62.「他人や環境から自分の精神安定を守る方法」

なかなか更新できなくてすみません、くろぎです。

noteを毎日更新していた頃の余裕が欲しい今日この頃。最近平日に仕事を終えて家に着くとめっちゃ長時間労働したとか、体力仕事があったとかでもないのにぐったりするんですよね……😭糖分が足りてないのでしょうか。

平日は特に脳死でツイッターを更新することしかできないけど、あまりにも虚無すぎるので明日からは無為なSNS更新を控え、noteの更新はできなくてもせめてもう少し有意義な1日になるような時間の過ごし方を実践したい所存。

さて、本日のお題はこちら。

これこそまさに人によると思うんですが、精神安定を脅かす要素が「他人」「環境」それぞれのケースにおいて私だったらどうするかちょっと仮定して考えてみます。

精神安定が脅かされる時ってどんな時？

いろんなケースが想定されると思いますが、くろぎの場合は下記のような場合に精神安定が崩れることが多いかもしれないです。

・自分一人ではどうしようもない不条理に巻き込まれた時
・相手の思惑が全く読めないことにより不安・不満が生じた時
・自分の存在価値を揺るがす扱い・出来事に遭遇した時

これらを前提としてお話していきたいと思います。

他人が原因の場合①：「悪意」ありきで相手を解釈しない

まず一つ目がこれです。自分の精神安定を脅かしてくる相手の言動が自分と異なる価値観・正義・立場に由来している可能性が高い場合は有効かもしれません。

具体的にはあらゆる人間関係における喧嘩、すれ違い、マウント合戦、叱咤が想定のケースとして考えられます。ただ、叱咤（職場など）は程度によっては議論の余地なく相手が「悪」になるので然るべき相手への報告と相談もお忘れなく。

簡単に言えば「相手は全く悪気がないんだろうな（＝こちらの精神安定を脅かす意図はない）」という前提を自分の中で持った上で、相手がなぜそのような言動を取ってきたのかを考えて理解しようとする、という感じですかね……。なんなら相手の言動は自分の言動へのリアクションである以上、相手がその言動を取った原因がこちらの言動にあるケースも十分考えられます。そうでなくとも、自身も日常を暮らしている中で意図せず相手の精神安定を脅かしている恐れがあると考えると、一概に「こちらが不快に感じたから相手が悪」で終わりにしてしまうと、解決出来るものも出来なくなっちゃうのかな、と。

つまり、相手に干渉してこちらにとって害となるモノを遮断！除去！というより、こちらの視点と受け取り方を工夫することで不快な感情を分解し、「相手の言動を理解する」ことで溜飲を下げるものになります。

どうしても自分の平穏を奪うような、衝撃的な言動を取ってくる他人と対面してしまうと瞬間的に「なんでそんなことができるんだろう」と、善悪判断でいえば「悪」、マイナスのフィルターをかけて相手のことを評価していると思うんですよね。

ただ、そういう時こそ少し意識してでも「自分が直感的に感じたこと、考えたこと」から抜け出して、「相手にとっての事実」は何かを知ろうとしない限り、本当の意味で他人を理解することは出来ないのかなぁという気がしています。これは私の過去の反省も踏まえて、です。
その理解する過程でやっぱり相手が悪いな、悪意がないと成立しないな、筋が通っていないな、という結論に至ったらそれはそれでこちらが次にとるべき行動が決まるので良いと思います。

言うまでもないですが、これはある程度相手と接する機会が日常的にあり、且つ相手への信頼というか、「善人」であって欲しいという期待がわずかでも存在している相手じゃないと成り立たない対処法になると思います。

無論、そうでない人が相手であれば「訳わからんやつだな、私にとって害悪な敵だわ」で切り捨てて終わりにするのが一番手っ取り早く心の平穏を取り戻すことができるからです。

そう切り捨てられない相手だからこそ心の平穏が崩れて苦しむこともあるのかなと思うので、そういう時はこの方法を試してみてください。

まぁこの対処法の最大の弱点として、相手の言動がこちらが解釈したような善をベースにしていなかった時……つまり相手が悪意を自覚してその言動を取っていたことが発覚した時、阿鼻叫喚の地獄が広がります。自分にとって都合のいい虚構を信じていたに過ぎないからです。とはいえ悲しいですが人を信じて生きていくという選択を取る以上、これは完全に避けることの出来ないリスクな気がします。

