にっき
押し入れを整理していたら、子供のころに書いた日記が出てきたので、
せっかくなので、公開したいと思います。
くろがねです。m(__)m 今日も遊びに来てくれて有難う御座います。
今日は何だか、甘いものがたくさん食べたい気分です。
では！スタート！
シュー シュー シュー
もう、むちゃくちゃだ。
ぼくはあせった。なんとかしなくちゃ。
でも、どうしたらいいんだ？
そうだ、日記、日記だ。
ぼくは、つくえにむかって、日記をひろげた。
かあさんのくびがのびている絵がかいてある。
シュークリームがふっている絵もかいてある。
この日記のとおりになってしまった。
なんとかしなくちゃ。ぼくは頭をかかえた。
そのうちに、外で人がさわぎはじめた。
ぼくには、なんのさわぎか、すぐにわかった。
「シュークリームだ・・・」
上のほうから、シュークリームのなき声が聞こえた。
シュー
ぼくは、こわくなってきた。
なき声が、だんだんふえてきた。
あっちのほうから、シュー。
こっちのほうからも、シュー。
聞こえる、聞こえる。
シュー シュー シュー
ぼくは、こわごわ、まどから顔を出して、空を見上げた。
「うへーっ！」
いる、いる、いる、いる。
なん百個、なん千個というシュークリームが、空いちめんにうかんでいた。
シュー、シュー、シュー、シュー、シュークリームだらけ。
シュークリームはいまにもふってきそうだった。
あしたの日記を書こう 矢玉 四郎
＜あとがきより一部抜粋＞・・・ばかな事を考えるのは、あんがいむつかしいことなんだ。自分の感じたこと、考えたことはちゃんといえるようにならなくちゃいけない。ばかなことをはっきりいえなくちゃいけないんだ。人に笑われても、おこられてもいいんだ。学校では教科書をおぼえればいいかもしれないが、遊びには教科書はない。自分で新しい遊びかたをつくらなきゃおもしろくない。それと同じで、おとなになったら自分の教科書は自分でつくらなくちゃいけないんだ。だから、いろんなことを考えることのできる頭をつくっておくことだ。
というわけで、今日は4/1という事で、アレでした。
今日も最後までお読み頂き、また、貴重なお時間を頂きまして有難う御座いました。
では！また！
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＜参考引用＞
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