で働き続ける。これがどういうことを意味するのか。

私自身、東京から出て行きたいと思ったことはないものの、例えば結婚を考えている相手が転勤します!とか、東京から出ないといけない!ってなったときに自分が足かせになってしまって別れざるを得ないとかなったら嫌だなとか、10年後といえば34歳なので子供を生んでいる可能性も十分ある年齢じゃないですか。今は結婚もしていないので子供を作る予定は一切ないですが、仮にこの先10年の間に新しく家庭を持つことになった時に、私は何かを犠牲にして働かないといけないといった状況になることはあるのだろうか……といった調子で、近い将来に起こりうるライフイベント込みで毎晩考えました。

ただ、育休産休あたりの前例が社内にないからこそ取締となった私が率先として先例になるべく制度を整えていくことも一つの役割ではないかと思ったこと、取締という責任ある立場を今引き受け、試行錯誤しながら全うすることで一人の社会人としての覚悟を体現するにはこれ以上にない機会だと確信しました。

さらに、家庭や子育て、プライベートなど、自分にとって大事な何かを犠牲にして働かないと取締は務まらない、という既成概念をぶっ壊すような存在に自分がなればいいのか、と思ったのでワークライフバランスは絶対に死守するつもりでいます。そのための制度、体制作りにたゆまぬ努力を注ぎ込みます。

そして、まだまだ未熟ではあるものの、私が学生時代からWeb業界に飛び込んで身につけてきた経験や武器を活かせるフィールドがあるのであれば、私の持ちうる能力をフル稼働し、事業スケールの一翼を取締という権限ある立場から担って推進したいという野望が静かに燃えたことで承諾する決意をしました。

ここで怖気付いて辞退し、会社員のまま34歳までキャリアを積むのと、覚悟を決めて取締役のキャリアを積んだ34歳になるのであれば、後者の方が圧倒的に強そうだし、カッコ良いじゃないですか。そこも大きいですね。

……と何事もなかったかのように書いてますが、自分一人で決断を下すのは怖かったです。今後の人生を大きく変える話なので。

恐怖から逃れたかったのか、何か自分にとって自信がつくような言葉が欲しかったんでしょうね。彼氏にも取締の話を受けようか悩んでいる、と返事の期限まであと数日、というタイミングで相談しました。どう思う?と。

この時、彼氏から出てきた言葉が
「いいじゃん!頑張れよ」
でもなく、
「ん〜、やめておいたほうがいいと思う」
でもなく、
「俺は賛成も反対もできない。取締になるかならないかは自分の選択に責任を持って決めるしかない」
という旨の言葉だったのがめちゃくちゃよかったなぁって思っています。

おそらく、相手の中で(またこいつは茨の道を進もうとしている……同じ失敗を繰り返すんじゃないか……)って不安やら呆れに近い気持ちも、ほんの少しは生まれたんじゃないかなと思っているんですが、それをあからさまにぶつけず、あくまで私の意思で決めるべきという姿勢を見せてくれたことが嬉しかったです。
ここぞという時の言葉の冷静さというか、当たり前なんだけどなかなかそこをブレずに率直に投げてくるところが本当に信頼できる。

この言葉を胸に、私は覚悟を持つことができたと言っても過言ではないです(良い話)。

そのため、私にとって2021年は新卒3年目と社会人が徐々に板についてくるタイミングでキャリアが大きくステップアップする転換期を迎えますが、これまでどおり私らしく、でも腰は据えて、肩の力は程よく抜きながら頑張っていくつもりですので何卒よろしくお願いいたします!

これ、年内にちゃんと決めて報告できてよかったなぁ、みなさん良いお年をお過ごしください!

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