「相手を信じる余裕や義理がない」、「自分の平穏がなによりも一番大事だ！」という方は②の対処法をとっていきましょう。

他人が原因の場合②：距離を置く

①で長々と書きましたが対人間関係における心の平穏の維持で一番シンプルかつ確実なのはこれです。友人や恋人が相手の場合、今日から実践できる一番の方法だと思います。

ただ、仕事関係……職場の直属の上司、のような相手の場合はそう簡単にはいかないよ……と落胆するかもしれません。とはいえ個人的には「異動」「転職」のような選択肢であったとしても精神安定の阻害具合によっては積極的に選ぶべきだと思います。

なんであいつのためにこっちが「逃げ」ないといけないんだ、と思うかもしれませんが自分を守ることは「逃げ」ではなく「攻め」の姿勢だと個人的には思います。防御は最大の攻撃って言いますし（？）。戦略的撤退も時には必要です。

この記事では深い言及を避けますが、家族が相手の場合も「距離を取る」というのは一番有効だと思います。

他人が原因の場合③：他人に関心を持たない

①と真反対なことを言っていますが、実は①と②の中間案……一番現実的に取ることの多い対処法がこれだと思っています。というか、①で

「訳わからんやつだな、私にとって害悪な敵だわ」で切り捨てて終わりにするのが一番手っ取り早く心の平穏を取り戻すことができる

と書きましたが、それです。

他人から精神安定を脅かされる時って「相手が何を考えているのか」「相手の目に自分はどう映っているのか」のように、ある種相手へ関心を持ってしまっているが故に無駄に疲れることもある気がします。つまり、周囲にアンテナを張りすぎていることで不要な雑音を拾ったりジャミングされる機会が増えてしまい、結果ストレスを多く抱えてしまっているのかなと。

あえて文章を崩して書くなら、自分の好きな人以外のよくわからん赤の他人からの言動によって不快になった時、それにいちいち悩んだり心を痛める時間がもったいないので「お前のことなんか知らね〜〜〜よ！ば〜〜〜〜か！！！！」とべろべろばーしつつ、何か直接言われた時だけ脳死で相槌打っておけばいいと思います。モブが何か騒いでるな〜くらいの感覚で深く考えず開き直って生きましょう。

周囲の人間は思っている以上にあなたに興味もなければ何かあなたに対して取った言動の責任を取ってくれるわけじゃないです。なので、あなたもあなたが大事にしたいと思っている人以外から精神の安寧を邪魔されたらそれ相応の対処で片付けていいんです。大丈夫です。

環境が原因の場合：環境、もしくは自分を変える

そして環境が精神安寧を脅かす原因となっている時の対処法ですが、すみません、上で長文を書いてめんどくさくなって投げ出したわけではなく、マジで環境を変えるか、自分が変わるしかないと思っています。

もう少し詳しく言うなら、今の環境が自分にとって何らかの苦痛や違和感、不都合を生み出しているのであれば今いる環境を去り、違う環境に身を置くしかないと思っています。

正確には今いる環境を「改善する」という意味で変えることも不可能ではないですが、薄々お気付きの通り、自分一人でどうにかするのは極めて困難なこと、複数人で手がけたとしてもかなりの労力と時間を要します。言うまでもなく多くの要素が複雑に絡み合うことで今の環境たらしめており、何か一部分を変えるにも、付随して周囲の要素も抜本的に変えないといけないからです。

おそらく、環境が原因で精神安定を害されている人ってその事実を認めてしまっているからこそ余計に絶望感だったり不安に襲われている気がしています。だからこそ、自分が適応できる環境を探してそっちに移ることが唯一にして最大の解決策だと私は思います。

ただ、一歩立ち止まって考えてほしいと思うことは「環境が原因」と「自分が原因」は紙一重だということです。

勘違いしないでほしいのですが、仮に「自分が原因」だったとしても、それがイコールで「あなたが悪い」とは言えないケースもたくさんあります（逆にあなたが悪いケースも当然ある）。明らかに自分に過失がある場合は話は別ですが、どうも環境と自分のマッチングが良くなかった、という話であれば次回以降の選択に生かすべくその点を慎重に検討するのが良いかなと思います。

正しい、正しくないは一旦置いておいて、自分の精神安定を図るという目的を第一に考えるのであればシンプルに自分自身の何かを変えるか、身を置く環境を変えるのではどっちの方があなたにとって負担が少ないか？という観点で考えるのが良いかもしれません。

なんだか抽象的な話に終始してしまった気がしますが、いかがでしょうか。いろいろ書きましたが結局自分自身が心地よく生きられる選択であれば何でも正解になると思います！ぜひ、自分の心の声に耳を傾けて納得のいく身の振り方を決めていきましょう。

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